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転職面接で必要な心構え!押さえておくべき4つの鉄則とは

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転職活動において、書類面接が通過すると嬉しいものです。しかし。いざ面接を受けるとなると、「どんなことを聞かれるのか」「どんな対策をしたら良いのか」不安になる方も多いと思います。面接は誰しも緊張するものですが、事前の準備と、最低限押さえておくべきマナーとルールを守っていれば、それほど身構える必要はありません。

今回は、程よい緊張感を持って、自分の魅力をしっかりアピールするために必要な心構えについて、お伝えしたいと思います。

 

※転職面接に関する他の記事はこちら

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心得1:第一印象を大事に!

ほとんどの面接官が、入室時から数分間で第一印象を決めてしまう、と言います。
第一印象は非常に強力な刷り込みです。一度付いてしますと、限られた面接の時間の中でこれを覆すことは非常に難しいです。ですから、面接ではいかに初対面の面接官に良い印象を与えられるかが最初の勝負どころとなります。

人の印象を決める大きな要素は様々ありますが、要点を絞ってご紹介します。

 

遅刻厳禁

超基本的なことですが、面接時間に遅刻することは絶対にNGです。もしこれをやってしまうと、最初から大きなハンデを負った状態で面接をスタートすることになります。もし、万が一やむを得ない事情で遅刻してしまう場合は、わかった時点で連絡を入れ、謝罪の上日程の再設定をお願いしましょう。

転職エージェント経由で応募されている方は、半日程度の余裕があるならばキャリアアドバイザー経由で、2~3時間しか猶予がないのならば直接面接担当者に連絡し、後からキャリアアドバイザーに連絡を入れると良いでしょう。

 

【余談】私は2度目の転職活動の際、あと2時間で面接、というタイミングで、倒れて救急車沙汰になったことがありました。業務多忙と転職活動の準備で睡眠時間が削られたことことが原因でした。焦りましたが、面接が始まる30分前に面接担当者に連絡を入れて事なきを得、面接を再設定してもらいました。万が一遅刻することになっても、落ち着いて行動且つ誠意を持って謝罪し、なるべく相手に悪い印象を与えないことが大切です。

 

身だしなみを整える

身だしなみは全体的に清潔感を出すことを心がけてください。基本的にはスーツ着用、

私服OK・服装自由という場合も、ビジネスカジュアルの範疇を逸脱しないようにしましょう。

基本的には社会人として基本的なマナーが守れていれば良いのですが、自社で仕事をしていると、意外と服装って緩くなってしまいがちです。面接に出かける服装で鏡の前に立ってみて、おかしなところがないか確認してみてください。

また、面接官の立場で意外に目に付きやすいのが靴だと言います。これは意識的に見ていると言うより視界に入ってくるということなのですが、ふと目に入った時に靴が汚れていたりボロボロだったりしたらやはり印象はよくありません。きちんと手入れをした上で臨んでくださいね。

 

口角を上げ、柔らかい表情を心がける

無表情や、緊張でこわばった表情は、良い印象を与えません。面接での受け答え時には意識的に口角を上げ、柔和な印象を与えるようにしましょう。家の鏡の前で練習してみてください。会話の流れで笑ったりすることは全く問題ありません。むしろとっつきやすい印象を与えてプラスに働くはずです。

 

自信を持った視線を投げかける

視線というのは人間同志のコミュニケーションで非常に重要な部分です。面接に置いてもそれは同じで、せっかく良い答えであっても、うつむきながら話していては、言葉に込めた意思が伝わりません。

まずは、きちんと目を開き、まぶたに力を入れることで自信に満ちた視線を演出してください。また、面接官が複数人いる場合はすべての面接官と目があうように視線を変えながら話すことが重要です。

面接官が1人の場合は、ずっと凝視していては相手に威圧感を与えてしまいますので、たまに視線を伏せるなどして、適度にそらしてください。

 

口調

気をつけたいのは、声の大きさ・話すスピードです。

普段話す時って自分の声のボリュームをあまり気にしていませんが、広い会議室や応接室のようなところで話すと、自分が思っている以上に声が小さいということがよくあります。面接では、自分では『少し大きめかな』と思う程度のボリュームでちょうどよいです。元気よくはきはきと受け答えをしてください。

また、話すスピードは、緊張しているとついつい早くなってしまうものですが、これは面接官のペースに合わせて、相手が早いとも遅いとも感じないようにする必要があります。

 

姿勢・仕草

ITの業界の人にありがちな猫背はNGです。椅子に座ったら意識的に背筋を伸ばし、堂々とした姿勢を見せることが必要です。また、話の途中では身振り手振りを交えながら話をすると良いでしょう。

 

心得2:自分の言葉で話す

面接においては、すべての質問に対し、自分の言葉で自分の考えていることを述べるというのが鉄則です。どこかから借りてきたような答えでは、相手の気持ちを掴むことはできないのです。

 

話を盛らない

自分の成果について、話を盛ってしまう人、よくいるようです。よっぽど話が作り込まれていれば別ですが、その場の思いつきで話すようなことはすぐ綻びが生じてしまいます。わからないことはわからない、できないことはできないとはっきり答える方が、誠実な印象を与え、結果としてプラスになると思ってください。

 

真剣さ

『転職面接というと、新卒ではないのだし、如何に優秀かをアピールしなければならない。スマートに回答できなければならない』と考える人もいるようです。しかし、必ずしもスマートな回答をする必要はありません。相手はあなたの話を言語解析するロボットではなく、あくまで感情を持った人間です。多少言葉に詰まっても、強い意欲を見せることができれば、熱意や真剣さが伝わり好印象に繋がります。

 

積極性を出す

消極的で覇気がないという応募者は、面接官が最も敬遠するタイプの一つです。はきはきとした話し方、言葉遣い、声の大きさ、身振り手振りを心がけてください。また、面接の終盤にある面接官への質問は、事前にいくつか考えておき、必ず行ってください。

ただし、あまりガツガツギラギラしすぎていると引かれてしまう可能性もあります。あくまで冷静に受け答えする、というところは忘れないようにしてください。

 

回答例をそのまま使わない

世の中には、面接対策本とか、想定質問集とかに回答例というものが溢れており、綺麗にまとめてあります。しかし、面接官たちもたくさんの応募者を面接で見てきているため、いかにも暗記してきたような回答は『あぁ、本を丸暗記してきたな』と勘付いてしまうものです。

回答例を見てはいけないわけではありません。しかし、話に説得力を持たせるため、それを自分に適用するとどうなるか、自分ならどう話すかということを軸に話を組み立てていってください。

 

心得3:話し方

簡潔明瞭に話す

こちらもIT業界人あるあるで、話の中に色々な補足情報を盛り込もうとする人が結構いらっしゃるのですが、これは面接においてはNGと思っておいてください。

面接官は、応募者の答えを聞き、さらに深堀りした質問をしようと考えています。想定質問集のを見れば、どのような深堀り質問が来るかということも、ある程度予測ができるでしょう。しかし。ここで先回りするように一気に話しすぎてはいけません。

一つの質問に明瞭簡潔に答え、他の話題は次の質問に任せるのが基本です。テンポの良い会話の流れを作るよう心がけましょう。

 

結論から話す

基本的なことですが、話す時はできるだけ結論から話しましょう。

例えば、自分の長所・短所を答える質問なら「私の長所は◯◯です。~具体的なエピソード~」という形で話しましょう。これが逆になってしまうと、結局何が言いたいのかよくわからなくなってしまいます。

 

面接の場では敬語を使うこと

『当たり前じゃん』と思われたかも知れませんが、面接官が自分よりかなり年下だったり、面接官側がフランクだったりすると油断してタメ口を使う人がたまにいます。これはマイナス印象を与えてしまいますので、特に30代以上で転職を目指す方は気をつけてください。

また、敬語とはいってもあまりにもかしこまった言葉遣いでも相手とのコミュニケーションが阻害されてしまいます。あくまで適度な敬語ということを心がけてください。

 

心得4:応募書類のチェックを忘れない

面接においては、書類審査の時に使用した応募書類の内容を基に面接が行われることが多々あります。特に職務経歴書等は、最初に書いてからその後改訂しない場合も多く、面接を受ける頃には内容を忘れてしまいがちです。

面接の際、応募書類と受け答えの内容に矛盾が生じてしまうと、嘘をついているわけではなくても、話を盛っていたり、経歴詐称をしていると疑われて評価が下がってしまう可能性があります。

事前に応募書類の内容を必ずチェックしておいてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、面接を受けるにあたっての心構えについてご紹介しました。ここはチェックできていなかった、ということがもしあれば、押さえておいてください。上記のポイントを押さえられれば、面接を受けるための基盤は出来上がったようなものです。後はあなた自身の言葉であなたの魅力をアピールし、合格を勝ち取りましょう!

 

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