転職面接で使える逆質問30選!NG質問例もご紹介します!
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前回の記事で、転職面接における逆質問の位置付けと目的、アピールしたいポイントと気をつけたいポイントについてご紹介しました。
今回は、実際に使える質問例集30選!自分に置き換えた時に使えそうな質問を見つけ、是非面接で役立ててください。
※前回の記事はコチラ
- 意欲、向上心をアピールするための逆質問
- 協調性、適応性をアピールするための逆質問
- 志望度の高さをアピールするための逆質問
- 評価制度や昇給についての逆質問
- 労働環境についての逆質問
- 面接官個人についての質問
- 逆質問が思い浮かばない!そんな時は
- こんな質問は悪印象!NG質問10選
- まとめ
意欲、向上心をアピールするための逆質問
■入社までに、学んでおくべき事があれば教えて下さい
■今後どのようなスキルを身につければ、御社で活躍できますか?
定番中の定番です。特に若手の場合は意欲をアピールすることができるでしょう。
■研修やキャリア開発には、どのようなものがありますか?
入社後も研鑽を怠らないという姿勢を見せるための質問です。ただし、受身の姿勢ではないということも合わせてアピールできると良いため、「基本的に勉強は自分で行うものと考えていますが、会社の制度で利用できるものがあれば是非利用したいと考えています」などと前後に付け加えておくとなお良いでしょう。
協調性、適応性をアピールするための逆質問
■御社で活躍していらっしゃるのはどんな性質の方ですか?
■御社で成長する人材とは、どのような人材ですか?
■御社で仕事をする上で心得ておくべきことは何でしょうか?
■御社が中途採用者に特に期待する事は何でしょうか?
入社後のイメージを膨らませ、自分も活躍してデキる人になりたいと思っていることがアピールできます。また、優秀な人でも企業に馴染めなければ活躍するのは難しいですから、応募企業の一員として溶け込んだ上で活躍したい、と考えていることを同時にアピールできます。
志望度の高さをアピールするための逆質問
■御社に是非入社したいと考えています。率直に言って、私のスキルや経験で足りないところを教えてください。
■本日の面接のフィードバックをお願いします。
どストレートな質問ですが、入社意欲と向上心の高さをアピールできます。ただし、適当なことを言ってお茶を濁されることもあります(笑)この質問は、志望度の高さをアピールすることが目的なので、相手が言い淀んでも気にしないことです。
■御社の××の領域に携わりたいのですが、どのようにすれば叶うでしょうか?
企業研究をきちんとした上で、入社してからの目標もしっかり持っていることをアピールできます。ただし、希望の領域のを扱う部署への配属が決まっているかのような物言いはNGです。面接官の目には傲慢に映ってしまいます。
■御社のビジネスは○○というスタイルで◇◇の分野に強みを持っていらっしゃると思います。◇◇の分野が強い理由をお聞かせ願えますか?
これは、しっかり企業研究をしてきた上で、更に深堀りしたくなるほど志望度が高いということをアピールする質問です。ひょっとしたら面接官によっては答えられない人もいるかもしれませんが、主目的はアピールすることなので気にしないことです。
■御社の課題について、差し支えない範囲で教えてください。
■大変失礼ですが、御社の課題は◇◇と考えています。これを克服するためにどのような取り組みをされていますか?
入社する企業の経営課題についても認識を持っておこうとする質問です。特に2番目はかなり切り込んでいるように見えますが、きちんと分析できていれば「よく勉強している」と評価されるでしょう。
評価制度や昇給についての逆質問
■私と近い年齢のモデル年収をお聞かせください
「ぶっちゃけいくらもらえますか?」とは流石に聞けないので、これくらいであれば質問しても良いでしょう。ただし、企業口コミサイトなどを見れば分かる場合は、無理にここで聞く必要はありません。
■評価制度は、何を指標にして評価されますか?
■評価の頻度はどの程度でしょうか?
■評価内容はフィードバックして頂けるのでしょうか。
評価制度は、企業によって様々異なります。年功序列とか、実力主義とか言っても企業によってその基準や適用方法は千差万別です。ある程度下調べはできますが、とても複雑な制度でよくわからなくなっているものもあります。疑問があれば直接尋ねておくと良いでしょう。
労働環境についての逆質問
■他の社員の方のペースに合わせて働きたいと考えていますが、他の社員の方は何時から何時くらいまでお仕事をされているのでしょうか?
「残業はどれくらいですか?」と聞くと、就労意欲が低いとみなされてしまう場合もあります。このように聞けば核心の部分をぼかして聞くことができるでしょう。
■部署やチームの枠を超えてお仕事をしたり、交流することはありますか?
■上司の方とコミュニケーションを採ったり、ディスカッションしやすい環境でしょうか?
実際の労働環境についての具体的な質問です。この質問は、面接官が現場側の人間だった場合に限ります。入社してみたら前評判や、面接官の説明とは全然違った、というのはよく聞く話です。気になる場合はしっかり聞いておきましょう。
■社員の方々は、業務外での付き合い方はどのようにしているのでしょうか?
ぶっちゃけた話、飲み会やコンペの話です。「飲み会とかイベントとか…」などと具体的に出しても良いでしょう。この手の話になると、そのような付き合いが多ければ必ず面接官が反応します。また、それが強制的なのか、有志だけなのかについても会話の中で察することができるでしょう。この手の付き合いが苦手な人には重要ポイントですので、質問してOKです。
面接官個人についての質問
■○○様が、この会社に入社された理由を教えてください。
■○○様が、入社されてからこれまでに最もやりがいを感じたのはどんなときですか?
■逆に最も辛かったのはどんなときですか?
■○○様が、この会社に入ってよかったと感じたことを教えてください。
面接官個人に対する質問は、事前の対策が絶対にできないものである上に、どの面接でも使えます。また、このタイミングで面接官に話してもらえば、社内の実情やその人の考え方等、その企業の社員のレベル感も窺い知ることができるため、入社するかどうか決めるための材料にもなるでしょう。また、質問が思い浮かばない場合には使えます。私はできるだけこの質問をするようにしていました。
逆質問が思い浮かばない!そんな時は
■ご丁寧にご説明いただけたため、十分納得できました。
■面接官個人についての質問をする
■こちらの部門の上長の方は、どのようなお人柄、お考えの方ですか?
■私と同世代の社員はどんな人が多いですか?
■○○部門の構成について教えてください。
そうは言っても質問が思い浮かばないんだよ!と言う場合もあると思います。その場合は上記の質問をしてみましょう。特に面接官個人についての質問はおすすめです。「特にありません」と答えるのはナシにしましょう。
こんな質問は悪印象!NG質問10選
ちょっと調べりゃわかるだろという質問
■御社の企業理念は何ですか?
■どのような領域・サービス・製品を取り扱っていますか?
■御社の強みは何ですか?
面接で説明されたことを繰り返し聞く質問
面接での内容によりますが、「話聞いてた?」と思われます。
仕事に対して受け身な姿勢が見える質問
■能力を伸ばしていただける環境はありますか?
■異業種(異職種)からの転職でも活躍できますか?
■入社してから覚えれば良いですか?
仕事に対する興味・意欲が薄いと感じる質問
■平均年収はいくらですか?
■残業はありますか?
■福利厚生にはどのようなものがありますか?
■年間休日は何日ありますか?
絶対質問してはいけないわけではないですが、別に面接の席で聞かなければならないような話でもありませんし、あまりにストレートだと印象を悪くしてしまいます。もし気になるなら、転職エージェント経由で聞くなり、内定が出た後で聞くなりしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
逆質問も様々なバリエーションを考えられることがおわかりいただけたと思います。是非逆質問でより応募企業への理解を深め、企業選定の材料としてください。
また、応募企業すべての逆質問を頭に入れておくのはなかなか厳しいものです。当日の面接では、ノートに書いていったり、印刷していったものを見ながら話をすると良いでしょう。その場合は、念の為面接官に事前にメモを取りたい旨断っておくと良いです。
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