りくひろブログーIT転職の歩き方ー

転職したいIT関係者・SEの皆様に、活動に役立つ情報を提供するブログです。

電話面接の際の4つのコツ

転職活動における面接は、最近では対面のものにとどまらず、電話面接やWeb面接も増えてきています。聞いたことはあるけれど、実際に受けたことはないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、今後はよりリモートでの面接が増えていくと考えられるため、今後の転職活動では、リモート面接に当たる可能性は高くなります。本記事から数回にわたり、リモート面接の対策についてご紹介したいと思います。

 

 

何故リモート面接が増えているのか?

最近はリモート面接(電話面接・Web面接)増えている、とお話しましたが、これには理由があります。

■遠隔地の優秀な応募者を取りこぼさないようにするため

■応募者を迎え入れるための準備が不要なので、スピーディに面接、足切りできるため

特に外資系企業の1次面接などでは、リモート面接が増えているようです。私もこれまでの転職活動で、電話面接を3回、Web面接を3回ほど経験しました。

リモート面接とは言えど、基本的には普通の面接と同じ対策はしておくべきですが、リモート面接特有の注意点もあります。今回は、特に電話面接にスポットを当てて、対策と注意ポイントをお伝えします。

 

電話面接を受けるのに準備しておくこと

落ち着いて電話面接を受けるために、事前に準備しておくべきことがあります。面接の最中にあたふたしてしまうことがないようにしっかり確認してください。

 

筆記用具・資料を手元に用意しておく

筆記用具・職務経歴書や面接時に見る資料はあらかじめ手元に置いておきましょう。面接が始まってから取り出していたのでは、気持ちも焦ってしまいますし、面接官側に探している音が聞こえてしまうかもしれません。

 

電波が良く、静かな環境を確保する

電話面接では、普通の面接より相手の言っていることが聞き取りにくいです。ですから、できるだけスムーズに面接を進められるように、電話する際の環境を整えることが大切です。

最も良いのは、自宅で一人になれる部屋で電話を受けることです。自宅ではよっぽど電波が悪いとか、うるさくて会話にならない、というようなことがあれば、落ち着いて電話を受けられ、集中できる場所を確保してください。

 

電話面接を成功させる4つのコツ

電話面接での質問内容や受け答えの内容は、基本的に通常の面接と変わりません。ここでは、特に電話面接を成功させるために必要なポイントについてお伝えします。

 

1:明るくはきはきと話す

普通の面接では、声以外にも表情や身振り手振りなどで面接官とコミュニケーションを取ることができます。しかし、電話面接では声の情報でしかコミュニケーションが採れません。つまり、声のトーンや話し方が最も重要になるのです。

電話面接の際は、普段面接で心がけている話し方よりも更に、少し大げさなくらいはきはきと、語尾までしっかり話すと良いです。どの程度にすればよいのかわからなければ、一度自分の声をスマホなどで録音してみると良いでしょう、恐らく、自分が思っているよりもはきはきとは話せていないはずです。

 

2:自信を持って話す

1と少し重なる部分もありますが、自信の有無は声色やトーンに如実に現れるものです。面接官は電話であなたとのやりとりを通じて、電話応対力・コミュニケーション力を評価します。電話面接ではつい疎かになってしまいがちですが、相手には見えていなくても、背筋を伸ばして胸を張り、笑顔で話すようにしましょう。

自信を持って話すことで、面接に対する積極性も面接官に伝わるはずです。

 

3:質問に答える時は、短く端的にする

面接官からの質問に答える時、短く端的に答えましょう。これは通常の面接でも求められるポイントなのですが、電話面接の場合は声だけで伝えなければならないため、長々話をされてもなかなか伝わりにくいものです。そのため、できるだけ余計な部分を省き、短くわかりやすい答え方を心がけましょう。

 

4:相槌を打ちながら話す

通常の面接ならば、最悪頷いているだけでも話を聞いているということは伝わります。しかし、電話面接は声だけのコミュニケーションなので、こちらができるリアクションは相槌だけです。相手の話す内容に相槌を入れながら話すと、相手に『話をしっかり聞いている』と思わせることができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、電話面接を乗り切りためのコツについてお伝えしました。電話面接では、企業に出向いたりせず、気軽に選考を受けられる手段の一つですが、だからといって気を抜いてはいけません。質問内容に対する注意ポイントなどは、通常の面接と同様です。上記のことを念頭に置いた上で、しっかり事前対策と準備を行った上で、臨んでください。

 

※面接における質問例については記事をご覧ください。

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文系SEりくひろの転職体験記#2-6「応募企業の選定」

※前回の記事はこちら

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彼女との件をどうしようか…という問題は残りつつも、ひとまず利用予定の3エージェントとの面談を終えた私は、次に応募企業の選定を行いました。

 

1.応募企業

応募企業の選定は、自分であらかじめ設定した軸を基に自分で選んだ企業と+キャリアアドバイザーから紹介された企業という構成で行いました。

当時の売り手市場の過熱ぶりを表すように、お目当ての企業の求人はすでにキャリアアドバイザーから送られてきており、目当ての企業を探すだけで済みました。

 

※企業選定の軸についての詳細はコチラ

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以上を基準にして、具体的には以下のような企業を応募企業として選定しました。

 

大手コンサルティングファーム

  • デロイトトーマツコンサルティング
  • PwC Japan
  • KPMG
  • EY
  • アクセンチュア
  • ベイカレントコンサルティング
  • 野村総合研究所(NRI)
  • アビームコンサルティング
  • クニエ
  • etc.

 

中小コンサルティングファーム(ベンチャーに近い?)

  • ビジョンコンサルティング
  • マネジメントソリューションズ
  • ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ ※日本ユニシスグループ
  • etc.

 

SIer

  • NTTデータ
  • 日本IBM
  • 富士通
  • 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
  • SCSK
  • 電通国際情報サービス(ISID)
  • 新日鉄住金ソリューションズ(NSOL)
    ※現在の日鉄ソリューションズ
  • etc.

 

一部ベンチャー系の小さな企業もありましたが、当時社員数700名程度の小さなSIerに勤めていた私からすれば、どこも立派な企業ばかり。『本当にいけるかな?』と少々の不安を覚えつつ、『いや、やるしかない!』と自分を奮い立たせ、選考の準備を始めました。

 

残念ながら応募断念した企業たち抜粋

  • NEC
    業界仲間からの情報 & 両親の友人でお勤めの方からの情報で、経営状況的にも、社内情勢的にも非常によろしくない状況が見えたため、応募断念。
    また、当時はまだ通勤電車で揉みくちゃになりなら武蔵小杉に通勤している人がたくさんいたため、「あの中に飛び込むのはなぁ…」というのもありました(笑)

  •  日立製作所
    日立系は体育会系で激務、というのは業界の中でも割と有名な話でした。
    こちらも知り合いの方が激務で体を壊す&あまりの勤務実態に労働基準監督署の監査でNGを喰らい療養を兼ねて1年ほど休んでいた、というようなこともあり、『その体質はそう簡単には抜けないだろう』と判断して応募を断念しました。
    現職に入社後、ここにお勤めの同世代の方とプライベートでお会いする機会がありましたが、やはり激務のようです。

 

2.情報収集

いくら大きくて立派な企業とは言っても、自分の肌に合わないことだってあります。入社してからそれがわかったのでは泣けてしまうので、事前の情報収集は必須です。方法は前回と同じ、企業口コミサイト + キャリアアドバイザーからもらう内定&入社者からの感想です。

 

※情報収集の方法についての記事はコチラ

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3.応募書類整備

主に職務経歴書を整備しました。転職エージェントでの面談の際に、一応書いたものを持っていくのですが、そこで添削してもらった上で、指摘事項を反映したものを用意しました。基本は前回2016年時の職務経歴書に追記する形でアップデート。2社目での経験業務について記載します。

この時、リクルートエージェントとアクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーからもらえたフィードバックは非常に有用で、以下のようなことを言われました。

 

  • 経験業務は達成したこと、自分なりに工夫したことを入れること
  • マネジメント経験は、何人程度、どの程度の規模のPJなのかを明確に書くこと
  • 転職後のキャリアイメージを具体的に書くこと
    それによって、転職後の就労意欲や、自立性を持ったキャリア構築の意思があることをアピールできる

 

ちなみに、DODAのキャリアアドバイザーは、担当者を変えてもらったものの、あまり有用なアドバイスはいただけませんでした(笑)

ここで、私の中で『あ、今回のDODAのアドバイザーはダメだな』という風にジャッジが下り、『既に1度担当者の変更をしてもらっているので、今後はDODAには求人紹介と日程調整や応募等の事務手続きに徹してもらおう』とモードを切り替えました。

 

4.いざ応募!

書類応募をしつつ、並行して企業への応募を始めます。今回も仕事を持ちながらの転職活動ですし、東京の企業の選考も受けるため、日程調整は慎重に行わなければなりません。キャリアアドバイザーと相談しつつ、応募する順番を考えながら進めていきました。

この時、当時勤務していた企業での仕事が忙しくなり、終電まで仕事をして、帰ってから応募書類の整備や適性検査を受けるような生活スタイルとなってしまいました。1日3時間くらいしか睡眠時間が取れておらず、徐々に疲労が溜まっているのを自分でも感じていました。これが後々ひと悶着起こすことになります…(笑)

 

5.今回の教訓

  • 「大企業だからOK!」という安直なノリで応募企業を選ばないこと。大企業でも自分の肌に合わない企業はある。
  • 自分にとって有用なアドバイスをくれるキャリアアドバイザーか否かを見極めること。そこがダメなアドバイザーなら、担当者を変更してもらうか、事務手続きに徹してもらうこと。
  • 日程調整は慎重に。キャリアアドバイザーときちんと認識合わせしながら進めないと、めちゃくちゃな日程で面接を組まれてしまう。

 

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文系SEりくひろの転職体験記#2-5「アクシスコンサルティングとの面談&彼女に相談」

※前回の記事はこちら

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1.アクシスコンサルティングとの面談開始

DODAとの面談から1週間ほど経ち、今度はアクシスコンサルティングとの面談です。千代田区の麹町に本社を構える、コンサル専門の小さな転職エージェントでした。今回の転職活動で、初めてコンサルティングファームの選考に挑戦することもあり、1社はコンサル専門のエージェントを利用しよう、と考えて決めたところでした。こちらは名古屋には拠点がないため、電話での面談となりました。

 

面談の際にキャリアアドバイザーにインプットした内容はリクルートエージェントとDODAの時と同様で、以下の通りです。

 

①応募企業の要件 

  • 億単位の大規模案件に携わり、将来的にマネジメントを担うことができること
  • 新しい技術のキャッチアップを案件や研究として実施できること
  • 顧客のIT戦略の立案から携われること

②応募企業群 

  • 元請けSIer
    exp)富士通、日立製作所、NTTデータ、NRI、NEC、CTC、ISID、SCSK、NSSOL etc.
  • コンサルティングファーム(ITコンサルタント職) ※特に狙いたい企業群
    exp)アクセンチュア、BIG4、アビーム、クニエ、日立コンサルティング etc.
  • その他エージェントのおすすめ企業

 

そして、ここでも私の市場価値を客観的に見た場合、上記のような企業群への入社が現実的なのかどうかを探るため、

③通過可能性 

も気を遣わずにはっきり教えてほしいとお願いしました。

 

また、リクルートエージェントでのキャリアアドバイザーのコメントがかなり有用だったため、合わせて伝えました。

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2.キャリアアドバイザーからのコメント

キャリアアドバイザーの男性は、私の話を一通り聞いた後、以下のようなことを告げて来ました。

 

未経験からのコンサル転職ついて

コンサル未経験とのことだが、SEとして上流工程の経験もあり、29歳という比較的若い年齢なので、受ければ通る可能性は非常に高い。

 

応募企業群について

 

BIG4やアクセンチュアも大丈夫だし、他のコンサルティングファームも可能性はある。ご存知ないところもあると思うので、合わせてご紹介したい。

 

希望年収について

700万は順当。一定ライン以上のコンサルティングファームだったら、700万を下回る金額で提示はしてこないだろう。仮に800万とか言われたら、よく見極めた上で決めた方が良い。少なくとも向こう数年間は働き続けるのだから、労働環境等の見極めも大事。

 

企業情報・選考に関する情報提供

情報提供は基本電話で行い、フェルミ推定やケース面接についての情報も提供する。企業やポジションによってケース面接を実施するか否かも変わるので、そこも合わせてお伝えしたい。この点は大手エージェントではサポートされないと思うので、期待してほしい。

 

転職先企業の勤務地

コンサルティングファームの本拠地はほぼ東京に集中しているため、名古屋に残って仕事をしたいとなると求人数は減る(ないことはないが)。東京でならたくさん求人を紹介できるので、ぜひ上京を前向きに検討してほしい。

 

3.アクシスコンサルティング面談総括

リクルートエージェントやDODAに比べると、30分程度で面談が終了したので時間は短かったですが、必要なことを端的に適格に伝えてくださるアドバイザーさんでしたので、確認したいポイントを押さえることができました。

また、企業毎の選考にどんな傾向があるのかも、リクルートエージェントやDODAよりも詳らかに教えてくださったので、信頼感を持ってお願いすることができました。

 

4.彼女に相談

さて、大きな壁の一つ。当時交際中の女性がおり、転職活動をすることは伝えていたものの、東京への移住話が急遽出てしまったため、改めて相談しなければならなくなりました。この時点で、私の中では『もし東京の求人に決まって上京することになったら、「一緒に来てください」と言おう。断られたら、別れて1人で上京しよう』と決めていました。

 

りくひろ「こないだ転職エージェントの面談に行ってきてさ」

彼女  「ふ~ん。なんだって??」

りくひろ「今は売り手市場で求人も多いから、大手のSIerやコンサルでも多分通るし、年収UPも望めるって言われた」

彼女  「良かったじゃん!」

りくひろ「ただ、1つ言っておかなきゃいけないことがあって、希望するような求人は東京の方が多いと言われた。次の会社からまた転職する可能性も考えると、上京するとしたらこれが最後のチャンスかなと思ってる。だから、東京と名古屋の求人両方受けようと思う」

彼女  「上京…だと…?」

それは予想外と言わんばかりに考え込む彼女。まぁそりゃそうですよね。

りくひろ「もし、東京の求人に決まって上京することになったら、一緒に来てほしいと思ってる。勝手を承知で」

彼女  「…いや、私は行けない。仕事のことはともかく、親元を離れるのは嫌」

りくひろ「そうか、わかった。まだこれから受けるところだから、決まったら言うね」

彼女  「…わかった。私は目標に向かって努力する人が好きだから。期待してるね」

 

この「期待してるね」は、私のキャリアにという意味でなく、「あなたが私を選んで名古屋で転職を決めてくれることを期待してるね」という風に私には聞こえました。しかし、私の中では、いろいろ考えた結果として、前述の通り腹は決まっていたので、『あ~、それじゃ東京で決まったら破局だな、これ…』と思っていました。

 

5.今回の教訓

  • 業界専門の転職エージェントは1社は利用した方が良い。大手ではカバーしきれない細かいところをフォローしてくれる。
  • 電話面談の際は、対面時よりも話が伝わりにくいデメリットあり。要点を押さえて端的に話すこと。普段より少々声を大きめにして話すと尚良し。
  • 転居を伴う転職の際は、転職活動を本格的に始める前に家族や交際相手に伝えておくこと。内定が出てから初めて交際相手に転職を打ち明けて揉めた、というのはよくある話とのこと。特に転居を伴う場合は相手の生活にも影響を及ぼすので、根回しは確実に。

 

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転職面接で使える逆質問30選!NG質問例もご紹介します!

前回の記事で、転職面接における逆質問の位置付けと目的、アピールしたいポイントと気をつけたいポイントについてご紹介しました。

今回は、実際に使える質問例集30選!自分に置き換えた時に使えそうな質問を見つけ、是非面接で役立ててください。

 

※前回の記事はコチラ

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意欲、向上心をアピールするための逆質問

■入社までに、学んでおくべき事があれば教えて下さい

今後どのようなスキルを身につければ、御社で活躍できますか?

定番中の定番です。特に若手の場合は意欲をアピールすることができるでしょう。

研修やキャリア開発には、どのようなものがありますか?

入社後も研鑽を怠らないという姿勢を見せるための質問です。ただし、受身の姿勢ではないということも合わせてアピールできると良いため、「基本的に勉強は自分で行うものと考えていますが、会社の制度で利用できるものがあれば是非利用したいと考えています」などと前後に付け加えておくとなお良いでしょう。

 

協調性、適応性をアピールするための逆質問

■御社で活躍していらっしゃるのはどんな性質の方ですか?

■御社で成長する人材とは、どのような人材ですか?

■御社で仕事をする上で心得ておくべきことは何でしょうか?

■御社が中途採用者に特に期待する事は何でしょうか?

入社後のイメージを膨らませ、自分も活躍してデキる人になりたいと思っていることがアピールできます。また、優秀な人でも企業に馴染めなければ活躍するのは難しいですから、応募企業の一員として溶け込んだ上で活躍したい、と考えていることを同時にアピールできます。

 

志望度の高さをアピールするための逆質問

御社に是非入社したいと考えています。率直に言って、私のスキルや経験で足りないところを教えてください。

■本日の面接のフィードバックをお願いします。

どストレートな質問ですが、入社意欲と向上心の高さをアピールできますただし、適当なことを言ってお茶を濁されることもあります(笑)この質問は、志望度の高さをアピールすることが目的なので、相手が言い淀んでも気にしないことです。

■御社の××の領域に携わりたいのですが、どのようにすれば叶うでしょうか?

企業研究をきちんとした上で、入社してからの目標もしっかり持っていることをアピールできます。ただし、希望の領域のを扱う部署への配属が決まっているかのような物言いはNGです。面接官の目には傲慢に映ってしまいます。

御社のビジネスは○○というスタイルで◇◇の分野に強みを持っていらっしゃると思います。◇◇の分野が強い理由をお聞かせ願えますか?

これは、しっかり企業研究をしてきた上で、更に深堀りしたくなるほど志望度が高いということをアピールする質問です。ひょっとしたら面接官によっては答えられない人もいるかもしれませんが、主目的はアピールすることなので気にしないことです。

御社の課題について、差し支えない範囲で教えてください。

大変失礼ですが、御社の課題は◇◇と考えています。これを克服するためにどのような取り組みをされていますか?

入社する企業の経営課題についても認識を持っておこうとする質問です。特に2番目はかなり切り込んでいるように見えますが、きちんと分析できていれば「よく勉強している」と評価されるでしょう。

 

評価制度や昇給についての逆質問

■私と近い年齢のモデル年収をお聞かせください

「ぶっちゃけいくらもらえますか?」とは流石に聞けないので、これくらいであれば質問しても良いでしょう。ただし、企業口コミサイトなどを見れば分かる場合は、無理にここで聞く必要はありません。

評価制度は、何を指標にして評価されますか?
■評価の頻度はどの程度でしょうか?
■評価内容はフィードバックして頂けるのでしょうか。

評価制度は、企業によって様々異なります。年功序列とか、実力主義とか言っても企業によってその基準や適用方法は千差万別です。ある程度下調べはできますが、とても複雑な制度でよくわからなくなっているものもあります。疑問があれば直接尋ねておくと良いでしょう。

 

労働環境についての逆質問

■他の社員の方のペースに合わせて働きたいと考えていますが、他の社員の方は何時から何時くらいまでお仕事をされているのでしょうか?

「残業はどれくらいですか?」と聞くと、就労意欲が低いとみなされてしまう場合もあります。このように聞けば核心の部分をぼかして聞くことができるでしょう。

■部署やチームの枠を超えてお仕事をしたり、交流することはありますか?

■上司の方とコミュニケーションを採ったり、ディスカッションしやすい環境でしょうか?

実際の労働環境についての具体的な質問です。この質問は、面接官が現場側の人間だった場合に限ります。入社してみたら前評判や、面接官の説明とは全然違った、というのはよく聞く話です。気になる場合はしっかり聞いておきましょう。

社員の方々は、業務外での付き合い方はどのようにしているのでしょうか?

ぶっちゃけた話、飲み会やコンペの話です。「飲み会とかイベントとか…」などと具体的に出しても良いでしょう。この手の話になると、そのような付き合いが多ければ必ず面接官が反応します。また、それが強制的なのか、有志だけなのかについても会話の中で察することができるでしょう。この手の付き合いが苦手な人には重要ポイントですので、質問してOKです。

 

面接官個人についての質問

■○○様が、この会社に入社された理由を教えてください。

■○○様が、入社されてからこれまでに最もやりがいを感じたのはどんなときですか?

■逆に最も辛かったのはどんなときですか?

■○○様が、この会社に入ってよかったと感じたことを教えてください。

面接官個人に対する質問は、事前の対策が絶対にできないものである上に、どの面接でも使えます。また、このタイミングで面接官に話してもらえば、社内の実情やその人の考え方等、その企業の社員のレベル感も窺い知ることができるため、入社するかどうか決めるための材料にもなるでしょう。また、質問が思い浮かばない場合には使えます。私はできるだけこの質問をするようにしていました。

 

逆質問が思い浮かばない!そんな時は

■ご丁寧にご説明いただけたため、十分納得できました。

■面接官個人についての質問をする

■こちらの部門の上長の方は、どのようなお人柄、お考えの方ですか?

■私と同世代の社員はどんな人が多いですか?

■○○部門の構成について教えてください。

そうは言っても質問が思い浮かばないんだよ!と言う場合もあると思います。その場合は上記の質問をしてみましょう。特に面接官個人についての質問はおすすめです。「特にありません」と答えるのはナシにしましょう。

 

こんな質問は悪印象!NG質問10選

ちょっと調べりゃわかるだろという質問

■御社の企業理念は何ですか?
■どのような領域・サービス・製品を取り扱っていますか?
■御社の強みは何ですか?

面接で説明されたことを繰り返し聞く質問

面接での内容によりますが、「話聞いてた?」と思われます。

仕事に対して受け身な姿勢が見える質問

■能力を伸ばしていただける環境はありますか?
■異業種(異職種)からの転職でも活躍できますか?
■入社してから覚えれば良いですか?

仕事に対する興味・意欲が薄いと感じる質問

■平均年収はいくらですか?
■残業はありますか?
■福利厚生にはどのようなものがありますか?
■年間休日は何日ありますか?

絶対質問してはいけないわけではないですが、別に面接の席で聞かなければならないような話でもありませんし、あまりにストレートだと印象を悪くしてしまいます。もし気になるなら、転職エージェント経由で聞くなり、内定が出た後で聞くなりしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

逆質問も様々なバリエーションを考えられることがおわかりいただけたと思います。是非逆質問でより応募企業への理解を深め、企業選定の材料としてください。

また、応募企業すべての逆質問を頭に入れておくのはなかなか厳しいものです。当日の面接では、ノートに書いていったり、印刷していったものを見ながら話をすると良いでしょう。その場合は、念の為面接官に事前にメモを取りたい旨断っておくと良いです。

 

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転職面接での逆質問対策!印象を上げるには?

面接の終盤で必ずと言って良いほど聞かれる質問が「最後に何か質問はありませんか?」というもの。いわゆる逆質問です。ここでどんな質問をするかによって、面接官の印象が変わる可能性もあります。

また、面接の終盤にのコミュニケーションであるため、印象にも残りやすいという特徴もあります。今回はそんな逆質問にスポットを当て、どのように対策すればよいかについて、お伝えしたいと思います。

 

 

逆質問は絶好のアピールタイム

逆質問の最大の注意点は、逆質問の時間は、まだ面接が続いているということです。

純粋に質問の有無を問われているだけと思って「特にありません」などと答えるのはNGです。また、事前の情報収集や準備が不足していて、その場の思いつきで答えたりすると、大抵面接官に対してのアピールとなるような質問はできず、せっかくのチャンスを棒に振ってしまいます。

逆質問は、回答内容の方向性が概ね決められている他の質問とは違い、自由度が大きいため、やりようによってはあなたを強く印象付け、アピールできる時間です。入社意欲や熱意などを、もうひと押しするのに絶好の機会と捉えてください。

 

面接官が逆質問をする2つの理由

面接官が逆質問をするのには、きちんと理由があります。その意図を汲んだ上で、質問内容を考えて行くことが必要です。

1.志望度を確認する

一つ目は、応募者が自社に対してどれだけ興味があるか、という視点で志望度を確認するためです。

応募者の立場からすれば、本気で入社したいと考えている企業については、企業HPやネットの情報だけではわからない実情の部分まで知りたいと思い、色々質問が湧くものです。逆に、志望度が低ければそこまで隅々まで調べなくても良いか、という気になってしまいます。面接官としてはそこを確認したいわけですね。

以前の記事で、IR情報や三カ年計画などの事業計画資料を読み込んでいくと良い、とご紹介しました。これは、かなり具体的な話まで踏み込んで企業側に質問できるからです。少々踏み込んだ具体的な質問をされると、面接官も志望度の高い人という印象を持ちます。

 

※情報収集に関する記事はコチラ

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2.対人能力、コミュニケーション能力を確認する

前回、「転職面接でよくされる質問40選」という記事をUPしました。これはかなりイイ線いってると思うのですが、裏を返せばほとんどの質問は想定することが出来、事前に対策することができてしまうというわけです。

しかし、この逆質問の時間では、あなたからの質問に面接官が回答し、そこからは事前に予想することが難しい会話が繰り広げられていきます。そこで面接官は、逆質問によって対人能力やコミュニケーション力をチェックしているというわけです。

 

※転職でよくされる質問に関する記事はコチラ

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逆質問でアピールするべき3つのポイント

それでは、具体的に逆質問で何をアピールすることを念頭におけばよいのでしょうか。具体的な質問例は別の記事に譲りますが、代表的なポイントは以下の通りです。

勤労意欲、向上心

別に「ブラック労働に耐えられます」とかそういう話ではありません。応募企業に入社した後、自分が活躍していくために必要な経験は何か、そのために必要な勉強は何かなどを尋ねると、面接官に熱意が伝わるでしょう。

 

責任感、協調性

現職、前職でのあなたの顧客や上司、部下、同僚などとの関わり方から責任感や協調性をさりげなくアピールし、「御社では何が求められますか?」などと聞くと良いでしょう。

 

業界知識、業務知識

当然ですが、面接官側は、自社が欲しい知見を持っている人物なら採用意欲が高まります。自分が有用な知見を持っている人物だということをアピールしましょう。注意したいのは、あまりやりすぎて嫌味だと思われないようにすることです。「御社で活躍するために、更に身につけた方が良いことは何ですか?」などの形で、あくまで謙虚に逆質問すると良いでしょう。

 

逆質問で注意すべき5つのポイント

そうは言っても、何でもかんでも聞けば良いというものではありません。実際の逆質問の例は別の記事で取り上げますが、ここでは逆質問をする時に注意しておきたいポイントをお伝えします。

 

調べればすくわかることは質問しない

企業HPや求人票などを確認すればわかるような質問は避けましょう。『そんなことも調べていないのか』と思われてしまいます。

 

面接官がすでに説明したことを質問しない

これ意外とやりがちです。 面接官が逆質問に至るまでの間に、すでに説明したことを繰り返し聞くと『話聞いてなかったの?』と思われてしまいます。事前に用意した逆質問の回答となる内容を、面接の中で説明された内容について、類似する質問はしないようにしてください。そのためにも、逆質問はあらかじめ複数のパターンを持っておくことが大切です。

 

質問は4~5つ考えていく

考えていった質問は、面接の問答の中で先に面接官から話されてしまうこともありますし、話の流れ的に場にそぐわないこともあります。そういったケースに対応するためにも、複数質問を用意していき、場の流れに合わせて尋ねるようにしましょう。実際に質問するのは2つくらいで十分です。

 

具体性を欠く質問を避ける

「御社に将来性はありますか?」「仕事はどうですか?」など、何を答えて良いかわからないような質問をする人がいるようですが、これは避けましょう。面接官も困ってしまいますし、答えてもきっと微妙な空気になります。

 

待遇の話をストレートに聞かない

応募者としては是非詳しく知りたいところですが、あまりストレートすぎる聞き方は避けます。求人票の内容以上に突っ込んだ話は内定後に確認しても遅くありませんので、面接時には避けたほうが無難でしょう。わざわざぶしつけな印象を与える必要はありません。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、転職面接での逆質問の目的、質問を考える際に盛り込みたいポイント、避けたいポイントをそれぞれご紹介しました。

これでイメージが湧いてくる方もいらっしゃると思いますが、『具体的にどんな質問をしたら良いの?』と不安に思われる方もいらっしゃると思います。

次回は、実際の面接で使える逆質問例、NG質問例についてご紹介したいと思います。よろしければ是非ご覧ください!

 

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転職面接でよくされる質問40選!

これまで数回に渡り、転職活動における面接での対策や心構えについてお伝えしてきました。皆さんにとって最も気になるのが「実際の面接ではどんな質問をされるのか」ということですよね。今回はそこに焦点を充て、よくされる質問40選をテーマ別に分けてご紹介します。

 

※過去の面接対策記事はこちら

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※必ず聞かれるもの※聞かれる頻度の高いもの

あなたについての質問

いずれかの形で必ず聞かれます。氏名、職歴、経験してきた領域や案件などを答える質問だと捉えてください。

  • 簡単に自己紹介をお願いします。
  • 自己PRをお願いします。
  • これまでの経歴、職歴を教えてください。
  • あなたの長所と短所をそれぞれ教えてください。

転職回数が多い・ブランクが長い場合

  • 空白期間があるようですがどうされたのですか?
  • 転職回数が多いようですが、何かご事情がありますか?
    ※3~4回以上だと聞かれることが多いようです。
  • 以前お勤めの企業を退職されたのは何故ですか?

 

転職・志望動機についての質問

志望動機は企業によってあったりなかったりですが、転職理由は必ず聞かれます。論理的に説明できるように事前の準備が必須です。

  • 転職(退職)理由を教えてください
  • 弊社を志望された理由をお聞かせください。
  • 弊社に対してどのような印象を持っていますか?
  • 入社されたら今度は長く働いていただけますか?

異業種からの転職の場合

  • 何故この業界を選ばれたのですか?
    ※文系でIT業界に入られた方は転職時にもこの質問をよくされます。

ベンチャー企業での面接の場合

  • 弊社のことをどこで知りましたか?
  • 弊社は決して有名企業ではありませんが、何故志望してくださったのですか?
  • 弊社の企業理念やビジョンについてお考えをお聞かせください。
  • 業務内容は職種から想像される一般的な範囲よりも広くなる可能性がありますが、問題ありませんか?

 

仕事についての質問

あなたのこれまでの業務経験を掘り下げる質問をされます。話を盛ったりせず、順序立てて話ができるよう、事前に整理しておきましょう。

  • 仕事上の成功談、失敗談を聞かせてください
  • あなたのこれまでの経験を、弊社でどのように活かせますか?
  • 業務で取扱った経験のある言語、製品は何ですか
  • 弊社があなたを採用するメリットは何ですか?
  • 現職の顧客に提案するとしたら、あなたはどのような提案をしますか?
  • これまでで、あなたが周りを巻き込んで達成したことは何かありますか?
  • 入社したらどんな仕事をしたいですか?

30代以上の方の場合

  • マネジメント経験はありますか?
  • 部下に接する時に心がけていることを教えてください。
  • チーム内で自分と意見が対立した時はどのように対処しますか。

20代の若手の方の場合

  • あなたにとって仕事とはなんですか?
  • 新卒で入られた企業を選んだ理由を教えてください。
  • 最近関心のあるニュースはなんですか?

 

キャリアプランについての質問

あなたがその企業にめでたく入社した後、どのような方向に進んでいきたいかを問われています。マネジメントの方向に進みたいとか、○○のスペシャリストになりたい。そのために△△年後までに◇◇を成し遂げたい、というような話し方をすると納得性が高いでしょう。

  • 5年後、10年後のキャリアプランを教えてください。
  • 弊社で実現したいことはなんですか?

 

待遇・条件についての質問

事務的な質問のパートです。年収については過剰に盛ったりすると突っ込みを受ける可能性があります。あくまで常識的な範囲で答えてください。

  • どのくらいの年収を希望されますか?
  • いつ頃ご入社いただけますか?
  • 残業や休日出勤対応は可能ですか?
  • ハードワークですが問題ありませんか?
  • 勤務地のご希望はありますか?

 

最終面接でよくされる質問

最終面接だけ、とは限りませんが、ここでは応募者の入社意思を重視しており、あなたの志望度をはかるような質問をされるでしょう。転職活動に状況については、素直に答えてしまって良いと思います。内定が出そうな企業が他にもあれば企業側にプレッシャーをかけることもできますし、なければそのまま内定という流れになるでしょう。どちらに転んでも損にはならないはずです。

  • 転職活動の状況はいかがですか?
  • 同業他社でなく、何故とりわけ弊社なのですか?
  • あなたは、弊社の事業をどのように成長させたいとお考えですか?

 

逆質問

別記事でも取り上げますが、逆質問はあなたの熱意や志望度の高さを企業側にアピールする最後のチャンスです。「特にありません」はNGですよ。ここで事前に集めていった企業情報などから質問を広げていき、面接官に「この人よく勉強しているな」と思わせられれば有利になります。

  • 最後に何かご質問はありますか?

 

まとめ

いかがでしたか?

はりきって40も並び立ててしまったのですが、勿論すべてを網羅しているわけではありません。上記はオーソドックスなもの+私が複数回聞かれたことのある質問を並べていますが、企業によって、もっとイレギュラーな質問もあります。

どんな質問でも柔軟に答えられるよう、自分の中でストーリーと軸をしっかり作ること、自分の言葉で語ることを念頭において、面接に臨んでくださいね。

 

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面接回数1回の企業はブラック?企業側の事情とは

以前、転職での面接回数について取り上げ、2回が最も多いという結果をお見せしました。2回くらいなら、それほど負担も大きくないし、応募者側としては助かるところですよね。

※面接回数に関する記事はこちら

www.rikuhiro.com

しかし、中には面接1回で内定を出してしまう企業も増加傾向にあります。正直なところ、1回だけの面接で内定が出ると

「えっ、もう内定?大丈夫?」

「人手不足なんじゃない?」

「誰でも良いんじゃない?」

「社員を使い捨てにしてるんじゃない?」

…等など、色々不安になってしまいますよね。

そこで、今回は面接1回で内定が出た場合に考慮すべきポイントをお伝えします。

 

 

面接1回 = ブラック企業とは限らない

面接1回なら直ちにブラック企業か、というと、必ずしもそうとは限りません。例えば、1回目の面接で人事決裁権を持つ人物が面接官として登場することがあります。

どんな企業でも採用の最終判断は執行役員やそれ以上の人物が決裁を出すはずです。この場合は面接1回のこともあるでしょう。

 

面接を複数回行うのは企業側都合の設定に過ぎない

上記の記事でもお伝えしている通り、面接を2~3回行うことが多いのは、多忙な最終決裁権者に会わせる人数を絞り込むためです。大企業や人気企業であればこのようにしないとフローが回らなくなってしまうので仕方ありませんが、中小企業・ベンチャー企業などは、そもそもそれほど応募が多くありません。そこで、面接を1回で済ませてしまう場合もあるというわけです。

 

面接を1回で済ませたい企業側の事情

1回の面接だと不安、と応募者側としては思ってしまいますが、実は面接回数を減らす企業側にも事情があります。私が経験したもの、入社した企業の担当者から聞いたのは以下のようなものです。

 

面接回数を増やすことで優秀な人材を逃したくない

これは、中途採用を行う企業共通の課題で、面接3回+オファー面談等を行っているうちに、選考フローが短い他の企業に優秀な人材を取られてしまうということです。これは転職エージェントから企業側に指導が入ることも多く、各企業は選考フローの短縮に取り組んでいます。最近IT業界では、大企業でも面接2回で終わるところがありますが、これはそのためです。

 

書類選考が厳しい

企業によって設定がまちまちですが、書類選考の通過率は概ね30%程度であることが多いそうです。企業によっては、この書類選考を更に厳密にし、面接では応募書類の内容の確認と人柄を見るのみ、というところもあります。このような場合は、面接を1回で済ませる場合も十分あり得るでしょう。

 

何が何でも欲しい人材の場合

私が1度目に転職活動をした時、「これまでの経験・スキル的に弊社が欲しい人材にぴったりだから、本来は面接2回+書類選考を行うが面接1回のみにする」という企業がありました。その時私はそれを怪訝に思ってしまったのですが(笑)、特にIT業界の中小企業では、最近このようなケースも増えてきているようです。

 

採用の緊急性が高い

上と少し似ていますが、それほど人数がいない現場で、欠員が出てしまった場合などの採用は、企業側も早く補充人員を確保しなくてはと焦っています。そのため、スキル的にマッチする人であればすぐにでも欲しい、ということで面接を1回に短縮する場合もあります。

 

注意ポイント:こんな企業には要注意

しかし、いくら面接1回の企業がすべてブラック企業ではないとは言っても、中にはそういった企業が紛れ込んでいるのは事実です。そこで、注意したいポイントをまとめます。

 

入社を異様に急かしてくる

内定が出ると、内定者が入社するか否かの判断を企業側に示し、具体的な入社時期について調整します。この時、内定の返事や入社時期について、内定者側の都合も聞かずに「とにかく早くしてくれ」と急かされたり、異様に短い期限を問答無用で設定されるようなケースは要注意です。

 

人手不足が洒落にならないレベルで深刻だとか、入れ替わりが激しく誰でも良いからいれたい、など過酷な環境ある可能性大です。会社側の事情を応募者、中途入社者に押し付ける企業風土である可能性もあり、入社後も辛い思いをしそうです。

 

面接が異様に短時間

面接時間の設定は、普通1時間程度にするものです。場合によって40分とか、50分とか多少短くなることはあります。しかし、面接が1回しかないにも関わらず、これが20分とか15分とか極端に短い時間の場合は要注意です。まさに誰でも良いから入れたい企業の典型ですので警戒してください。

 

面接官に選ぶ意思がない

ブラック企業で誰も良いから入れろ、というような採用だと、面接官は事務的に面接をしているだけですので、型通りの質問をして終了、ということがあります。面接官が面倒そうに面接をしていたり、こちらから質問をした時に「面倒くさいな~」というような態度を見せた時は要注意です。

 

まとめ:重要なのは、あなたが不安や疑問を解消できているかどうか

内定を承諾する時に重要なのは、あなたが企業や入社後の自身に対する不安や疑問を解消できているかどうかです。これは面接回数に関わらないことです。

面接が1回しであることが事前にわかっている場合には、質問事項をまとめて聞き漏らしがないようにしてください。もし、聞き漏らしてしまったり、面接を受けた上で新たな疑問が湧いたような場合には、面接とは別に面談の機会を設けてもらったり、電話等で質問したりするなど、すべて解消してから入社するかどうかを判断してください。転職エージェント経由の応募なら、アドバイザーに質問を託しても良いです。

 

ちなみに、私は面接を1回で済ませているい企業には、「何故面接を1回しか行わないのですか?」と質問していました。答えは企業によって様々でしたが、正当な理由がある企業からは、納得いく答えが返ってくるものです。ストレートで切り込みにくいところかも知れませんが、是非聞いてみることをおすすめします。

 

しつこいですが、面接が1回なら直ちにブラック企業とは限りません。しかし、応募者としては、選考の負担が減る代わりに、質問や確認の機会が減るということです。入社後、転職を後悔しないためにも、上記のことを踏まえて、最終決定を下すべきでしょう。

 

※「こんな会社はヤバい!?転職してはいけないブラック企業の見分け方-面接編-」を後日アップしますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

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転職面接で緊張と戦うための8つの対策

面接を受ける際に、緊張して上手く話せない方、いらっしゃると思います。どんな面接対策本を見ても、「リラックスして臨みましょう」等と書いてありますが、『そんなこたぁ、わかってるんだよ!』と思われている方もいらっしゃるでしょう。

今回の記事は、面接を受ける際に誰もが経験する緊張の乗りこなし方、戦い方についてお伝えしたいと思います。

 

 

※こちらの記事も合わせてご覧ください

www.rikuhiro.com

 

緊張するのは当たり前!緊張してはいけないと思わないこと

大前提として押さえていただきたいのはこれです。面接でハキハキと話している人も、全く緊張していないわけではなく、程よい緊張を乗りこなしながら話しているだけなのです。つまり、その乗りこなし方を覚えてしまえばある程度緊張を制御することは可能だということです。

 

面接官だって緊張している

?逆の立場で考えてみてください。あなたが転職した先で、何年かしたら中途採用の1次面接や2次面接の面接官に抜擢されるかも知れません。そうなった時、面接の度に違う会社の顔も知らない人と会い、話をします。

相手はどんな人物かまったくわからないわけですから、あなたが面接官の立場なら少なからず緊張しますよね?実際に面接官を務めている人に聞いても、「面接は緊張する」という人が多いです。

応募者の立場からすると品定めされているような気持ちになりがちですが、そこまで身構える必要もないということです。

 

緊張している姿は面接官からは印象が良い

面接試験の時に緊張するのは良くないことだ、と応募者目線では思われがちですが、実はそうでもないのです。面接で緊張しているということは、自分をアピールし、入社したいと懸命に伝える意思があることと同義で、多くの面接官はそれを志望度の高さや熱意があると受けとります。

面接官から「緊張されていますか?」と尋ねられることがあると思います。その際は「御社へ是非入社したいと思っているので、緊張していますが頑張ります」等と素直に答えておきましょう。これがきっかけで会話が弾んだりすることもあるものです。また、話している途中で噛んでしまったときなども、一言侘びた上で上記のようなことを言っておけば、印象が悪くなったりすることはありません。

 

事前に打っておく緊張対策

とは言っても、無策で面接に臨めば必要以上に緊張するのは当たり前です。ここでは、面接の数日前までにやっておきたい面接対策についてお伝えします。

 

腹式呼吸で話す

深呼吸をすると緊張が抑えられるという話がありますが、これは深呼吸に自律神経の働きを整える効果があるためです。腹式呼吸で行うと、より効果が高まります。鼻から息を吸ってお腹に空気を入れて膨らませ、口からゆっくりと吐くことがポイントです。

また、大きな声を出したり、声の調子を整えて話すにも、腹式呼吸のほうが適しています。腹式呼吸に切り替えるにはちょっとした練習が必要ですので、是非実践してみてください。

 

面接の練習を十分にしておく

まずは、想定される面接の質問に対し、自分なりに答えをきちんと準備しておくことです。どこかから丸パクリしてきたものではダメですよ。自分の言葉で語ることが大切です。

また転職エージェントなどに対し、模擬面接を依頼して本番の雰囲気に慣れておきましょう。面接官の質問に対して自分が実際に話して答える、というシミュレーションを繰り返し、『これだけ練習したんだから大丈夫だ』と思えるようにしておきたいものです。複数のエージェントに登録しておけば、複数回模擬面接を行うことも可能ですよ。

もしエージェントからの強力を取り付けられなさそうであれば、家族や友人などに協力してもらい、話し方や表情、仕草等をチェックしてもらえるだけでも効果があります。

 

面接の数をこなす

十分に練習を積んでいても、やはり本番の面接の場数をこなしておく方が良いです。転職活動において、あなたが本命としたい企業がいくつかあると思いますが、いきなり本命企業の面接に臨むのは止めたほうが良いです。事前に同業種、同職種の面接をいくつか練習としてこなしておけば、質問されやすいこと、面接官のリアクションを直接見られるので、回を重ねるごとにブラッシュアップすることができ、緊張も軽減できるでしょう。目安としては、本命企業の面接前に2~3社程度は受けておきたいところです。

 

企業情報を十分に集めておく

応募した企業の公式サイトやIR情報、最近ニュースで取り上げられたことなどを調べ上げ、その企業についてできる限り知っておくことが必要です。そこから逆質問等に繋げられるとより良いと思います。
面接官がその企業に関する質問をしてきた時に、「知らない」「わからない」と答えると、答えられなかったことで焦りが生まれ、緊張が増してしまいます。「この人、よく勉強しているな」と面接官に思わせるくらいに情報収集をしておけば、何でも知ってるぞくらいの気持ちで自信を持って面接に臨むことができるでしょう。

 

※情報収集に関する記事はコチラ

www.rikuhiro.com

 

当日に行う緊張対策

十分に事前対策ができたところで、面接当日を迎えます。それでも緊張してしまうものだと思います。ここでは、当日やっておきたい緊張対策についてお伝えします。

 

早めに会場に着いておく

思わぬアクシデントに見舞われ、遅刻しないかどうかヒヤヒヤしながら会場に向かうと、余計な緊張を生んでしまいます。また、知らない土地の知らないビルで面接を受ける、というシチュエーションが、より緊張を誘発してしまうものです。

早めについて会場の場所を目で確認しておき、どこかで少し時間を潰して5分前になったら受付を行う、くらいのスケジュール感で行動できるように予定しておきましょう。

会場への行き方も、事前に必ず確認しておいて下さい。

 

深呼吸をする

上記の通り身につけた深呼吸を、受付へ向かう前、面接が始まる直前などにすると良いでしょう。全身の筋肉をほぐす効果もあるようです。

 

自分も企業を見極めていると考える

『本当に入社すべき企業かどうかを、この面接の場で見極めてやる!』と考えられると、会社の雰囲気や面接官の様子を観察する、ということに意識が向き、緊張感を抑えることができます。

?これは実際重要なことで、面接おける面接官からの質問、こちらの質問に対する回答や態度、仕草などには様々な情報が含まれています。別の記事で取り上げますが、あなたも企業を見極めている立場であり、企業と応募者は対等である、ということを忘れないようにしてください。

 

最終手段:開き直る

上記のように、様々な対策をした上で面接に臨むべきです。しかし、中には尊大な態度の面接官やあなたを試すためにわざと意地の悪い質問や態度を取る面接官もいます。そんなイレギュラーな事態になってしまうと、パニックになって焦ってしまうものです。

 

私が新卒の就職活動と、2回の転職活動で心構えとして持っていたのは、『面接官だってただの人。最終面接の役員だって外に出ればただのおじさんかおばさん。偉そうな態度を取られる筋合いはない!』と思って臨んでいました。この開き直りが結構効いて、そういった人たちの前でも落ち着いて話すことができたように思います。ここまで極端に開き直るのは難しいかも知れませんが、最終手段として、そういう考え方もあるということを覚えておいてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は面接時に避けては通れない、緊張との戦い方についてお伝えしました。

転職は自分における大きな決断です。その面接で緊張するのは当たり前のことです。適度な緊張感を持って臨むことは集中力を高めることとなり、良い結果へと導いてくれます。半面、緊張しすぎると心身共に萎縮し、実力を発揮できなくなります。

緊張しすぎて失敗した、というような経験がある人は、是非上記を参考に、強い気持ちで面接に望めるよう、前準備をしてください。

 

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転職面接で必要な心構え!押さえておくべき4つの鉄則とは

転職活動において、書類面接が通過すると嬉しいものです。しかし。いざ面接を受けるとなると、「どんなことを聞かれるのか」「どんな対策をしたら良いのか」不安になる方も多いと思います。面接は誰しも緊張するものですが、事前の準備と、最低限押さえておくべきマナーとルールを守っていれば、それほど身構える必要はありません。

今回は、程よい緊張感を持って、自分の魅力をしっかりアピールするために必要な心構えについて、お伝えしたいと思います。

 

※転職面接に関する他の記事はこちら

www.rikuhiro.com

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心得1:第一印象を大事に!

ほとんどの面接官が、入室時から数分間で第一印象を決めてしまう、と言います。
第一印象は非常に強力な刷り込みです。一度付いてしますと、限られた面接の時間の中でこれを覆すことは非常に難しいです。ですから、面接ではいかに初対面の面接官に良い印象を与えられるかが最初の勝負どころとなります。

人の印象を決める大きな要素は様々ありますが、要点を絞ってご紹介します。

 

遅刻厳禁

超基本的なことですが、面接時間に遅刻することは絶対にNGです。もしこれをやってしまうと、最初から大きなハンデを負った状態で面接をスタートすることになります。もし、万が一やむを得ない事情で遅刻してしまう場合は、わかった時点で連絡を入れ、謝罪の上日程の再設定をお願いしましょう。

転職エージェント経由で応募されている方は、半日程度の余裕があるならばキャリアアドバイザー経由で、2~3時間しか猶予がないのならば直接面接担当者に連絡し、後からキャリアアドバイザーに連絡を入れると良いでしょう。

 

【余談】私は2度目の転職活動の際、あと2時間で面接、というタイミングで、倒れて救急車沙汰になったことがありました。業務多忙と転職活動の準備で睡眠時間が削られたことことが原因でした。焦りましたが、面接が始まる30分前に面接担当者に連絡を入れて事なきを得、面接を再設定してもらいました。万が一遅刻することになっても、落ち着いて行動且つ誠意を持って謝罪し、なるべく相手に悪い印象を与えないことが大切です。

 

身だしなみを整える

身だしなみは全体的に清潔感を出すことを心がけてください。基本的にはスーツ着用、

私服OK・服装自由という場合も、ビジネスカジュアルの範疇を逸脱しないようにしましょう。

基本的には社会人として基本的なマナーが守れていれば良いのですが、自社で仕事をしていると、意外と服装って緩くなってしまいがちです。面接に出かける服装で鏡の前に立ってみて、おかしなところがないか確認してみてください。

また、面接官の立場で意外に目に付きやすいのが靴だと言います。これは意識的に見ていると言うより視界に入ってくるということなのですが、ふと目に入った時に靴が汚れていたりボロボロだったりしたらやはり印象はよくありません。きちんと手入れをした上で臨んでくださいね。

 

口角を上げ、柔らかい表情を心がける

無表情や、緊張でこわばった表情は、良い印象を与えません。面接での受け答え時には意識的に口角を上げ、柔和な印象を与えるようにしましょう。家の鏡の前で練習してみてください。会話の流れで笑ったりすることは全く問題ありません。むしろとっつきやすい印象を与えてプラスに働くはずです。

 

自信を持った視線を投げかける

視線というのは人間同志のコミュニケーションで非常に重要な部分です。面接に置いてもそれは同じで、せっかく良い答えであっても、うつむきながら話していては、言葉に込めた意思が伝わりません。

まずは、きちんと目を開き、まぶたに力を入れることで自信に満ちた視線を演出してください。また、面接官が複数人いる場合はすべての面接官と目があうように視線を変えながら話すことが重要です。

面接官が1人の場合は、ずっと凝視していては相手に威圧感を与えてしまいますので、たまに視線を伏せるなどして、適度にそらしてください。

 

口調

気をつけたいのは、声の大きさ・話すスピードです。

普段話す時って自分の声のボリュームをあまり気にしていませんが、広い会議室や応接室のようなところで話すと、自分が思っている以上に声が小さいということがよくあります。面接では、自分では『少し大きめかな』と思う程度のボリュームでちょうどよいです。元気よくはきはきと受け答えをしてください。

また、話すスピードは、緊張しているとついつい早くなってしまうものですが、これは面接官のペースに合わせて、相手が早いとも遅いとも感じないようにする必要があります。

 

姿勢・仕草

ITの業界の人にありがちな猫背はNGです。椅子に座ったら意識的に背筋を伸ばし、堂々とした姿勢を見せることが必要です。また、話の途中では身振り手振りを交えながら話をすると良いでしょう。

 

心得2:自分の言葉で話す

面接においては、すべての質問に対し、自分の言葉で自分の考えていることを述べるというのが鉄則です。どこかから借りてきたような答えでは、相手の気持ちを掴むことはできないのです。

 

話を盛らない

自分の成果について、話を盛ってしまう人、よくいるようです。よっぽど話が作り込まれていれば別ですが、その場の思いつきで話すようなことはすぐ綻びが生じてしまいます。わからないことはわからない、できないことはできないとはっきり答える方が、誠実な印象を与え、結果としてプラスになると思ってください。

 

真剣さ

『転職面接というと、新卒ではないのだし、如何に優秀かをアピールしなければならない。スマートに回答できなければならない』と考える人もいるようです。しかし、必ずしもスマートな回答をする必要はありません。相手はあなたの話を言語解析するロボットではなく、あくまで感情を持った人間です。多少言葉に詰まっても、強い意欲を見せることができれば、熱意や真剣さが伝わり好印象に繋がります。

 

積極性を出す

消極的で覇気がないという応募者は、面接官が最も敬遠するタイプの一つです。はきはきとした話し方、言葉遣い、声の大きさ、身振り手振りを心がけてください。また、面接の終盤にある面接官への質問は、事前にいくつか考えておき、必ず行ってください。

ただし、あまりガツガツギラギラしすぎていると引かれてしまう可能性もあります。あくまで冷静に受け答えする、というところは忘れないようにしてください。

 

回答例をそのまま使わない

世の中には、面接対策本とか、想定質問集とかに回答例というものが溢れており、綺麗にまとめてあります。しかし、面接官たちもたくさんの応募者を面接で見てきているため、いかにも暗記してきたような回答は『あぁ、本を丸暗記してきたな』と勘付いてしまうものです。

回答例を見てはいけないわけではありません。しかし、話に説得力を持たせるため、それを自分に適用するとどうなるか、自分ならどう話すかということを軸に話を組み立てていってください。

 

心得3:話し方

簡潔明瞭に話す

こちらもIT業界人あるあるで、話の中に色々な補足情報を盛り込もうとする人が結構いらっしゃるのですが、これは面接においてはNGと思っておいてください。

面接官は、応募者の答えを聞き、さらに深堀りした質問をしようと考えています。想定質問集のを見れば、どのような深堀り質問が来るかということも、ある程度予測ができるでしょう。しかし。ここで先回りするように一気に話しすぎてはいけません。

一つの質問に明瞭簡潔に答え、他の話題は次の質問に任せるのが基本です。テンポの良い会話の流れを作るよう心がけましょう。

 

結論から話す

基本的なことですが、話す時はできるだけ結論から話しましょう。

例えば、自分の長所・短所を答える質問なら「私の長所は◯◯です。~具体的なエピソード~」という形で話しましょう。これが逆になってしまうと、結局何が言いたいのかよくわからなくなってしまいます。

 

面接の場では敬語を使うこと

『当たり前じゃん』と思われたかも知れませんが、面接官が自分よりかなり年下だったり、面接官側がフランクだったりすると油断してタメ口を使う人がたまにいます。これはマイナス印象を与えてしまいますので、特に30代以上で転職を目指す方は気をつけてください。

また、敬語とはいってもあまりにもかしこまった言葉遣いでも相手とのコミュニケーションが阻害されてしまいます。あくまで適度な敬語ということを心がけてください。

 

心得4:応募書類のチェックを忘れない

面接においては、書類審査の時に使用した応募書類の内容を基に面接が行われることが多々あります。特に職務経歴書等は、最初に書いてからその後改訂しない場合も多く、面接を受ける頃には内容を忘れてしまいがちです。

面接の際、応募書類と受け答えの内容に矛盾が生じてしまうと、嘘をついているわけではなくても、話を盛っていたり、経歴詐称をしていると疑われて評価が下がってしまう可能性があります。

事前に応募書類の内容を必ずチェックしておいてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、面接を受けるにあたっての心構えについてご紹介しました。ここはチェックできていなかった、ということがもしあれば、押さえておいてください。上記のポイントを押さえられれば、面接を受けるための基盤は出来上がったようなものです。後はあなた自身の言葉であなたの魅力をアピールし、合格を勝ち取りましょう!

 

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転職での面接は何回くらい?【段階別】面接官が見ているポイントとは?

転職活動を行う上で、選考の要となるのが企業担当者との面接です。自分をアピールし、企業の様子も伺い知ることができる機会なので、貴重な場ですよね。

しかし、1社あたりの面接回数が多いと、現職を持ちながら転職活動を進める人にとっては負担になるのもまた事実。面接回数が多くなると、スケジュールを調整するのが大変ですよね。

そこで本記事では、転職活動における面接回数の平均実施回数とともに、回数を決定する企業側の裏事情をお伝えしたいと思います。

 

※転職面接に関する他の記事はこちら

www.rikuhiro.com

 

 

面接の平均実施回数は

パーソルキャリアの調べでは、面接の平均回数は2.2回。2回が最も多く67%、3回(25%)、1回(6%)、4回以上(2%)が続きます。

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IT業界に限って言うと、職種別の面接の回数は以下のような割合となっています。

やはり2回が最も多く、企業によっては3回というのが大方の傾向のようですね。

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面接は何故2~3回が多い?

面接を通して企業が人材を採用する場合、必ず最終決裁者がいるはずです。それは恐らく、事業部のトップの役職者だったり、その上の執行役員若しくは更に上の役員であることもあるでしょう。

しかし、そういったいわゆる上の人間は多忙であることが多く、そう多くの応募者に会っているわけにもいきません。

そこで、人事採用担当者や現場監督者(マネージャーや課長など)が1次面接である程度ふるいにかけた後、最終面接の場として最終決裁者に会わせるというフローになっているわけです。1回あたりの面接官の人数は1人~3人であることが多いです。

 

面接回数2回の場合と3回の場合、それぞれこんな人達と会うことになると思います。

2回の場合

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3回の場合

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注意ポイント:【企業の裏事情】面接官の人数が多い時

大企業に多い傾向ですが、1回の面接で4人も5人も面接官が出てくるところがあります。何しにそんなに出てくるんだよ、と思いますが、恐らくその企業の承認フロー的に決裁者が無駄に多いのだと思われます。

この場合、選考結果が出るまでの時間や、内定と口頭等で連絡があってから次の手続きに移行するまでに非常に時間を要する場合が多いので、期限について面接の中で確認しておく必要があります。

 

各面接で見られているポイントは?

数回の面接の中で、面接官が見てチェックしているポイントはそれぞれ違います。順を追って見ていきます。

1次面接:人事担当者は、人柄を見ている

人事担当者は、あなたが実際に仕事をする現場のことはよく知りません。ですから、あなたが自社の社風、風土に会う人物かどうかを見極めています。この段階では、スキル・経験というよりは、あなたが採用に足る常識的な人物だとアピールする必要があります。社会人としてのマナーがきちんと守れているか、というようなことも確認されていると思ってください。

 

2次面接:現場監督者は、スキルや経験、やる気を見ている

ここでは直属の上司となる人物との面接であることが多く、面接官は実際に現場で働くのに申し分ない人物かどうかを見極めています。スキルや経験などについて深く質問されるのもここだと思って良いでしょう。事前に整理をした上で端的に答えられるようにしてください。

ここでは、あなたが実際に現場に入ったらいかに役立つ人材であるか、且つ適応性があり、職場の人間とも打ち解けられる人間であるかということをアピールする必要があります。

 

最終面接:決裁者は、事業部や企業の経営方針に合うかどうかを見ている

事業部のトップや役員による最終面接では、事業部や企業が目指す方向性、理念に合うかどうかということを見極められています。ここでは企業HPに掲載されている経営理念などを基に、その企業が現在取り組んでいる事業とその後の方向性を交えて、話をするのが良いです。私の経験で言うと、ここでは3カ年計画などの経営・事業計画資料に目を通しておき、その中で自分が役立ちたい点などを話すと評価が高くなる傾向にありました。

 

ベンチャー企業などの場合は面接1回のみの可能性もあり

スタートアップ企業(ベンチャー企業)に多い傾向ですが、最初の面接から決裁権限者が面接に出てきて、御眼鏡に適えば1回で内定が出る場合もあります。このようなケースでは、最初の面接での面接官に人柄、スキル、経営方針へのマッチ度の全てをアピールする必要があります。

面接1回のパターンについては別の記事で取り上げますが、面接1回 = ブラック企業というわけでもありません。

 

まとめ

いかがでしたか?

選考フローを決定する企業側も、内部的に色々と事情を抱えていることがおわかりいただけたと思います。上記の面接官が見ているポイントを参考に、それぞれ適切な対策を行った上で面接に臨んでください。

転職エージェント経由で応募される方は、依頼すれば模擬面接などを実施してくれるところもあります。面接が苦手、初対面の人と話すのが苦手、という人は、是非利用して本番の面接であなたの魅力を存分に伝えられるようにしてくださいね。

 

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面接の流れと押さえておきたい基本マナー

さて、今回からは転職活動の肝心要、面接選考における対策について、数回にわたりご紹介していきたいと思います。

面接は、応募企業に対してあなたの経験や人となりを面着でアピールする場です。きちんと事前に準備し、あなたのことを理解してもらいましょう。中途採用の面接時間は、1次面接~最終面接のほとんどの場合で1時間ほどとなっています。

この数字を聞いて長いと感じるか、短いと感じるかは人それぞれですが、本気で自分の魅力をアピールし、知りたいことを質問し、雑談なども行うと字面えで見るよりも短く感じると思います。限られた時間の中で、あなたの魅力を最大限伝えられるよう、対策しておきましょう。

そのための第一歩として、今回は面接の流れと押さえておきたいポイントを確認したいと思います。

 

 

面接当日の流れ

面接当日は多くの場合、以下のような流れで進んでいきます。

訪問

訪問時間は、特別指定が無い限り、面接会場へは面接の5分前到着を心がけてください。あまり早く到着しすぎても迷惑なので注意しましょう。

また、家や職場から移動してくるまでの間に、服装や髪形が乱れている場合があります。開始時刻5分前の更に少し前に到着するようにし、お手洗いかどこかで身だしなみを整える時間を設けると良いでしょう。

受付の際や待合室に通された際のマナー、面接官と対面した際の挨拶など、社会人として基本的な部分にも注意してください。

受付

応募企業に指定された場所に到着したら、受付に向かいます。新卒の就職活動のときは人数が多いため、「新卒採用選考の方はコチラ」のような看板が出ていますが、中途採用の場合は1人で訪問するため、そのようなことはありません。受付担当者がいれば、その担当者に、電話があれば玄関先に掲示されている内線番号に電話を掛け、

「本日◯時より中途採用面接のお約束をいただいております、◯◯と申します」

などと申し出てください。

入室(自己紹介)

入室時は軽くドアをノックし「どうぞ」の声が掛かったのを聞いた後、「失礼します」と言ってから開けてください。ノックの回数が2回だ3回だと言われていますが、私はあまり気にしていません。無難にいくなら3回にしておいてください。

後ろを向いたまま静かにドアを閉め、振り返って面接官を見、一礼して顔を上げた後、「◯◯と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶をしてください。

 

椅子のところまで移動すると、荷物の置き場所等を指定されると思います。もしその指定がなければ、床に散らからないようにまとめておいてください。もし提出書類などがあれば、立ったまま「指定のあった◯◯をお持ちしました。ご確認をよろしくお願いいたします」などと言って両手で渡してください。

その後、面接官の方が「どうぞお掛けください」などと声を掛けてくれるはずです。「失礼いたします」と言って着席します。面接中は、背筋を伸ばし、椅子に浅めに座り、手はひざに乗せておきます。

 

アイスブレイク

面接の開始時はどうしても緊張してしまうものです。最近は企業側でも面接官となる社員に「面接官になるための研修」を課しているところも多く、その中で「冒頭はアイスブレイクを置いて、応募者の緊張を解きましょう」というような指示があるため、他愛のない世間話を振られることが多いと思います。

面接の際はあなたも緊張していますが、面接官も初対面の社外の人と話すわけですから、それなりに緊張しているのです。ここでお互いの緊張を解けるか否かで、その後の面接の雰囲気は大きく変わってくるでしょう。

 

現在の仕事内容(職務経歴)

「簡単に自己紹介と経歴をお聞かせください」などと質問されます。場合によっては転職理由等と合わせて聞かれることもありますが、落ち着いて答えましょう。ポイントは無駄に長くならないことです。関わったプロジェクトが多かったり、経験社数が多いとこのパートは長くなってしまいがちですが、長くても1分程度にまとめてください。

面接官から目安の時間を指定されることもありますが、指定されなかったとしてもせいぜい1分程度に収めるべきです。

 

転職理由・志望動機

職歴などの質問に続いて聞かれたり、一緒に聞かれたりすることが多いのが、転職理由・志望動機です。この質問は必ずされるものなので、事前に練っておくことが必須です。転職エージェントを利用されている方は、キャリアアドバイザーと一緒に職務経歴書の内容をブラッシュアップし、その内容を要約して話しましょう。

ここで気をつけたいのが、現職や前職を貶すようなことを言うのはNGということです。あなたの中でどのようなキャリアプランを立て、その実現のために行っている計画的な転職だということをアピールできるように組み立てる必要があります。

 

志望動機については様々なパターンがあると思いますが、その企業の強みを絡めて「こういう仕事ができると思った」などと、入社後の仕事のイメージをしながら話ができると最も良いです。より具体的な入社後のイメージを持った話をする必要がある点は、新卒の就職活動との大きな違いです。そのためには、事前の企業情報の収集が必須です。

 

※企業情報の収集については下記の記事をご覧ください。

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 募集内容・入社後についての説明

これは企業によりますが、特にIT企業の場合は一口にSEとかPGとか言っても、業務内容は実に多岐にわたります。入社後のミスマッチを防ぐために、「この募集職種ではこういう仕事をしてもらいたい」という説明をする企業は大手でも多いです。

もし、面接官側からそのような説明がないときは、「◯◯のような業務を行うと認識していますがお間違い無いでしょうか?」などと面接後半の逆質問パートで質問してみると良いでしょう。

 

条件の確認

まず最初には、「年収はどのくらい欲しいですか?」ストレートに聞かれると思います。細かいところだと、残業や休出を含めた勤務時間、給与、賞与、各種手当などの待遇面、希望勤務地などについても確認が入るでしょう。

これに対して質問するのは問題有りません。しかし、残業や休出については、あまりしつこく確認すると、意欲に問題があると判断されてしまうかもしれませんので、面接では軽く触れておく程度に留めた方が良いでしょう。気になればオファー面談で確認するか、転職エージェント経由の方はエージェントに確認してもらってください。

ちなみに、この時点で年収の交渉をするのは得策ではありません。それが選考の結果に響いてしまう可能性があるからです。基本的に交渉で年収が大きく上がることは稀ですが、もし交渉するとしても内定が出た後が良いでしょう。

 

応募者からの質問(質疑応答)

「最後に、何かご質問はありますか?」などと聞かれます。ここで遠慮して「特にありません」とはならないようにしてください。正直な話、業務内容や条件面について、短い時間だけではわからないことがたくさんあると思います。そこを掘り下げるのでも良いですし、職場環境や事業計画など、事前に情報収集をして疑問に思ったことを聞くのも良いです。

逆質問については別の記事にもまとめますが、ここが面接官に対して自分をアピールできる最後の機会だと思ってください。

 

事務連絡

面接結果について、いつ頃・どんな方法で連絡されるのか、また今後の選考フローはどうなるかなど、今後の採用選考の流れについて説明があります。ここでも不明点は確認しておきましょう。転職エージェント経由の方は、キャリアアドバイザーからあなたが指定した方法で連絡がありますので、その指示に従います。

 

退室

最後の質疑応答が終了したら、椅子の隣に立ち、「本日はありがとうございました」と言って一礼します。ドアまで行ったらもう一度面接官の方を向いて一礼し、ドアを開けます。ドアは閉まるまで手を添えて、静かに締めましょう。
また、面接官がエレベーターホールまで見送ってくれる場合があります。ドアを開けてもらったりしたらお礼を言うようにしましょう。エレベーターに乗ったら、サイド「本日はありがとうございました」と言い、ドアが閉まるまで一礼してください。

 

油断は禁物!?リラックスするのは電車や車に乗ってから

応募企業の社屋で面接をする場合、オフィスを出て変える道程にも、応募企業の社員がいる可能性があります。歩きタバコをしたり、面接の感想を家族や知人に大きな声で電話で話したりすることはやめましょう。エージェントのキャリアアドバイザーの方に聞いた話ですが、実際にこういった場面を見られて芳しくない結果になる事例は結構あるようです。

少なくとも電車に乗るくらいまでは、お行儀よくしておく方が良いでしょう。

 

面接のお礼は必要?

面接の機会を貰ったことに対し、義務的にお礼のメールや手紙を出す必要はありません。ただ、あなたがどうしてもお礼をしたいとか、面接で尋ね忘れたことがある時は、お礼の連絡とともに尋ねても良いと思います。エージェント経由の応募の方は、キャリアアドバイザーに尋ねれば良いので、直接応募企業と連絡を取る必要はありません。

個人的には、手紙でよこされるとゴミになるので、メールの方が好ましいと考えます。
また、お礼の有無が選考に直接影響することはほぼないと考えてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、面接当日の流れと面接を受ける際のマナーについてご紹介しました。新卒の就職活動の時とは異なるポイントがいくつかありますので、要所要所のポイントをしっかり押さえて臨んでください。

また、上記でも触れている通り、事前の対策や合否連絡、企業とのやりとりも、転職エージェントに登録していれば手続きを委託することができ、面倒な事務手続きを省くことができます。現職を持ちながら転職活動をする人には、転職エージェントの利用がおすすめです。

 

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TG-WEBの対策方法!おすすめの書籍をご紹介します!

中途採用における筆記試験について、本記事で5度目、最後の連載となります。

今回は、主な筆記試験の形式のうち、TG-WEBについてご紹介します。

 

※前回までの記事はこちらをご覧ください。

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【SPI】

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【玉手箱】

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【CAB・GAB】

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採用試験におけるシェア第3位!難易度の高さが特徴

?かつては、採用試験における筆記試験といえば、SPI、玉手箱が大きなシェアを締めていましたが、そこに第三の勢力として登場したのがTG-WEBです。前記2つに比べると難易度が高く、事前の対策なくして通過することは難しいという言われるほどです。シェア第3位のこの試験をわざわざ導入する企業は、得点の高さによる基礎学力の高さのみならず、どれだけ対策をしてきたか = どれだけ自社への志望度が高いか、という観点で見ていると考えて良いでしょう。

IT企業に関連するところでは、総合系コンサルティングファームやシンクタンク系のコンサルティングファームの一部などが、この試験を採用しているようです。特にITコンサルタントを目指される方は、要対策と言えるでしょう。

 

従来型と新型の2種類あるので注意!

TG-WEBテストの形式には、【従来型】と【新型】があります。2種類に別れているのは「言語」と「計数」の科目であり、問題数や時間、傾向が異なります。どちらを採用しているか、も企業によってまちまちですので、双方に対応できる必要があります。両者を比較した場合の大まかな傾向は以下のとおりです。

・難易度 → 従来型 > 新型

・問題数 → 従来型 < 新型

現状では「従来型」が主流のようです。応募企業がどちらを採用しているのかを確認し、対策を打ちましょう。

 

問題の種類は言語・計数・英語・性格の4つ

言語の出題範囲(従来型:12問/12分、新型:34問/7分)

  • 空欄補充(熟語)
  • 空欄補充(接続詞)
  • 空欄補充(二語補充)
  • 文の並べ替え
  • 長文読解・趣旨把握
  • etc.

 

計数の出題範囲(従来型:9問/18分、新型:36問/8分)

  • 積木問題
  • 立体の切り口
  • 積木の切断個数
  • 経路問題
  • 一筆書き
  • 折り紙
  • タイル敷詰め
  • サイコロ
  • 暗号
  • 場合の数
  • 平行四辺形
  • 多面体
  • 数列
  • 論理/対偶と三段論法
  • 推論(順位づけ・嘘つき・じゃんけん・表)
  • 集合(3つの質問・少なくとも~
  • etc.

 

英語の出題範囲(10問/10分)

  • 長文問題(趣旨把握)

 

テストセンター形式のものもあるので注意!

TG-Webは基本自宅受検型ですが、ヒューマネージ社はテストセンター式のものも提供しています。テストセンターで受検する場合は、従来型と新型、さらに独自の問題が含まれ、折衷したような問題が出題されます。注意したいのは、難易度は従来型、新型よりも高く、特に非言語問題は非常に難易度が高いと言われている点です。時間もかなりシビアとなっており、事前の対策とともに、高い集中力が必須と言えます。制限時間は、【言語:30問/15分・非言語:40問/7分+13問/8分】です。

テストセンターでの受検では、電卓が使えない点に注意してください。

 

おすすめ対策本

繰り返しの演習で問題に慣れることが必須

TG-WEBの対策で重要なのは「問題と回答方法に慣れる」ことです。独自の傾向が強い問題が出題されますが、問題パターンはそこまで多様というわけではありません。問題と回答方法のパターンに慣れることで得点アップが可能です。

 

おすすめ対策本:必勝・就職試験! 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[2]

またしてもこのシリーズの登場です。TG-WEBについてはシェア3位で、能力検査に採用している企業がSPIや玉手箱に比べて少ないためか、対策本も少なく、他のテストとまとめられてしまっているものがほとんどです。

そんな中、TG-WEBに厚くフィーチャーしているのがこの書籍です。まだ登場して日が浅いテストセンター方式の問題にも対応しており、TG-WEBの受験が求められる企業の応募者必携の一冊と言えます。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は筆記試験界の第3勢力、TG-WEBについて取り上げました。難易度が高く、学歴のある人でもこのテストには苦戦すると言います。事前の対策を怠らず、万全の体制で臨んでくださいね。

 

次回より面接対策についてお伝えします

5回にわたって筆記試験対策の情報をお伝えしてきましたが、次回からは転職活動の肝心要と言える面接の対策・心構えなどについてお伝えしていきたいと思います。引き続きよろしくおねがいします。

 

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CAB・GABの対策方法!おすすめの書籍をご紹介します!

中途採用における筆記試験について、本記事で4度目の連載となります。

今回は、主な筆記試験の形式のうち、WebテストCAB・GABについてご紹介します。

 

※前回までの記事は以下をご覧ください。 www.rikuhiro.com

【SPI】

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【玉手箱】

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CAB・GABの形式はペーパーテスト版とWeb版の2種類

CAB・GABは、試験会場でペーパーテストを受ける形式、自宅などからパソコンで受験する形式があります。前者をCAB・GAB、後者をWeb-CAB・Web-GABと言います。

両者は受験形態が異なるだけでなく、以下のように制限時間に違いがあります。

ペーパー形式CAB:95分/Web-CAB:72分、

ペーパー形式GAB:90分/Web-GAB:80分

ご覧の通り、いずれの形式でもWebテストの方が短時間の設定となっています。一般的には制限時間の短いWebテストの方が難易度が高いと言われています。

 

CABとGABは何が違うのか。

CAB

CABとは、エンジニアなどのIT関連の技術職の適性を診断するテストです。職務への適性だけでなく、ヴァイタリティやストレス耐性など、企業側が測っておきたい個人の特性を見ることも目的としています。CABの出題形式は下記の5つです。

 

■暗算(ペーパー形式:50問/10分、Web形式:50問/9分

四則演算が問われる問題です。5つの選択肢から回答を選ぶ選択方式です。難易度は低いですがスピードが求められます。

■法則性(ペーパー形式:40問/15分、Web形式:30問/12分)

5つの図形がどのような法則性で並んでいるかを問う問題です。法則性を読み解き、「?」となっている箇所には何を示すべきかを、選択肢から選ぶ問題が出題されます。

■命令表(ペーパー形式:50問/20分、Web形式:36問/15分)

命令表の指示にしたがって、最終的にどんな図形が出来上がるかを、選択肢から選ぶ問題です。それぞれの指示の意味合いは問題文と一緒に示されています。

■暗号(ペーパー形式:39問/20分、Web形式:30問/16分)

始まりの図形と終わりの図形の変化から、図形の間にはさまれている暗号の変換法則を推測する問題です。私は新卒の時、これが最も苦手でした。対策しておかないとハマると思います(笑)

■パーソナリティ

こちらはSPIや玉手箱などと同様に、性格検査だと思っていただいた差し支え有りません。嘘をつかず、正直に素早く回答することを心がけてください。

 

CABテストは、SPIや玉手箱などと比べても一癖ある試験で、対策をしっかりしていないと当日お手上げ状態になりかねません。事前の対策が必須と言えるでしょう。IT業界未経験の人はもちろん、経験者の方でもこの試験が課される場合があります。私は新卒からずっといIT業界にいますが、転職時に何度かこの試験を受験しました。

 

GAB(GAB Compact)

GABとは、総合職の適性を診断するテストです。その結果を元に、営業をはじめとした8つの職務適性や、マネジメント適性などを予測します。一見IT業界に関係なさそうに見えますが、IT企業での営業職やITコンサルタントなどを志す方には、能力検査としてGABテストを課される可能性もあるため、応募企業によってはこちらの対策も必要と言えます。職務への適性を測るだけでなく、ストレス耐性などの予測も同時におこなうことが、CABとの共通点と言えます。

また、GABには「GAB Compact」という形態もあります。こちらは制限時間を短く、難易度を高めに設定したもので、より鬼畜仕様になっています(笑)問題の出題形式はGABと同様です。

GABでの問題の種類は下記の3つです。

 

■言語理解

(ペーパー形式:32問/15分、Web形式:52問/25分、Compact:24問/12分)

GABの言語は1つの長文あたりに設問が4つ出題され、ペーパー形式の場合には8つの長文、Web形式の場合は13の長文が出題されます。つまり、1問につき30秒程度しか時間がありません。長文とは言いつつも、300~500文字程度の比較的短い文章が出題され、文章構成などの素早く理解する、論理的思考力を測る問題です。30秒しか無い割に問題の難易度が高めに設定されているため、早く読み解く練習をしておく必要があると言えます。

■計数理解

(ペーパー形式:20問/20分、Web形式:35問/35分、Compact:15問/15分)

図表の読み取り問題が出題されます。図表中の「?」となっている箇所の値を求める問題で、図表を読み解く力、他の値との関連性・関係性を推察する力が必要とされる問題です。

■パーソナリティ

こちらも性格検査です。あくまで正直に素早く回答してください。

 

おすすめ対策本

上記の出題範囲の説明から、すでに「難しそうじゃん…」と思った方もいらっしゃると思います。確かに一筋縄ではいかないテストですが、事前に対策を打っておけばある程度カバーはできます。書籍等を利用し、時間内に素早く回答することに慣れてください。

 

おすすめ対策本1:必勝・就職試験! 【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】CAB・GAB完全突破法!

こちらのシリーズは、試験範囲を網羅するという意味で基本的に優秀です。

特に、他の試験とは一味違う試験であるCABについては重点的に取り扱っており、CAB試験が苦手と感じている人にとっては心強い味方となるでしょう。

 

 

おすすめ対策本2:CAB・GAB完全対策

CAB・GABの対策書籍全般に言えることですが、カバーするべき範囲が広いため、一つ一つのお題目が手薄になりがち、という難点があります。上記の書籍だけで不安な方は、こちらの書籍も合わせて使用し、対策すると良いでしょう。実際の難易度に近い問題や、スピードを上げて回答するための必勝法が多く紹介されています。

 

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まとめ

いかがでしたか?

CAB・GABテストは、テストの特殊性が高く、対策を怠っているとお手上げ状態になってしまうことも珍しく有りません。私自身も新卒の頃、CABテストを無対策で受けてボロボロだったことがあります(笑)

しかし、対策をきちんとしていれば、図表問題が苦手な方でも一定以上は得点できる程度の難易度ですから、上記の書籍等を使い、しっかり対策をしてから臨んでくださいね。

 

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Webテスト玉手箱の対策方法!おすすめの書籍をご紹介します!

前々回、前回に引き続き、今回も中途採用における筆記試験を取り上げます。

今回は、主な筆記試験の形式のうち、Webテスト玉手箱についてご紹介します。

 

※前々回の記事はコチラ※

www.rikuhiro.com

 

※前回の記事はコチラ※

www.rikuhiro.com 

 

問題の種類は、計数理解・言語理解・英語・パーソナリティの4つ

計数理解の出題範囲

 

■四則逆算 (50問/9分)

計算式の一部が空欄になっているものです。50問で9分ですから、1問あたり10秒程度で回答する必要があります。電卓と計算用紙を使用できます。

■図表読取 (29問/15分 or 40問/35分)

図や表から法則を理解し、計算をする問題です。15分間で29問または35分で40問出題されます。こちらも前項の四則逆算と同様に、電卓と計算用紙を使用できます。

■表推測 (20問/20分 or 35問/35分)

マトリックスで示されている「?」の箇所を、他の箇所に記載されている数値から法則性を読み取り、推測する問題です。20分に20問 or 35分に35問出題されます。1問あたり1分ありますが、問題ごとに表が異なるため、あまり余裕はありません。

 

言語理解の出題範囲

言語理解のテストには、GAB形式またはIMAGES形式というものがあります。企業によってどちらかの形式が出題されることになります。趣旨把握のテストは形式を問わず出題されるようです。

 

■論理的読解(GAB形式:32問/15分 or 36問/15分 or 52問 or 25分)

GAB形式の言語は長文を読み、問題に回答する形式のテストです。企業によって問題数と制限時間が大きく異なりますが、出題される問題としては同じものです。
■趣旨判定(IMAGES形式:32問/10分)

IMAGES形式も、長文を読み、問題に回答する形式のテストです。GAB形式とは問われることが少々異なることと、10分間で32問(長文8題)が出題されます。GAB形式よりも1問回答するのに割くことができる時間が短いことが特徴です。
■趣旨把握(10問/12分)

1,000文字前後の長文を読み、4つの選択肢の中から最も本文内容に合致するものを選択する問題です。制限時間は12分で、1問あたり70秒程度しかなく、時間的にかなりシビアです。

 

英語の出題範囲

英語は、企業によってあったりなかったりします。出題範囲と形式は以下の2種類です。

 

■論理的読解(GAB形式:24問/10分)

GAB形式で出題される言語理解と同様の形式です。【A:正しい or B: 正しくない or C:本文からは判断できない】の3択から選び、1長文につき3問出題されます。

■長文読解(IMAGES形式:24問/10分)

GAB形式で出題されるものと同様、1つの長文につき3問出題されますが、設問毎にそれぞれ問題文と選択肢があります。回答しなくてはならない分量としてはGAB形式と変わりません。

 

パーソナリティ

パーソナリティー診断とモチベーション診断から構成されています。SPIと同じように、回答の矛盾や嘘の回答をしていないかも含めてジャッジされていますので、正直に素早く答えるようにしましょう。

 

最大の特徴は「各科目1形式ずつの出題であること」

玉手箱の特徴は、1つの形式の出題パターンで回答し続けることです。したがって、例えば計数理解の科目で最初に表推測の問題が出題されたとしたら、最後まで表推測の問題だけを解き続けることになります。苦手な問題なら飛ばして次の問題へ、という戦い方が通用しないので、苦手分野を潰しておくことが重要です。

また、玉手箱の出題形式はテストの開始時間までに、どの形式で採用されてるのかをジャッジすることが可能です。上記では各形式ごとの制限時間の詳細を併記していますが、この制限時間はテストを開始する前にPCの画面に表示されるため、その制限時間からどの形式が出題されるのかをジャッジできます。

ただし、英語2つの形式ともに制限時間が10分ですので、開始前のPC画面から判断することはできません。

 

玉手箱の受験方式

玉手箱の受験方式には2種類あり、自宅などで受けるWebテスト方式と、テストセンターで受験する方式があります。テストセンターで受験する方式を特に「C-GAB」と言いますが、出題されるテストの内容は玉手箱と同様のもので、対策も共通で問題ありません。

 

おすすめ対策本

おすすめ対策本1:必勝・就職試験!【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]

出題範囲をくまなくカバーしており、オールマイティな対策ができる書籍と言えます。

このシリーズで時間を測っての模擬試験までカバーできれば完璧なのですが、この値段と内容であまり贅沢を言ってはいけませんね。こちらを購入される場合は自分で制限時間を決めて演習をすると良いでしょう。

 


おすすめ対策本2:Webテスト1【玉手箱シリーズ】完全対策

どちらかというと問題集という位置づけで、本番の試験と同様の難易度と問題数で演習をすることができます。私は上記と合わせて2冊購入しましたが、こちらは対策の仕上げ用に使っていました。紙面のレイアウトも見やすく、おすすめしたい1冊です。
 
 

まとめ

いかがでしたか?

Webテスト玉手箱は、比較的大企業や外資系企業で採用されることが多いため、SPIと比べると通過難易度が高めになっています。厳しいところだと7割~8割を通過のボーダーラインとしているところもあるようです。ただし、問題の難易度自体は高いという程ではありませんので、しっかり対策をして臨めば、決して取れない点数ではありません。

Webテストで落とされた、なんて悲しい事態にならないよう、きちんと対策した上で受験するようにしてくださいね。

 

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転職でのSPI試験の対策方法!おすすめの書籍をご紹介します!

前回の記事で、以下の2点についてご紹介しました。

  1. 中途採用でも、49%の割合で筆記試験が行れており、対策が必要
  2. 主な筆記試験の種類はSPI・玉手箱・GAB/CAB・TG-WEB

 

※詳しくはこちらの記事をご覧ください※

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今回は、最も中途採用における適性検査として提供されているものの中で最もシェアの大きいSPIについて、出範囲・対策方法とおすすめ書籍をご紹介します。

 

 

中途採用向けのSPIはSPI-G

上記記事でもご紹介している通り、SPIには3種類あり、以下の通りです。

  1. 【SPI-U】大学新卒者向け
  2. 【SPI-G】中途採用向け
  3. 【SPI-H】高卒向け

中途採用への応募者であるあなたは、【SPI-G】を受験することになります。

おそらく、新卒時に【SPI-U】を受験したことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、SPI-GはSPI-Uよりも少し出題範囲が広く、問題も難化傾向にあるようです。

 

問題の種類は言語検査・非言語検査・性格検査の3つ

言語検査の出題範囲

  • 二語関係
  • 熟語の意味
  • 熟語の成り立ち
  • 語句の用法
  • 文の並べ替え
  • 空欄補充(接続詞、空欄補充)
  • 長文読解(文挿入、内容の理解)

言語問題はSPI-Uよりも難化傾向

SPI-Gは、SPI-Uに比べて、この言語問検査が難しい傾向にあります。。

また、文の並べ替え・空欄補充・長文読解は文章を読み解く問題ですが、ここで取り扱われる文章も難解であることが多いです。多少対策をしていても、『合ってるのかな、これ?』と思いながら回答することになると思いますので、出題傾向に慣れる必要があります。

 

非言語検査の出題範囲

  • 図表の読み取り
  • 集合
  • 順列・組み合わせ・確率
  • 料金の割引
  • 損益算
  • 分割払い・仕事算
  • 速さ・距離・時間
  • 割合・比
  • 資料の読み取り(SPI-G限定)
  • 長文読み取り計算
  • 推論(正誤、順位、整数の推測など)
  • etc.

出題範囲多くない?と思われたと思います(笑)非言語検査は問題数が多く、出題範囲も変更されたりする場合が多いので、最新の情報で対策することをおすすめします。

 

資料解釈の問題が出題される

こちらはSPI-G限定の問題です。

SPI-Gの非言語問題では必ず資料解釈問題が出題されており、SPI-Uにはない問題形式です。資料解釈は表などのデータをもとに設問に回答する問題で、情報を素早く正確に読み取る能力が必要です。

非言語検査の中では難易度は高いほうですが、形式に慣れるための対策を事前に打っておけば問題ありません。

 

全体的な難易度は高くないが、制限時間がキツい

SPI-Gの非言語問題は、全体的な難易度としてはそれほど高くありません。どちらかというと、短い時間で正確に回答することが求められる試験です。対策を怠っていると間違いなく時間が足りなくなりますので、時間内に正解を導き出すための対策をしておく必要があります。

 

性格検査

職場への適性やストレス耐性など採否に影響する質問に対し、選択肢から回答していくものです。性格の特徴・職務への適応性・組織への適応性が判定され、企業はその判定結果を採用の要件や企業の風土などと照らし合わせます。

 

このとき、その企業によく思われたいという気持ちから、嘘の回答してしまう人もいるようですが、内容に矛盾があったり、嘘の回答をしていないかを判定する項目もあるため、バレてしまうようです。あくまで素直に回答するのが一番良いでしょう。

 

SPIの受検方式

SPIの受験方式は、以下の4種類があります。受験方式によって、出題範囲や制限時間が少しずつ異なるようです。どの形式でも対応できるように広範囲にわたる対策を行う必要があります。

 

テストセンター

SPIを提供しているリクルート社が会場やスタッフなどを準備する受検形式です。
都合の良い受験日を選び、企業側指定された受験会場へと赴いて受験します。

新卒採用と時期が被ったりすると、キャパ的に自社で試験を受験させらない場合があるため、この形式での受験となることが多いようです。

Webテスティング

自宅などのパソコンでおこなうSPI試験です。自宅でできるので、最もリラックスした状態で受験することができます。テストセンターが近くにない人や、遠隔地に住んでいる応募者でも受検できるため、応募者の負担を軽減した受検方法といえるでしょう。

私の転職時もこの形式が一番多かったと思います。

またWebテスティングの場合は電卓を使用することもできます。

インハウスCBT

こちらは応募企業内で受検する方法です。まずパソコンでSPI試験を受検し、大体の場合、その後で面接まで済ませてしまいます。最も緊張する受験方式と言えます(笑)

SPI試験の結果はすぐに出るので、面接で当然SPIの結果も見られています。特に性格検査では、試験の回答と面接の回答に矛盾があると「嘘をついている」というのがわかってしまいますので、気をつけてください。

採用フローを短縮できるため、早く採用したい企業にとっても、選考が短く済む応募者にとってもメリットがある方式と言えます。リクルート社もこの方式をプッシュしているようです。

ペーパーテスト

応募先企業で行うマークシート式筆記試験です。資格試験などと同じで、問題冊子と回答用紙が配られます。鉛筆(シャープペン)と消しゴムが必須です。

中小企業では比較的この形式が取られる事も多いようです。

 

おすすめ対策本

おすすめ対策本1:主要3方式【テストセンター・ペーパー・WEBテスティング対応】これが本当のSPI3だ! 【2021年度版】

問題の傾向に慣れるには、こちらの書籍をオススメします。私も実際に購入して対策しましたが、テストセンター・ペーパーテスト、WEBテスティングの3種類に対応しており、解説も詳しくてよく理解することができました。言語・非言語どちらかに苦手分野がある方には特におすすめです。時間を測って対策、という点はカバーできていませんが、自分で制限時間を設定して解いてみれば良いと思います。

 

 

おすすめ対策本2:史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集

上記の参考書、オススメなんですが時間を測っての対策が弱いのが惜しいところです。そこでオススメしたいので、こちらの書籍です。模擬テストの項が儲けられており、時間を計測しての対策が可能です。

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まとめ

いかがでしたか?SPIは最もシェアの高いテストですから、遭遇率も高いです。きちんと対策をすればボーダーラインを超えることは決して難しくありませんので、上記の内容を参考に準備をして臨んでくださいね! 

 

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