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Webテスト玉手箱の対策方法!おすすめの書籍をご紹介します!

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前々回、前回に引き続き、今回も中途採用における筆記試験を取り上げます。

今回は、主な筆記試験の形式のうち、Webテスト玉手箱についてご紹介します。

 

※前々回の記事はコチラ※

www.rikuhiro.com

 

※前回の記事はコチラ※

www.rikuhiro.com 

 

問題の種類は、計数理解・言語理解・英語・パーソナリティの4つ

計数理解の出題範囲

 

■四則逆算 (50問/9分)

計算式の一部が空欄になっているものです。50問で9分ですから、1問あたり10秒程度で回答する必要があります。電卓と計算用紙を使用できます。

■図表読取 (29問/15分 or 40問/35分)

図や表から法則を理解し、計算をする問題です。15分間で29問または35分で40問出題されます。こちらも前項の四則逆算と同様に、電卓と計算用紙を使用できます。

■表推測 (20問/20分 or 35問/35分)

マトリックスで示されている「?」の箇所を、他の箇所に記載されている数値から法則性を読み取り、推測する問題です。20分に20問 or 35分に35問出題されます。1問あたり1分ありますが、問題ごとに表が異なるため、あまり余裕はありません。

 

言語理解の出題範囲

言語理解のテストには、GAB形式またはIMAGES形式というものがあります。企業によってどちらかの形式が出題されることになります。趣旨把握のテストは形式を問わず出題されるようです。

 

■論理的読解(GAB形式:32問/15分 or 36問/15分 or 52問 or 25分)

GAB形式の言語は長文を読み、問題に回答する形式のテストです。企業によって問題数と制限時間が大きく異なりますが、出題される問題としては同じものです。
■趣旨判定(IMAGES形式:32問/10分)

IMAGES形式も、長文を読み、問題に回答する形式のテストです。GAB形式とは問われることが少々異なることと、10分間で32問(長文8題)が出題されます。GAB形式よりも1問回答するのに割くことができる時間が短いことが特徴です。
■趣旨把握(10問/12分)

1,000文字前後の長文を読み、4つの選択肢の中から最も本文内容に合致するものを選択する問題です。制限時間は12分で、1問あたり70秒程度しかなく、時間的にかなりシビアです。

 

英語の出題範囲

英語は、企業によってあったりなかったりします。出題範囲と形式は以下の2種類です。

 

■論理的読解(GAB形式:24問/10分)

GAB形式で出題される言語理解と同様の形式です。【A:正しい or B: 正しくない or C:本文からは判断できない】の3択から選び、1長文につき3問出題されます。

■長文読解(IMAGES形式:24問/10分)

GAB形式で出題されるものと同様、1つの長文につき3問出題されますが、設問毎にそれぞれ問題文と選択肢があります。回答しなくてはならない分量としてはGAB形式と変わりません。

 

パーソナリティ

パーソナリティー診断とモチベーション診断から構成されています。SPIと同じように、回答の矛盾や嘘の回答をしていないかも含めてジャッジされていますので、正直に素早く答えるようにしましょう。

 

最大の特徴は「各科目1形式ずつの出題であること」

玉手箱の特徴は、1つの形式の出題パターンで回答し続けることです。したがって、例えば計数理解の科目で最初に表推測の問題が出題されたとしたら、最後まで表推測の問題だけを解き続けることになります。苦手な問題なら飛ばして次の問題へ、という戦い方が通用しないので、苦手分野を潰しておくことが重要です。

また、玉手箱の出題形式はテストの開始時間までに、どの形式で採用されてるのかをジャッジすることが可能です。上記では各形式ごとの制限時間の詳細を併記していますが、この制限時間はテストを開始する前にPCの画面に表示されるため、その制限時間からどの形式が出題されるのかをジャッジできます。

ただし、英語2つの形式ともに制限時間が10分ですので、開始前のPC画面から判断することはできません。

 

玉手箱の受験方式

玉手箱の受験方式には2種類あり、自宅などで受けるWebテスト方式と、テストセンターで受験する方式があります。テストセンターで受験する方式を特に「C-GAB」と言いますが、出題されるテストの内容は玉手箱と同様のもので、対策も共通で問題ありません。

 

おすすめ対策本

おすすめ対策本1:必勝・就職試験!【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]

出題範囲をくまなくカバーしており、オールマイティな対策ができる書籍と言えます。

このシリーズで時間を測っての模擬試験までカバーできれば完璧なのですが、この値段と内容であまり贅沢を言ってはいけませんね。こちらを購入される場合は自分で制限時間を決めて演習をすると良いでしょう。

 


おすすめ対策本2:Webテスト1【玉手箱シリーズ】完全対策

どちらかというと問題集という位置づけで、本番の試験と同様の難易度と問題数で演習をすることができます。私は上記と合わせて2冊購入しましたが、こちらは対策の仕上げ用に使っていました。紙面のレイアウトも見やすく、おすすめしたい1冊です。
 
 

まとめ

いかがでしたか?

Webテスト玉手箱は、比較的大企業や外資系企業で採用されることが多いため、SPIと比べると通過難易度が高めになっています。厳しいところだと7割~8割を通過のボーダーラインとしているところもあるようです。ただし、問題の難易度自体は高いという程ではありませんので、しっかり対策をして臨めば、決して取れない点数ではありません。

Webテストで落とされた、なんて悲しい事態にならないよう、きちんと対策した上で受験するようにしてくださいね。

 

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