TG-WEBの対策方法!おすすめの書籍をご紹介します!
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中途採用における筆記試験について、本記事で5度目、最後の連載となります。
今回は、主な筆記試験の形式のうち、TG-WEBについてご紹介します。
※前回までの記事はこちらをご覧ください。
【SPI】
【玉手箱】
【CAB・GAB】
採用試験におけるシェア第3位!難易度の高さが特徴
?かつては、採用試験における筆記試験といえば、SPI、玉手箱が大きなシェアを締めていましたが、そこに第三の勢力として登場したのがTG-WEBです。前記2つに比べると難易度が高く、事前の対策なくして通過することは難しいという言われるほどです。シェア第3位のこの試験をわざわざ導入する企業は、得点の高さによる基礎学力の高さのみならず、どれだけ対策をしてきたか = どれだけ自社への志望度が高いか、という観点で見ていると考えて良いでしょう。
IT企業に関連するところでは、総合系コンサルティングファームやシンクタンク系のコンサルティングファームの一部などが、この試験を採用しているようです。特にITコンサルタントを目指される方は、要対策と言えるでしょう。
従来型と新型の2種類あるので注意!
TG-WEBテストの形式には、【従来型】と【新型】があります。2種類に別れているのは「言語」と「計数」の科目であり、問題数や時間、傾向が異なります。どちらを採用しているか、も企業によってまちまちですので、双方に対応できる必要があります。両者を比較した場合の大まかな傾向は以下のとおりです。
・難易度 → 従来型 > 新型
・問題数 → 従来型 < 新型
現状では「従来型」が主流のようです。応募企業がどちらを採用しているのかを確認し、対策を打ちましょう。
問題の種類は言語・計数・英語・性格の4つ
言語の出題範囲(従来型:12問/12分、新型:34問/7分)
- 空欄補充(熟語)
- 空欄補充(接続詞)
- 空欄補充(二語補充)
- 文の並べ替え
- 長文読解・趣旨把握
- etc.
計数の出題範囲(従来型:9問/18分、新型:36問/8分)
- 積木問題
- 立体の切り口
- 積木の切断個数
- 経路問題
- 一筆書き
- 折り紙
- タイル敷詰め
- サイコロ
- 暗号
- 場合の数
- 平行四辺形
- 多面体
- 数列
- 論理/対偶と三段論法
- 推論(順位づけ・嘘つき・じゃんけん・表)
- 集合(3つの質問・少なくとも~
- etc.
英語の出題範囲(10問/10分)
- 長文問題(趣旨把握)
テストセンター形式のものもあるので注意!
TG-Webは基本自宅受検型ですが、ヒューマネージ社はテストセンター式のものも提供しています。テストセンターで受検する場合は、従来型と新型、さらに独自の問題が含まれ、折衷したような問題が出題されます。注意したいのは、難易度は従来型、新型よりも高く、特に非言語問題は非常に難易度が高いと言われている点です。時間もかなりシビアとなっており、事前の対策とともに、高い集中力が必須と言えます。制限時間は、【言語:30問/15分・非言語:40問/7分+13問/8分】です。
テストセンターでの受検では、電卓が使えない点に注意してください。
おすすめ対策本
繰り返しの演習で問題に慣れることが必須
TG-WEBの対策で重要なのは「問題と回答方法に慣れる」ことです。独自の傾向が強い問題が出題されますが、問題パターンはそこまで多様というわけではありません。問題と回答方法のパターンに慣れることで得点アップが可能です。
おすすめ対策本:必勝・就職試験! 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[2]
またしてもこのシリーズの登場です。TG-WEBについてはシェア3位で、能力検査に採用している企業がSPIや玉手箱に比べて少ないためか、対策本も少なく、他のテストとまとめられてしまっているものがほとんどです。
そんな中、TG-WEBに厚くフィーチャーしているのがこの書籍です。まだ登場して日が浅いテストセンター方式の問題にも対応しており、TG-WEBの受験が求められる企業の応募者必携の一冊と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は筆記試験界の第3勢力、TG-WEBについて取り上げました。難易度が高く、学歴のある人でもこのテストには苦戦すると言います。事前の対策を怠らず、万全の体制で臨んでくださいね。
次回より面接対策についてお伝えします
5回にわたって筆記試験対策の情報をお伝えしてきましたが、次回からは転職活動の肝心要と言える面接の対策・心構えなどについてお伝えしていきたいと思います。引き続きよろしくおねがいします。
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