転職面接での逆質問対策!印象を上げるには?
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面接の終盤で必ずと言って良いほど聞かれる質問が「最後に何か質問はありませんか?」というもの。いわゆる逆質問です。ここでどんな質問をするかによって、面接官の印象が変わる可能性もあります。
また、面接の終盤にのコミュニケーションであるため、印象にも残りやすいという特徴もあります。今回はそんな逆質問にスポットを当て、どのように対策すればよいかについて、お伝えしたいと思います。
逆質問は絶好のアピールタイム
逆質問の最大の注意点は、逆質問の時間は、まだ面接が続いているということです。
純粋に質問の有無を問われているだけと思って「特にありません」などと答えるのはNGです。また、事前の情報収集や準備が不足していて、その場の思いつきで答えたりすると、大抵面接官に対してのアピールとなるような質問はできず、せっかくのチャンスを棒に振ってしまいます。
逆質問は、回答内容の方向性が概ね決められている他の質問とは違い、自由度が大きいため、やりようによってはあなたを強く印象付け、アピールできる時間です。入社意欲や熱意などを、もうひと押しするのに絶好の機会と捉えてください。
面接官が逆質問をする2つの理由
面接官が逆質問をするのには、きちんと理由があります。その意図を汲んだ上で、質問内容を考えて行くことが必要です。
1.志望度を確認する
一つ目は、応募者が自社に対してどれだけ興味があるか、という視点で志望度を確認するためです。
応募者の立場からすれば、本気で入社したいと考えている企業については、企業HPやネットの情報だけではわからない実情の部分まで知りたいと思い、色々質問が湧くものです。逆に、志望度が低ければそこまで隅々まで調べなくても良いか、という気になってしまいます。面接官としてはそこを確認したいわけですね。
以前の記事で、IR情報や三カ年計画などの事業計画資料を読み込んでいくと良い、とご紹介しました。これは、かなり具体的な話まで踏み込んで企業側に質問できるからです。少々踏み込んだ具体的な質問をされると、面接官も志望度の高い人という印象を持ちます。
※情報収集に関する記事はコチラ
2.対人能力、コミュニケーション能力を確認する
前回、「転職面接でよくされる質問40選」という記事をUPしました。これはかなりイイ線いってると思うのですが、裏を返せばほとんどの質問は想定することが出来、事前に対策することができてしまうというわけです。
しかし、この逆質問の時間では、あなたからの質問に面接官が回答し、そこからは事前に予想することが難しい会話が繰り広げられていきます。そこで面接官は、逆質問によって対人能力やコミュニケーション力をチェックしているというわけです。
※転職でよくされる質問に関する記事はコチラ
逆質問でアピールするべき3つのポイント
それでは、具体的に逆質問で何をアピールすることを念頭におけばよいのでしょうか。具体的な質問例は別の記事に譲りますが、代表的なポイントは以下の通りです。
勤労意欲、向上心
別に「ブラック労働に耐えられます」とかそういう話ではありません。応募企業に入社した後、自分が活躍していくために必要な経験は何か、そのために必要な勉強は何かなどを尋ねると、面接官に熱意が伝わるでしょう。
責任感、協調性
現職、前職でのあなたの顧客や上司、部下、同僚などとの関わり方から責任感や協調性をさりげなくアピールし、「御社では何が求められますか?」などと聞くと良いでしょう。
業界知識、業務知識
当然ですが、面接官側は、自社が欲しい知見を持っている人物なら採用意欲が高まります。自分が有用な知見を持っている人物だということをアピールしましょう。注意したいのは、あまりやりすぎて嫌味だと思われないようにすることです。「御社で活躍するために、更に身につけた方が良いことは何ですか?」などの形で、あくまで謙虚に逆質問すると良いでしょう。
逆質問で注意すべき5つのポイント
そうは言っても、何でもかんでも聞けば良いというものではありません。実際の逆質問の例は別の記事で取り上げますが、ここでは逆質問をする時に注意しておきたいポイントをお伝えします。
調べればすくわかることは質問しない
企業HPや求人票などを確認すればわかるような質問は避けましょう。『そんなことも調べていないのか』と思われてしまいます。
面接官がすでに説明したことを質問しない
これ意外とやりがちです。 面接官が逆質問に至るまでの間に、すでに説明したことを繰り返し聞くと『話聞いてなかったの?』と思われてしまいます。事前に用意した逆質問の回答となる内容を、面接の中で説明された内容について、類似する質問はしないようにしてください。そのためにも、逆質問はあらかじめ複数のパターンを持っておくことが大切です。
質問は4~5つ考えていく
考えていった質問は、面接の問答の中で先に面接官から話されてしまうこともありますし、話の流れ的に場にそぐわないこともあります。そういったケースに対応するためにも、複数質問を用意していき、場の流れに合わせて尋ねるようにしましょう。実際に質問するのは2つくらいで十分です。
具体性を欠く質問を避ける
「御社に将来性はありますか?」「仕事はどうですか?」など、何を答えて良いかわからないような質問をする人がいるようですが、これは避けましょう。面接官も困ってしまいますし、答えてもきっと微妙な空気になります。
待遇の話をストレートに聞かない
応募者としては是非詳しく知りたいところですが、あまりストレートすぎる聞き方は避けます。求人票の内容以上に突っ込んだ話は内定後に確認しても遅くありませんので、面接時には避けたほうが無難でしょう。わざわざぶしつけな印象を与える必要はありません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、転職面接での逆質問の目的、質問を考える際に盛り込みたいポイント、避けたいポイントをそれぞれご紹介しました。
これでイメージが湧いてくる方もいらっしゃると思いますが、『具体的にどんな質問をしたら良いの?』と不安に思われる方もいらっしゃると思います。
次回は、実際の面接で使える逆質問例、NG質問例についてご紹介したいと思います。よろしければ是非ご覧ください!
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