文系SEりくひろの転職体験記#2-5「アクシスコンサルティングとの面談&彼女に相談」
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※前回の記事はこちら
1.アクシスコンサルティングとの面談開始
DODAとの面談から1週間ほど経ち、今度はアクシスコンサルティングとの面談です。千代田区の麹町に本社を構える、コンサル専門の小さな転職エージェントでした。今回の転職活動で、初めてコンサルティングファームの選考に挑戦することもあり、1社はコンサル専門のエージェントを利用しよう、と考えて決めたところでした。こちらは名古屋には拠点がないため、電話での面談となりました。
面談の際にキャリアアドバイザーにインプットした内容はリクルートエージェントとDODAの時と同様で、以下の通りです。
①応募企業の要件
- 億単位の大規模案件に携わり、将来的にマネジメントを担うことができること
- 新しい技術のキャッチアップを案件や研究として実施できること
- 顧客のIT戦略の立案から携われること
②応募企業群
- 元請けSIer
exp)富士通、日立製作所、NTTデータ、NRI、NEC、CTC、ISID、SCSK、NSSOL etc. - コンサルティングファーム(ITコンサルタント職) ※特に狙いたい企業群
exp)アクセンチュア、BIG4、アビーム、クニエ、日立コンサルティング etc. - その他エージェントのおすすめ企業
そして、ここでも私の市場価値を客観的に見た場合、上記のような企業群への入社が現実的なのかどうかを探るため、
③通過可能性
も気を遣わずにはっきり教えてほしいとお願いしました。
また、リクルートエージェントでのキャリアアドバイザーのコメントがかなり有用だったため、合わせて伝えました。
2.キャリアアドバイザーからのコメント
キャリアアドバイザーの男性は、私の話を一通り聞いた後、以下のようなことを告げて来ました。
未経験からのコンサル転職ついて
コンサル未経験とのことだが、SEとして上流工程の経験もあり、29歳という比較的若い年齢なので、受ければ通る可能性は非常に高い。
応募企業群について
BIG4やアクセンチュアも大丈夫だし、他のコンサルティングファームも可能性はある。ご存知ないところもあると思うので、合わせてご紹介したい。
希望年収について
700万は順当。一定ライン以上のコンサルティングファームだったら、700万を下回る金額で提示はしてこないだろう。仮に800万とか言われたら、よく見極めた上で決めた方が良い。少なくとも向こう数年間は働き続けるのだから、労働環境等の見極めも大事。
企業情報・選考に関する情報提供
情報提供は基本電話で行い、フェルミ推定やケース面接についての情報も提供する。企業やポジションによってケース面接を実施するか否かも変わるので、そこも合わせてお伝えしたい。この点は大手エージェントではサポートされないと思うので、期待してほしい。
転職先企業の勤務地
コンサルティングファームの本拠地はほぼ東京に集中しているため、名古屋に残って仕事をしたいとなると求人数は減る(ないことはないが)。東京でならたくさん求人を紹介できるので、ぜひ上京を前向きに検討してほしい。
3.アクシスコンサルティング面談総括
リクルートエージェントやDODAに比べると、30分程度で面談が終了したので時間は短かったですが、必要なことを端的に適格に伝えてくださるアドバイザーさんでしたので、確認したいポイントを押さえることができました。
また、企業毎の選考にどんな傾向があるのかも、リクルートエージェントやDODAよりも詳らかに教えてくださったので、信頼感を持ってお願いすることができました。
4.彼女に相談
さて、大きな壁の一つ。当時交際中の女性がおり、転職活動をすることは伝えていたものの、東京への移住話が急遽出てしまったため、改めて相談しなければならなくなりました。この時点で、私の中では『もし東京の求人に決まって上京することになったら、「一緒に来てください」と言おう。断られたら、別れて1人で上京しよう』と決めていました。
りくひろ「こないだ転職エージェントの面談に行ってきてさ」
彼女 「ふ~ん。なんだって??」
りくひろ「今は売り手市場で求人も多いから、大手のSIerやコンサルでも多分通るし、年収UPも望めるって言われた」
彼女 「良かったじゃん!」
りくひろ「ただ、1つ言っておかなきゃいけないことがあって、希望するような求人は東京の方が多いと言われた。次の会社からまた転職する可能性も考えると、上京するとしたらこれが最後のチャンスかなと思ってる。だから、東京と名古屋の求人両方受けようと思う」
彼女 「上京…だと…?」
それは予想外と言わんばかりに考え込む彼女。まぁそりゃそうですよね。
りくひろ「もし、東京の求人に決まって上京することになったら、一緒に来てほしいと思ってる。勝手を承知で」
彼女 「…いや、私は行けない。仕事のことはともかく、親元を離れるのは嫌」
りくひろ「そうか、わかった。まだこれから受けるところだから、決まったら言うね」
彼女 「…わかった。私は目標に向かって努力する人が好きだから。期待してるね」
この「期待してるね」は、私のキャリアにという意味でなく、「あなたが私を選んで名古屋で転職を決めてくれることを期待してるね」という風に私には聞こえました。しかし、私の中では、いろいろ考えた結果として、前述の通り腹は決まっていたので、『あ~、それじゃ東京で決まったら破局だな、これ…』と思っていました。
5.今回の教訓
- 業界専門の転職エージェントは1社は利用した方が良い。大手ではカバーしきれない細かいところをフォローしてくれる。
- 電話面談の際は、対面時よりも話が伝わりにくいデメリットあり。要点を押さえて端的に話すこと。普段より少々声を大きめにして話すと尚良し。
- 転居を伴う転職の際は、転職活動を本格的に始める前に家族や交際相手に伝えておくこと。内定が出てから初めて交際相手に転職を打ち明けて揉めた、というのはよくある話とのこと。特に転居を伴う場合は相手の生活にも影響を及ぼすので、根回しは確実に。
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