りくひろブログーIT転職の歩き方ー

転職したいIT関係者・SEの皆様に、活動に役立つ情報を提供するブログです。

こんな会社はヤバい!?転職してはいけないブラック企業の見分け方-求人編-

コロナウイルスによる影響で、現在は一時的に停滞している転職市場ですが、大局を見るとIT企業人材が不足するということに変わりはありません。今後景気が回復傾向に入り、転職市場が活気づけば、転職のチャンスは大きく広がるでしょう。

しかしそれはつまり、企業側も人材を確保するのに躍起になるということであり、色々な手で求職者を乗せようとします。その手段が職場環境改善だとか、報酬アップ等であれば健全なのですが、中にはブラック企業にも関わらず、優良企業のフリをしてあなたに接近してくることも!

今回は、特に転職サイト等、1人での転職活動を前提にしているあなたのために、ブラック企業に引っかからないための求人の見極め方を、ご紹介したいと思います。

 

 

求人からジャッジするブラック求人の特徴

まずはオーソドックスなものからご紹介していきます。

 

いつ見ても求人が載っている/掲載サイクルが異常に短い

ブラック企業は基本的に人の出入りが激しく、辞めては補充の繰り返しであるため、求人掲載の期間(感覚)が短い場合が多いです。また、口コミなどでブラック企業であることが広まって応募自体が減ってしまい、求人を出し続けている場合もあります。常に求人を出し、情報収集の甘い求職者を釣ろうという作戦です。

おそらく、あなたが転職サイトで求人を探す時「ここいつも載ってるな~」という企業があると思います。そういう企業は大抵離職率が高いです。勤め続ける方が良いと多数の社員が思う企業ならば、そう簡単に離職者は出ません。

また、サイトによっては募集理由欄があるのですが、「将来を見据えた成長のため」のような抽象的な言葉で表現しています。

 

ただし、新事業部設立とか、新支店設立のような理由の場合には、具体的であることと、ある程度人数を揃える必要があるので対象外です。そういった理由による募集の場合は、求人票にもその旨書いてありますし、面接でも説明されるでしょう。

 

不自然なほど大量採用している

転職サイトと言っても、大小含めて数十というレベルで存在します。

ブラック企業の求人は、どの媒体を見ても求人が載っているという特徴があります。ブラック企業は人の出入りが多く、募集と離職を繰り返していますから、より多くの人の目に触れるようにしておきたいのです。

また、『たくさん採用してるなら、自分でも受かるかな?』と安直に考えてしまう求職者への心理的果も狙っています。例えば

 

採用予定人数:1名 ライバルが多くて内定獲得は厳しそう

採用予定人数:30名 これなら未経験や年齢高めでもイケるかも!

 

という具合です。大量で有名な外資系コンサルティングファームの求人でも、表記上の募集枠はせいぜい10~15名くらいです。企業規模に対して明らかに採用予定人数が多い場合は注意が必要です。

 

ちなみに、これは私の経験上ですが、大手人気企業が求人を出す場合、ある程度人数が欲しい場合でも採用予定人数1人とか、2~3人で出すことが多いです。つまり、良い人がいれば多く採用するかもしれないし、そうでなければ1人も採用しないかもしれないという参考値なのです。

そのため、採用予定人数は過剰に気にせず、自分が応募したい企業を選べば良いと私は考えています、逆に多すぎる場合は、理由の確認が必要です。

 

大手の転職サイトには求人がない

色んな転職サイトに求人があるけど、たとえばリクナビNEXT・DODAのような大手にだけ求人がない…という企業はブラック企業の可能性が高いです。理由は、大手と中小の転職サイトでは、求人の掲載する料金に大きな差があるためです。大手と中小では、月あたり100万円以上差が出ることもよくあります。

この場合、人事担当者が「予算はなるべく抑え、且つ優秀な人材を採用しろ」なんて無茶振りをされている裏事情が見えます。

 

求人広告の審査を過信しない

転職サイトには、求人掲載に当たり審査が存在します。明らかに求職者を騙す求人を出そうとしている場合には、運営企業側から断られます。特に大手の運営会社は、ある程度基準が厳しいようです。

しかし、「それならブラック企業の求人は審査で弾かれるから心配無し!」とするのは早計です。これは、表面上法に触れていない企業・求人であれば、基本的に掲載を断ることはできないことになっているためです。パワハラが常態化しているとか、発覚していないがサービス残業ばかりだったとしても、表面上セーフなら審査は通ってしまうのです。

 

求人内容に見るブラック求人の特徴

説明にならない抽象的な言葉を使う

ブラック求人を出すような企業は、大概求職者に訴えかけるような魅力を持ちません。そこで、どの企業にも当てはまりそうな、ぼんやりしたフレーズをテンプレートとして使います。非常によく見るのは以下のようなものです。

 

「アットホームな職場です」

「社員同士は仲が良く、よく飲みに行きます」

「経験よりもやる気を重視します」

「お客様の夢(感動・成長)」的な言い回し

「体力に自信がある人を募集します」

「成長できる職場です」

「幹部候補生募集!」

 

もちろん、この文言があれば即刻「ブラック企業だ!」と判断できるものではありませんが、正直こんなものは強調するような話でもありません。

やたら人間関係の良さを強調している場合は、業務内容は過酷な場合が多いです。仕事が辛くても、人間関係が良ければ耐えられる、という人もいますが、求人の段階でこれではほぼ詐欺のです。

また、暑苦しいくらいやる気推しの場合は、理不尽な体育会系の企業である場合が多いでしょう。自己犠牲や精神論を是とする社風であるであることも多いので、そのような社風に合わない人は注意しておいてください。

 

給与が不自然に高くて怪しい

一部業界を除き、募集内容に対して相場より明らかに給与が高い場合は、業務内容も過酷です。また、記載する給与に固定残業代や各種手当を含めていたり、成果報酬も含めた記載にし、実際に入試たらその金額はもらえないこともあります。質が悪いことに、支給実績なしの手当を含めたりしている場合もあるようです。

また、「努力次第で稼げます」というような言い回しを用いて、レンジ広すぎだろという年収例(300万~1000万とか)を載せしている場合も要注意です。

 

給与以外の待遇はブラック企業とそれ以外で大きく差が出るポイント

年間休日日数や福利厚生は、優良な企業とブラック企業でかなり差が出ます。

賞与(年2回)、有給休暇、慶弔休暇、社会保険や通勤手当などの基本的なものはもちろん、優良な企業であれば、リフレッシュ休暇、夏季休暇、住宅その他手当等など、自社が持っている福利厚生制度はこれでもかとてんこもりに入れてくるはずです。何故なら、待遇面や福利厚生面を多くの求職者が気にしており、企業としてアピールできるポイントだからですね。

 

ブラック企業の場合には、基本的なものが載っているくらいのシンプルな記載になっていることが多いです。(企業によっては基本的なところもないかも…?)他の欄が似たような記述にでも、ここは確実に差が出ますので、よくチェックしておいてください。

 

※外資系企業は福利厚生が手薄な代わりに報酬が高いという形を取っているところも多いため、この限りではありません。

 

その他確認ポイント

職場のイメージ写真

転職サイトへ求人を掲載するときは、職場内やオフィスの外観写真を何枚か掲載することが多いです。これは求人サイトの運営会社側から依頼されているもののようです。

ここで、運営会社側からの要請を断り、関係ない写真を使っている企業は要注意です。とても見せられるものでは職場環境である場合があります。また、美男美女のモデル写真をやたら多用して、イメージを良くしようというような浅はかなことをしている企業も注意したほうが良いでしょう。

あなたが掲載写真を見て、そこで働くイメージを持てるかどうか、という視点で確認してください。

 

企業規模や売上額に対し、不自然なほど立派なビルに入居している

スタートアップ企業であったり、企業規模や売上額が小さめの企業も関わらず、主要駅のど真ん前に構えるランドマーク的な高層ビルにオフィスを持ち、しきりに求人でアピールしている企業は注意してください。

f:id:rikuhiro1:20191105002104j:plain

オシャレな高層ビルで働ける!と食いつかないこと

高層ビルでの勤務というと、憧れてしまうところはありますが、オフィスが身の丈に合っていない企業は、大抵以下の2つのどちらかのパターンです。

・経営層が無駄に見栄っ張り

・高層ビル勤務、という甘言に求職者が惹かれることを目論んでいる

ここで注意したいのは、身の丈に合っていないオフィスを持っている企業は、家賃支出が重く、他の経費が圧縮されているということです。それはあなたへの報酬かもしれませんし、福利厚生か残業代かもしれません。

ハイソなビルで働きたい!という気持ちを抑え、冷静に判断しましょう。

 

迷えば面接で判断!最後はあなたの判断次第

とは言え、求人内容だけでは判断しきれない部分も当然あります。判断に迷った場合は、実際に面接に行って、社内や面接官の様子を観察して判断してください。実際に行って人や場所をチェックすれば、イメージが湧きやすいはずです。求人の内容はブラックっぽかったけど、実際に色々話してみたら自分に合っていそう、と思うかも知れません。逆も然りですね。

最後はあなたが感じたことを信じ、自分で判断することが後悔のない選択となります。

 

まとめ:転職エージェントを利用した方がブラック企業を避けやすい

いかがでしたか?

今回はブラック企業・ブラック求人の見分け方をご紹介しました。パッと見はわかりにくい特徴も、ポイントを押さえた上でチェックしていけば、ある程度はマズいものを排除できるはずです。転職活動を効率良く進めるために、求人の段階である程度ブラック企業を排除できる知識を身につけてください。

 

また、転職活動の全てのステップを自分で担う転職サイトよりも、転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに紹介された求人に応募するほうが、ブラック企業を回避できる確率は高くなるでしょう。

キャリアアドバイザーは、事前にあなたの希望を確認した上で紹介求人を決めるため、ミスマッチが発生しづらくなります。限られた時間で効率よく活動するためにも、転職エージェントを利用しての転職活動も合わせて検討してみてください。

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

テレワークであったら嬉しいアイテム・サービス4選

前回の記事で、このコロナ禍でテレワークがどんどん増える中、必須のアイテムということで、前回5品アイテムご紹介しました。

 

www.rikuhiro.com

それ以外にも、テレワーク時には「必須ではないけれどあったら良いな、というもの」があります。本記事ではそれをご紹介したいと思います! 

 

1.インターネット回線

昨今若い人を中心に自宅にインターネット回線を引かない人が増えているようですが、テレワークともなるとネット環境なしというわけにはどうしてもいきません。自宅にネット環境の無い人向けに、モバイルWi-Fiを貸し出している企業もありますが、数が限られる上に通信も安定しません。ここで、自宅で快適にテレワークができるよう、本格的なネット環境を整備してみてはいかがでしょうか。

おすすめは光回線ー可能ならNURO光がおすすめー

一番におすすめしたいのはやはり光回線です。中でも、回線速度という軸で見た時におすすめなのはNURO光です。下り(ダウンロード)2Gbps/上り(アップロード)1Gbpsの通信速度を誇っており、他社の標準的なプランに比べ、下りの速度が2倍となっています。

ただし、デメリットとして、以下のようなものがありますので、条件にそぐわない場合は別のサービスを探してください。

  • 開通に時間がかかる(他社が1度の工事で住むところ、NURO光は2度工事が必要)
  • 提供エリアが少ない(関東1都6県、東海4県、関西2府3県、九州2県のみ)

 

また、あなたがどのキャリアでスマホを契約しているかによっても条件が変わります。以下を参考に、あなたがどの光回線に適しているのか、確認してみてください。

スマホ 分岐条件 おすすめ光回線
auの人 東海4県、関西2府3県、沖縄の人 ビッグローブ光
それ以外の人 au光
docomoの人 ドコモ光
SoftBankの人 提供エリア内の人 NURO光
提供エリア外の人

SoftBank光

 また、格安スマホを契約している人は、基本的には提供エリア内ならNURO光、それ以外なら月々の支払いとキャンペーンなどによる工事費の値引きなどを加味して決めると良いです。細かい料金は戸建て・マンション(世帯数によって異なる)によっても変わりますので、各社の公式HPでシミュレーションしてみてください。

 

光回線が不可ならVDSL回線や置型Wi-Fiという手も

できれば光回線にしたい、とは言うものの、ある程度築年数が経っているマンション等だと、そもそも光回線を引き込めないというパターンもあります。そんな時は、各社が提供しているVDSL回線や、工事不要で利用できる置型Wi-Fiを利用してください。

また、置型Wi-Fiを利用する場合は、SoftBank Airなどの通信容量制限のないものを選んでください。

 

他の用途でも活躍しちゃうかも

自宅にネット回線がないという人は、これを機に回線を整備しておけば、ゲーム、タブレット、テレビのネット接続など、あらゆる用途に使える他、スマホの自宅内での利用はWi-Fiを繋ぐようにすれば、料金プランの低減もできる可能性があります。是非この機会に検討してみてください。

 

2.ヘッドセット

前回の記事で、スピーカーフォンをご紹介しました。しかし、一人暮らしなら良いものの、一緒に住んでいる家族がいたりすると、音声が出るのは厳しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方は、スピーカーフォンではなく、ヘッドセットを購入することをおすすめします。テレワークの会議時に使用するだけなら、そんなに高価なものを購入する必要はありません。注意したいのは、以下の3点です。

  • USB接続であること
    →Bluetooth接続のものは音声が不安定なものが多く、
     顧客とのWEB会議等で使うには心許ないです。
  • ノイズ軽減機能が搭載されていること
    →鼻息や吐息の音が意外とうるさいのです。
  • ケーブルが断線に強い素材であること

エレコムやサンワサプライ等の商品なら、¥3,000~4,000程度でそこそこ質の良いものが手に入ります。私が過去に使用してみてよかったものを1点ご紹介しておきます。他にも良い製品が多くありますので、探してみてください。 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

USBヘッドセット 無 全指向性 断線しにくいファブリック被覆ケーブル採用 Sk...
価格:6980円(税込、送料無料) (2020/4/13時点)

楽天で購入
 

3.WEBカメラ

社内でWeb会議をする時、なぜか顔をカメラに写すことを必須にしている企業もあるようですね。(個人的には別にいらなくね?と思いますが…)しかし、中にはPCにカメラが付いていないとか、付いていてもロクに写らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここできちんとしたWEBカメラを購入しておけば、WEB会議中に鮮明な映像を提供できるのはもちろん、今後転職の機会などがあればWEB面接などにも流用できます。是非一度ご検討ください。

ちなみに、私は2度目の転職活動の際にWEB面接があったため、ロジクールの下記のシリーズのWEBカメラを購入しました。¥10,000を切っているものの、映像はかなり鮮明に写るので、申し分ありませんでした。 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ロジクール ロジクール HD プロ ウェブカム C920s[C920S]
価格:8470円(税込、送料無料) (2020/4/13時点)

楽天で購入
 

4.運動器具

ちょっと方向性が変わりますが、テレワークの深刻な問題の一つとして、【運動不足】があります。「ちょっとお肉が付いてきたかも…」なんて人も多いのではないでしょうか。テレワークが終わったら立派なおデブに…なんて事態を避けるためにも、運動器具は必須です。

運動をするスペースや、運動器具の収納スペース等、いろいろな問題がありますが、できれば、テレワーク終了後に足腰の筋肉が弱って歩くのもおぼつかないとか、つまづきまくるとかいう事態を避けるために、歩けるような環境を整えたいものですね。そこで、私が家で行っているのはルームランナーによるウォーキングです。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

新品 ウォーキングマシン アルインコ(ALINCO) プログラム電動ウォーカー3...
価格:30780円(税込、送料無料) (2020/4/13時点)

楽天で購入
こちらのアルインコ AFW3415は、本格的な電動ローラー式ルームランナーでありながら、収納時は折りたたんで幅57×奥行31×高さ120cmと狭い場所でも収納しやすいサイズになってくれます。面倒な組立作業が不要で、すぐに使えるところもポイントです。
 
もし、マンションでルームランナーを利用される場合は、階下への振動や騒音を低減したり、床を保護するマットを合わせて購入すると良いです。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アルインコ エクササイズフロアマット EXP150 ★運動に・床の保護に・運動器...
価格:5680円(税込、送料無料) (2020/4/13時点)

楽天で購入
 これらの運動器具を駆使し、食事にも気をつけながら、体型維持に努めてくださいね。
 

まとめ

いかがでしたか?今回は、テレワーク時、必須ではないければあったら嬉しいアイテム・サービスについてまとめてみました。コロナ禍がどこまで続くかわからない中、より快適にテレワークが行えるよう、予算の範囲内で環境を整備してみてください!

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

テレワークに必須のアイテム5選!

 昨今、働き方の多角化推進の一貫として、そして東京五輪に向けてテレワークを推進する企業が増えつつありました。また、2020年初頭からコロナウイルスの影響で、想定を遥かに上回るスピードで、一気にテレワークが浸透しています。

しかし、実際にテレワークを始めた皆さんに感想を尋ねてみると、職場のように物資が揃っていないために不便を感じている人も多いようです。

そこで、今回はテレワークをする時、自宅に揃えておきたいアイテムをご紹介したいと思います。

 

 

1.PC用デスク

会社だと当然デスクとチェアがありますが、「自宅で仕事ができるようなデスクとチェアがない」という方、多いのではないでしょうか。

デスクについては、「食卓用のテーブル」でやってるとか、酷いと「床に置いてやってる」という人もいるようですが、流石に長時間作業するのは辛いですよね。デスクは安物でも良いですが、座った時に自然な姿勢になる、高さのあるものを選ぶと良いです。これを機に購入を検討されてはいかがでしょうか。

 

2.PC用チェア

実はデスクよりもチェアの方が重要です。デスクは適度な高さとスペースがあれば用をなしますが、チェアは「長時間座っても疲れない、お尻や腰が痛くならない」という重要ポイントを満たす必要があります。コツとしては、ソファとか、床に座ってだと長時間の作業は確実にしんどいです。少々お金をかけても良いものを買うのがおすすめです。オフィスの椅子のありがたみを実感できますね。

 

ちなみに、私はニトリのリクライニングワークチェアを使っています。たかがニトリと侮ることなかれ!座り心地も良く、リクライニングも高さ調整もできてこのお値段ですから、なかなかお買い得です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

リクライニングワークチェア(アクリス BK) ニトリ 【玄関先迄納品】 【5年保証】
価格:25361円(税込、送料別) (2020/4/5時点)

楽天で購入

ワークチェアのメーカー等に並々ならぬこだわりがある人は別ですが、そうでなければニトリでも良いものが揃いますので、チェックしてみてください。ポイントとして、

  • 高さ調節
  • リクライニング

は必須機能だと私は考えています。

この機能が付いたものを選ぶことを、強く強くおすすめします。また、座面に敷くクッションがあると尚良いです。

hb.afl.rakuten.co.jp 

3.PCモニタ

あなたが仕事用に支給されている端末、恐らく薄型・小型のノートPCだと思います。持ち運んだりするには非常に便利で良いのですが、こと家で作業するとなると、小さくて見づらかったり、姿勢が悪くなったりしますよね。今後、テレワークが増えていくことも見据え、PCを用のモニタを購入することをおすすめします。ポイントは以下です。

  • 接続端子の種類
    HDMIをVGAがあればよっぽど足りると思いますが、お持ちの端末に搭載されている接続端子がどれなのかを確認して、モニタを選んでください。
  • モニタサイズ
    スペースによりますが、折角モニタを買うなら20~23インチ程度のものを選びたいところです。25インチ以上になると大きすぎて、素人向けではなくなります。
  • 高さ調整機能
    必須ではありませんが、付いているとより体に負担を掛けない姿勢で作業をすることができます。

 ※4Kは事務作業には使いませんし、値段が高くなるだけなので不要です。

 

おすすめのメーカーは、LG、iiyama、BenQ、EIZOあたりです。

予算に合わせて選んでみてください。ちなみに私はiiyamaの23.8インチのモニターを使用しています。サイズ感、発色ともに良く、高さ調節や90度回転もできるので非常に使いやすいです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

iiyama ProLite XUB2493HS-3 XUB2493HS-B3 ...
価格:21523円(税込、送料無料) (2020/4/5時点)

楽天で購入
 

 また、合わせてPCモニタと端末を接続するケーブルも必要です。接続端子の種類をよく確認して、間違いないように購入してください。

 

 4.マルチ電源タップ

これは必ず要ります!必須中の必須です。テレワークにあたっては、

  • ノートPC
  • 社用携帯
  • PCモニタ etc.

新たに電源が必要になるものがたくさん出てきます。これに加えて、普段使用している私用携帯やゲーム、家電機器等の電源が必要になるわけですから、マルチ電源タップがないとやってられません。 選ぶ際のポイントとして、

  • 雷ガード
  • 差し込み口毎のスイッチ
  • 壁のコンセントへの差込口が可動式になっているかどうか

をチェックすると良いでしょう。

また、USB式の充電を一手に引き受けてくれる品として、Ankerの充電器がおすすめです。こちらも合わせてチェックしてみてください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

急速充電器 Anker PowerPort I PD - 1 PD & ...
価格:3699円(税込、送料無料) (2020/4/5時点)

楽天で購入
  

 5.スピーカーフォン

 テレワーク時にWEB会議をする機会も多いと思いますが、PCに標準搭載のマイクや、電話での通話では音声が途切れてしまったり、聞き取りづらかったりすることも多いのではないでしょうか。そこで活躍するのがスピーカーフォンです。皆さんも、職場の会議室で使用した経験があるのではないでしょうか。

ただし、用途がテレワークなら、会議室に常設されているような立派なスペックのものは不要です。以下の機能を備えたものだと、便利に利用できるでしょう。

  •  エコーキャンセリング機能
    Web会議の敵ハウリング対策です。特にマイクとスピーカーが同時搭載されているスピーカーフォンでは必須機能と言えるでしょう。
  • ノイズキャンセリング機能
    家が全く無音に環境なら要らないかもしれませんが、なかなかそうはいきませんよね。車の音、遠くに聞こえる電車の音など、聞いている側はなかなか気になるものです。この機能が搭載されていれば、かなり低減することができます。
  • 収音半径3m程度
    会議室用のものだと15mとかいうのもありますが、1人~3人くらいの少人数で使うだけなら3m~5mで十分でしょう。
  • マイクの指向性は360°の全方位型
    必須ではありませんが、複数人で利用する場合は漏れなく音声を拾う目的で、搭載されていた方が使い勝手が良いです。

私自身が使用していておすすめしたいのは、サンワサプライのスピーカーフォンです。それほど高価ではないにも関わらず、かんたんに接続でき、音声もクリアでクオリティの高い品と言えます。転職活動でWEB面接などの機会があれば、それにも使えるすぐれものです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サンワサプライ SANWA SUPPLY MM-MC28 【WEB会議向け】スピ...
価格:16630円(税込、送料無料) (2020/4/5時点)

楽天で購入
 

まとめ

いかがでしたか?今回は、コロナウイルスの拡大で突如テレワークが始まり、ものが十分揃っていない方のために、テレワークに必須の5アイテムをご紹介しました。

しばらくコロナウイルスによる影響は続きそうですから、このテレワーク措置はある程度長引く可能性もあります。自分に合った品を探し、快適なテレワーク環境を整え、できるだけストレスなく作業ができるようにしてくださいね。 

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

求人票の正しい見方とは?チェックポイントと裏事情考察

転職活動時、あなたが応募企業を選ぶ時には、企業が出している『求人票』をチェックすることになります。これには、業務内容、求める人物像、スキルセット、待遇、勤務条件といった、あなたが応募企業を選ぶにあたり、その企業が自分にふさわしいかどうかを見定めるのに必要な情報が掲載されています。

この求人票を熟読し、内容を理解した上で選考を受けないと、面接時に面接官と話が噛み合わなくなったり、入社してから「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔する羽目になります。蔑ろにしてはいけないステップです。

今回は、求人を選ぶ上で欠かせない求人票の見方についてご紹介したいと思います。

 


求人票を見る上で気をつけること

具体的な求人票の内容を確認していくる前に、皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、『求人票だけ情報源にしてはいけない』ということです。

求人票を出しているのが転職エージェントでも、転職サイトでも、ハローワークでも、求人票は各社・各組織毎に決まったフォーマットに則って、企業側から提供された情報を基に作成していきます。

共通していることは、『求人票の情報だけでは、企業の事も求人の事も、表面的にしか理解できない』ということです。

 

企業側は、その求人票を見た求職者が、自社の求人に応募してきてくれることを当然期待しています。つまり、できるだけ見栄えの良い事を書きたいわけです。求職者側から見ると、求職票の情報を確認しただけでは企業の内情を窺い知ることができず、ミスマッチが起こるリスクがあるのです。

例えば、「求人票で【出張なし】と謳っているのに、入社後頻繁に出張している」とか、「【残業代支給】と書かれているのにみなし残業制だった」とか「名古屋勤務と聞いていたのに東京勤務だった」とか、いうのはよくある話です。こんな不幸な事態を避けるために、以下のような対策を取ってください。

  • 転職エージェントを利用し、キャリアアドバイザーに企業情報の提供を受けた上で応募する
  • 企業口コミサイトを利用して、内情を把握した上で応募する
  • 面接の際、面接官に直接尋ねる

 

チェックポイント1:職種の「名称」に惑わされないこと

求人票を上から順に見ていくと、「募集職種」を記載する欄が必ずあります。IT業界で言えば、「システムエンジニア」「アプリケーションエンジニア」「プロジェクトマネージャー」「○○コンサルタント」というような記載の仕方をします。

募集職種欄を読むにあたって厄介なのは、同じ仕事をする職種でも、企業によって名称が違ったり、逆に全く異なる仕事内容のなのに職種の名称は同じだったりすることです。

 

中でもありがちなのは、「システム(IT)コンサルタント」と聞いていたのに、実際には開発プロジェクトのPMOしかやっていないとか、システムエンジニアと聞いていたのに超上流のコンサルタント的な仕事をバリバリさせられるとか、プログラマーと聞いていたのにただのテスターだとか…そんな話です。

反対に、業務内容的には自分のやりたい仕事なのに、職種の名称が予想だにしない呼称だった、なんてことも有り得ます。ですから、募集職種の名称はあくまで参考情報ということで、詳しくは業務内容の欄できちんと確認するようにしてください。

 

チェックポイント2:業務内容

最大のチェックポイントはココです。業務内容という項目欄には、あなたがその求人を出している企業に入社した場合、どんな仕事をしてもらいたいか、ということが記載されています。特にキャリアアップを目的にしている人にとっては、最も重要なポイントになるでしょう。

しかし、記載の粒度は企業によって様々です。かなり詳細に記載している企業もあれば、ぼんやりした記載でよくわからないという企業もあります。読んでもよくわからない場合には、キャリアアドバイザーなり、企業の担当者なりに確認し、よく内容を理解した上で選考を受けてください。

 

※注意ポイント※

転職エージェント経由の応募に限り、業務内容の記載レベルによって、転職エージェントと求人を出している企業の連携度、距離感を測ることができます。

転職エージェントは、あなたのような求職者だけでなく、求人を出す企業の担当者とも会話をしており、「求職票はこのように書くと良い」とか「この点をアピールした方が良い」「この人材を求めるなら、オファー年収はこれくらい出さないと応募が来ません」等、企業側にも様々なアドバイス、サポートを行っています。

転職エージェント経由で求人を出しているにも関わらず、求人票の書き方がいまいちな企業は、転職エージェントと距離感がある可能性があります。即ち、求人票の他の項目の内容と、実態のズレが発生するリスク性も高くなるのです。

 

チェックポイント3:雇用形態

ここまで確認してくると給与・待遇の欄をを見たくなりますが、ぐっと我慢して先にここ!雇用形態を必ずチェックしてください。

雇用形態:「正社員」「パート」「契約社員」というように明記されていればよいのですが、「契約形態:有期」というような記載をしている企業もあります。有期」は「契約社員」、「無期」は「正社員」と言う意味ですので、認識に間違いがないか必ず確認して下さい。

それから、ここで試用期間についても確認します。大抵3ヶ月~6ヶ月程度のところが多いです。試用期間中だけは契約社員扱いになるなど、企業によって様々です。よくわからない書き方をしていれば、面接の際に面接官に確認しましょう。

 

チェックポイント4:給与

おまたせしました!当然ですがここも重要ポイントですね。特記なき場合、求人票に記載されている給与は、月々の額面の金額です。所得税、住民税、雇用保険料、健康保険料etcがここから控除されます。手取りの金額は額面いくらもらえるかによるのですが、参考として、大体以下のようになると考えてください。

  • 額面20万/月→手取り16万/月
  • 額面30万/月→手取り24万/月
  • 額面40万/月→手取り31万/月
  • 額面50万/月→手取り38万/月

もし、あなたが個人的に、給与天引で確定拠出年金や財形貯蓄等に加入していれば、更に手取り額は低くなります。上の参考金額から、月の手取り額が如何程になるかを考えてみてください。

 

給与形態の種類

給与形態は企業によって様々です。求人票を見た時に意味が理解できるようにしておいてください。

 

固定給

固定給とは、その名の通り毎月決まった金額が支給される形態です。仮に、「○○手当あり」と記載されていても、固定給ならばそれらの手当も内包した金額が掲載されているはずです。

この形態で残業がとても多かったりすると、残業代も固定給に含まれているはずなので、損をするかもしれません。疑問点があれば、キャリアアドバイザーや面接官などに訪ねましょう。

 

基本給(+賞与)

ごく一般的な給与形態です。基本給は、一般的には手当類は含まれておらず、家族手当、住宅手当、時間外手当、役職手当などが記載されていれば、基本給とは別に支給されます。あなたがもしも、その企業の内定を獲得し、オファーを受け取る場合には、手当を含めた想定オファー年収が示されるはずですので、実際手にする金額はどの程度なのかを確認しましょう。

 

年俸制

外資系企業だとよくある形態です。この形態の場合、事前(多くは前年)に次の1年間に支払われる給与を決定し、12分割した給与が月々支払われます。日本の労働基準法では、毎月1回以上は必ず給与を支払わなければならないと定められているため、支払いは月毎になります。具体的には以下のようなイメージです。

 次年度の年俸の場合 → 600万円 ÷ 12ヶ月 = 50万円/月

年俸制と月給制の相違点は、年俸制が事前に過去1年間の働きを評価して向こう1年間の賃金定めるのに対し、月給制は賞与の金額が、企業の業績や社員個人の成果によって、当年1年間の間に変動することです。

 

残業代の扱い

どの企業のどんな求人票を確認するにしても、残業代をどう扱っているかは気になるところですよね。月額(もしくは年俸)の賃金に「残業代を含む」と有るか否かです。

「残業代を含む」と言う記載がったら即NGというわけでは決してありませんが、どの程度の残業を見込んだ金額を含んでいるのかについては、確認する必要があります。

 

また、同様の例で「固定残業代」という表現にも注意が必要です。これは、予め残業代を「30時間分」などと仮で決めてしまい、その分の残業代を毎月固定で支払うものです。この場合、実際の残業時間が30時間を下回ったとしても、30時間分の残業代が支払われることになります。この場合は得していますね。

問題はこ実際の残業時間が30時間を上回る場合です。この時、追加の残業代が支払われるのか、そもそも30時間という残業時間の根拠は何なのかなど、確認しておく必要があります。

 

記載年収のレンジ広すぎ問題

求人票の待遇・年収などの記載でよく見かけるのが、月給30~50万とか、年収500万~800万とか、年収450万~とかいう表記です。ちょっと大雑把すぎでは?と思われたかもしれませんが、企業側がそれだけ幅広く人材を探している証拠でもあります。

この場合は、求人票の想定年収額はあくまで参考に留めておき、キャリアアドバイザーや面接担当者に尋ねたり、企業の口コミサイトで探るなどして、具体的な金額を把握してください。

 

チェックポイント5:勤務体系・勤務時間

勤務時間の項目では、9時~18時00分(実働8.0時間)といったように、基本の勤務時間が示されています。ただし、あなたに適用される勤務体系によっては、この勤務時間が該当しないこともありまる。

 

たとえば、フレックス・タイム制を採用している企業では、勤務の開始と終了の時刻は決まっておらず、勤務時間は自由です。コアタイム(この時間は必ず勤務していなさい、とう時間)が決まっている場合は、それに従う必要があります。例えば、コアタイムが【10時~15時】なら、その時間だけ勤務する、というようなことも可能です。

また、フレックス制の場合、所定の労働時間を超過した分は、残業代が支払われます。

 

一方、変形労働時間制や裁量労働制を導入している企業や職種の場合、所定の労働時間を超過しても、残業扱いにならないケースがあります。

『変形労働時間制』とは、1ヶ月、もしくは1年の単位で、労働時間を算出する勤務体系です。時期によって繁閑の差がある大きい職種の場合、人件費を圧縮するために変形労働時間制が採用されることがあります。

 

もう一方の『裁量労働制』とは、時間の使い方を完全に社員の判断に任せる、という制度です。この場合は、成果さえ出せれば勤務時間等は完全に自由になり、より柔軟な働き方が可能です。

この制度を適用することができるのは、労働時間よりも成果で判断する方が適切とされている職種に限られています。IT系の技術職はこれに当てはまると決められており、今現在私自身も裁量労働制が適用されていて、かなり自由な働き方をしています。

 

チェックポイント6:休日休暇

休日の記載で注意するべきは、「完全週休2日制」「週休2日制」の違いです。

・完全週休2日制:1週間のうち2日は必ず休み

・週休2日制  :1ヶ月のうち最低1回は2日休み

…全く意味が違うのがおわかりいただけるでしょうか。「週休2日制」と記載されている場合は、どんな休日形態をとっているのか、確認が必要です。

 

参考ですが、カレンダー通りに土日祝日を休日としている場合は、年間休日日数は120日前後です。これより少なく、110日とか100日とかそれより少ない場合は、どこかの土日祝日が出勤日となる可能性が高いので覚えておいてください。

また、リフレッシュ休暇など、長期の休暇制度が整備されているかどうかも、合わせて確認しておきたいところです。

 

その他のチェックポイント

勤務地

勤務地の記載からは、色々企業側の事情を窺い知ることができます。IT業界の場合、

  1. 自社開発(請負含む)
  2. 客先常駐
  3. SES派遣

の3つに大きく分けられます。このうち、勤務先が「自社オフィス」と記されている場合は、1の可能性が高いです。同様に、「お客様オフィス」と記載されている場合は、プライム契約の客先常駐で2の可能性が高いでしょう。また、「東京23区又は首都圏」のような、ボカして書いてある場合は、大方3です。

あなたが転職後どのような働き方をしたいかによって、ここの良し悪しの判断は変わってくると思います。よく確認しましょう。

 

保険関係

社会保険には、雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険の全4種類あります。福利厚生欄等に「社会保険完備」という記載があれば、この4つが揃っていますよ、という意味です。逆にこの記載がなければ、どの保険には会社側で手続きをしてもらえるのか、か、またどれは自分で加入する必要があるのかを確認してください。

有給

有給制度は、IT業界では特にブラックボックスになりやすいところです。制度があるのは当たり前ですが、どの程度取得されているか、入社初年度は何日取得できるのか、次年度への持ち越しが可能か、など要チェックポイントです。

また、面接官には確認できることではありませんが、中には平日に有給を取得させ、代わりに土日に出勤させている(有給取得率を高くするため)というようなアホなことをやっている企業もあります。この辺は、エージェントに聞いてもなかなか掴みづらいところなので、企業の口コミサイトなどから情報を得てください。

賞与

賞与の欄は、大体前年度の実績が記載されています。つまり、あなたが入社した年の賞与額は、今年の業績に因って決まるということです。IR情報から、今年度の四半期・半期の業績を確認し、昨年度と比して大きく下がっていたり、数年間の業績が右肩下がりになっていて、賞与が下がったりすることがないかどうかを確認してきましょう。

備考や特記事項

この欄に職場の雰囲気や求める人材像の他、少しばかり都合の悪い内容がしれっと書いてあったりすることもあります。内定を獲得に役立つ情報や、企業選定するための情報が記載されていることもあるので、スルーしてしまうことのないようにしてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

求人票を見る際には、確認すべき点がたくさんあることがおわかりいただけたでしょうか。隅々まで読み、疑問点はできるだけ解消した上で、面接や内定後の企業選定を行えるようにしてください。

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

転職活動は情報収集が成功の鍵!効率的な方法とは?

転職活動で重要なプロセスの一つに「情報収集」があります。このステップを制するものが転職活動を制する、と言っても決して言い過ぎではありません。いつでもどこでもネットで情報収集することはできるものの、どの情報をどのくらい集めれば良いのか、転職経験の少ない人にとっては悩みどころですよね。

本記事では、そんな転職活動における情報収集について紹介したいと思います。

 

 

転職活動は情報戦

転職活動での情報収集は、転職成功のための非常に重要な取組みです。

  • 業界動向を知らないまま応募し、志向と異なる求人に応募してしまう。
  • 比較検討しないまま早く内定をもらった企業への入社を決めてしまう。
  • 企業情報のリサーチ不足により、面接で効果的なアピールをするkとおができず、志望度の高い企業から内定を貰えない。

…など、情報収集を蔑ろにすると、転職活動では致命傷となりかねません。したがって、時間がないとか調べ方がわからないという理由で適当に済ませてしまうのはNGなのです。

 

どんな情報を集めるべきか

一口に情報収集とは言っても、集めるのは応募する企業の情報だけではありません。

集めたい情報の代表例を表にしてみました。

情報種別 確認ポイント 収集方法
業界動向 希望業界の採用活動状況 業界ニュース
希望業界で求められる人材 転職エージェントから提供

自分の

市場価値

キャリア、年齢から

転職後の年収を想定

ミイダス、DODA等の診断サービス
内定をもらえそうな企業 転職エージェントに尋ねる
企業情報 展開している事業や財務状況 企業HP
採用活動の状況 転職エージェントから提供
社風、残業、昇給の実情等

Openwork、転職会議等の

企業口コミサイト

業界動向

あなたが希望する業界で、中途採用がどれくらい活発に行われているか、その業界で求められているのは人材像はどんなものか、ということです。これは景気やトレンド等、時流によって変わるものであり、転職のタイミングを見計らうために大切な情報となります。

ただ、個人で転職活動をする場合には、インターネットの公開情報だけが頼りであり、収集するのが難しい情報です。これを集めたければ、転職エージェント経由で、キャリアアドバイザーから得るのが一番確実でしょう。以前と比べ、求人がどの程度出ているか、企業の中途採用への熱量はどの程度かなど、より企業側の実態に近い情報を得ることができます。

 

自分の市場価値

今あなたが市場的にどのくらいの年収になるか、という情報です。希望年収を設定するのに役立つ情報ですが、そもそも今自分の市場価値がどのくらいなのかって、ピンと来ないですよね。

これを手軽に調べられる方法として、転職サイトが提供している診断サービスがあります。職種の適性診断も行うことができるためおすすめです。

転職エージェント経由で転職活動をする人は、第三者視点での評価という位置付けで、キャリアアドバイザーに見積もってもらっても良いでしょう。

 

企業情報

転職活動を行う上で最も肝要な情報です。最重要部分なので、少し細かく見たいと思います。

確認ポイント1:展開している事業や財務情報

これは企業HPを確認するのが一番早いです。主に次のような項目をチェックします。

 

会社の経営理念

会社が目指しているTo-Be像がここに記載されています。これによって、事業計画や採用時に求める人材像が大きく変わります。

組織体制

組織図を見れば、おおよそその企業がどの事業を主軸にしているか、がわかります。あなたが内定を得た時に所属する部署の位置づけを確認しておくと良いです。

人材採用、育成に関する考え方

中途採用に注力している企業ならば、この項目のコンテンツが充実しています。また、教育研修制度にどんなものがあるかも確認してください。社員のスキルアップサポートをどの程度してくれるのかは重要な要素です。

展開している事業、提供サービス

募集職種は希望と合っていそうなんだけど、面接に行って話を聞いてみたら、思ってたのと違う…』というのは結構ある話です。展開している事業、提供サービスから、あなたが入社した場合の業務を想像することも大切です。また、競争優位性や将来性を持っているかについても、判断したいところです。

業績・財務状況

上場している企業なら、貸借対照表や損益計算書を公開している企業が多いです。ここ何年かの業績を比較すれば、企業の経営状態を確認することができます。企業の体力を見るには、営業利益率(売上高に占める営業利益の割合)を確認してください。

誰もが聞いたことがある有名大企業でも、意外に実態は業績不調…ということはよくあります。泥舟に乗らないよう、あなた自身を守るためにもしっかりと確認しましょう。

経営計画

上場企業や一定以上の規模の企業なら、大体3年毎に3カ年計画を立案しており、それを公開しています。上場企業ならば、これは投資家に公開する情報でもあるため、土台無理な計画は立てないはずです。この情報をもとに、今後その企業がどの方向に舵を切ろうとしているか、どれくらい成長していく見込みなのかということが判断できます。

また、私自身の経験ですが、経営計画に記されていた具体的な目標売上等の話に触れつつ、「それに貢献するために私はこういう仕事がしたい」という話をしたところ、『よく勉強している』と評価されたことがあります。面接中の話のネタにもなりますから、是非確認しておいてください。

社員の声

中途採用に注力している企業なら、応募者に入社後の具体的なイメージを持ってもらう目的で、社員の声を紹介しているケースが多いです。業務内容や、やりがい感じていること、どんな風に仕事を任されるか、というようなことを確認できます。

ただし、この情報はインタビューされた社員が話したことを、ライターが綺麗に編集して仕上げています。都合の悪そうなことはカットしていたり、表現をマイルドにしてあったりというような操作は必ずされていますので、参考程度に見てください。

 

確認ポイント2:採用活動の状況

その企業が出している求人では、何人くらいの枠で募集しているのか、あなたが応募しようとしている職種以外の求人はどの程度出ているか、という情報です。これにより、その企業がどれくらい採用活動に注力しているのか、を把握できます。

応募人数にもよりますが、20人採用予定の企業と、2~3人採用予定の企業では通過できる確率が違うのは当然ですよね。これは、転職エージェント経由で応募する際の求人票で確認することができます。未記載の場合は、キャリアアドバイザーに確認してもらってください。

 

確認ポイント3:企業実態

ここまでで様々な情報を確認してきましたが、とは言え、企業HPの情報や、企業から報酬を受け取る転職エージェントからの提供情報だけでは、情報が企業側に偏りすぎています。入社後のイメージを持つためには、労働者側の目線も欲しいところですよね。その情報を仕入れるために、企業口コミサイトも確認しましょう。

OpenWork、転職会議に代表される企業口コミサイトを見れば、その企業で実際に働いている人、働いていた人の投稿を見ることができます。内定獲得後、入社企業を絞り込むときにも、参考になるはずです。

ただし、口コミを確認する際の注意点がいくつかあるのでご紹介します。

口コミを確認時の注意ポイント
・長期間にわたり、複数の人が同じようなことを書いているのは、信頼性が高い
・具体的なエピソードや明確な証跡を持つ口コミは信頼性が高い
・募集要項の年収やその企業の平均年収と比べて、著しく年収が低い口コミは、その人が仕事ができないとか、評価が低いだけの可能性が高い
・一定時期に同じ内容が集中しているものは、仕込みの可能性がある
・不自然なほど肯定的な意見は、話半分に見ておく(仕込みかも)
・近年は働き方改革による労働環境の改善甚だしい企業が多いので、ここ数年の口コミに絞って見る(2015年とかだと今の実態と合わない可能性あり)
・目指すポジションでないものは参考にしない(正社員のSEを目指しているのに、派遣社員の口コミを見ても仕方ないです)

 

まとめ

いかがでしたか。

本記事では、転職活動を行うにあたり、情報収集がいかに大切にするべきかということと、情報を集める手法についてご紹介しました。様々なツールやコンテンツを駆使して、あなたが転職活動を順調且つ有利に進められるよう、情報収集を行ってください!

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

転職エージェントとの面談の内容と答え方 担当者を本気にさせるには

 

さて、前回の記事で転職エージェントへの登録後のキャリアアドバイザーとの面談の際の流れと必要な持ち物、服装など事務的な内容をご紹介しました。

 

www.rikuhiro.com

今回は、面談の中でキャリアアドバイザーと話す時、どんな受け答えをすればよいか、をご紹介したいと思います。

 

 

上記の記事のおさらいになりますが、面談の流れは以下のようになります。

 

転職エージェント面談の流れ

1.キャリアアドバイザーの自己紹介、個人情報取扱い説明(同意確認)
2.転職理由のヒアリング
3.経験業務・経歴の確認
4.希望条件のヒアリング
5.転職のスケジュール確認
6.転職先業界の選定
7.応募候補企業の選定
8.今後のサポートや進め方について確認

 

面談の目的

キャリアアドバイザーとの面談を受ける前に確認しておきたいのは、面談を行う目的は何か、ということです。転職者側であるあなたとキャリアアドバイザー側の両方から、考えてみます。

【キャリアアドバイザー】

キャリアアドバイザー側の面談の目的は、あなたの転職理由や経歴、スキル、人間性、転職に対する熱量などを確認し、企業に推薦して内定を取れそうな人物であるかどうかを見極めることです。

 

つまり、ここでキャリアアドバイザー側は、あなたから提供された情報を基に、あなたの転職市場における市場価値を見定めることになります。

キャリアアドバイザーは企業に人材を紹介し、入社までこぎつけて売上を獲得しなければなりませんから、ここで『企業に紹介するとトラブルになりそう』とか、『転職を決断できず、ぐずぐず引き伸ばしそうだから売上にならなさそう』のような判断をされてしまうと、ぞんざいな扱いにされてしまう可能性があるということです。

ですから、キャリアアドバイザーは応募企業の人ではないにしても、社会人として常識をわきまえた対応をしなければなりませんし、アピールポイントはきちんと伝える必要があります。

 

また、面談で転職への熱量について尋ねられたら「良い求人があればすぐにでも」と答えてください。キャリアアドバイザーはあなただけでなく、数多の転職者を担当しています。ここで「具体的には考えていないけどそのうち…」のような答え方をしてしまうと、優先順位を下げられてしまいます。

 

【転職者】

転職者側であるあなたの面談の目的は、あなたの転職理由や経歴、スキル、転職への熱量をアピールし、キャリアアドバイザー側に『この人を支援したい』『この人は熱量が高いので売上が取れそうだ』と印象づけることです。具体的には、次のような転職者には、一定のサポートをしたいと考えます。

 

・社会人としての常識を備えている

・転職理由が前向きである(仕事に対して後ろ向きだと思わせない)

・向こう半年~1年以内の転職を考えている(転職への意欲が高い)

 

いかがでしょうか?ハードル高くはないですよね。転職を検討する人なら普通に持ち合わせている要素です。他にも、

 

・現職の年収が500-600万以上あり、更なる年収アップを望んでいる

・多くの企業が欲しがる経歴やスキルを持っている

 

など、より有利になるポイントもありますが、これは極々限られた人しか当てはまらないので、そう気にする必要はありません。

 

この最初の面談で、キャリアアドバイザーに『手厚くサポートして、短い期間で良い企業に入社してもらおう』と思ってもらえれば、あなたの転職活動は有利に運ぶ可能性がぐっと高くなります。これを意識した上で面談に臨んでくださいね。

 

面談にあたっての準備

それでは、キャリアアドバイザーの本気を引き出すために、面談前に準備しておくこと・検討しておくことをご紹介します。

用意しておくもの

【職務経歴書】

この時点では下書きレベルで問題ありません。応募企業に提出する際には、依頼をすればキャリアアドバイザーが添削してくれます。

検討しておくべきこと

【転職理由】

論理的に説明できるようにしてください。完璧な説明ができなくても良いですし、面接用にどう作り込むかはキャリアアドバイザーが一緒に検討してくれますので、ストレートに答えてください。

【希望年収】

面接でも必ず聞かれることですので、自分の中で具体的な金額を決めてください。あなたの客観的な市場価値に対して希望額が高い場合はキャリアアドバイザーが指摘してくれます。

【やりたい仕事と将来のキャリア目標】

転職先でどんな仕事をしたいのか、少し難しいかも知れませんが、合わせて将来のキャリアイメージをぼんやりとでも描いた上で話しておくと、それを踏まえた上でアドバイスをくれたり、求人を紹介してくれたりするので、スムーズに活動を進めることができます。

【勤務スタイル】

勤務時間、勤務場所、休日数についても、まずは理想を伝えてください。なにかの理由でそれは難しい、ということならキャリアアドバイザーが教えてくれ、譲歩するポイントを一緒に検討してくれます。

 

重要なのは本音で話すこと

面談目的の整理と、準備が終わったらいよいよ面談当日です。当日を迎えるにあたり、覚えておいてほしいことがあります。それは

面談では可能な限り本音で話すべき

ということです。

 

冒頭でもご紹介した通り、キャリアアドバイザーはこの面談であなたの情報を得て、それを基にマッチする求人を探します。つまり、ここであなたがキャリアアドバイザーに建前を伝えてしまっては、あなたとキャリアアドバイザーの間に認識や気持ちの溝ができてしまい、サポートの方向性がずれてしまいます。やりがちな失敗例を以下にいくつか列挙します。

 

【転職理由】

キャリアアップだけでなく、体調の問題とか、会社や経営者の方針、待遇などに不満があるとか、家庭の事情とか、人によって事情は様々です。

どんな理由での転職にせよ、キャリアアドバイザーには本当のことを話してください。(実際この程度でキャリアアドバイザーの印象が悪くなったりはしません)

 

気をつけたいのは、人間関係が原因の人です。転職エージェントは、転職者をサポートして入社させても、一定の期間内に当該転職者が退職してしまうと、売上の一部をペナルティとして返還しなければならなくなります。ですから、人間関係が原因で転職する人は警戒される恐れがあります。わざわざ嘘をつく必要はありませんが、人間関係を理由で退職している人は、『次の職場では長く勤めたいんだ』という意思を強く伝えてください。

 

何にせよ、ここでは言いづらい事情もきちんと話しておき、「どう受け答えすれば心象を悪くせず進められるか」という方向で持ちかければ、キャリアアドバイザーは『前向きに転職に取り組もうとしている』と受け取ってくれるでしょう。

【経歴・スキル】

エージェントや企業受けを良くするためにここで全くの嘘や、そこまでいかないまでも誇大広告的なことを言う転職者がいますが、これはNGです。

面談、面接時にも説明に四苦八苦しますし、入社してからあなたが苦労する羽目になります。しかも、あなたが再転職を考えた時、エージェントにはあなたのデータが残っていますので、完璧に辻褄を合わせないと、『前回の転職時と経歴が違うんだけど…』ということにもなりかねません。こうなると、あなたは怪しいリスキーな転職者のレッテルを貼られてしまうので、あくまで正直に話してください。

【現在の年収】

年収を上げたいがために、現在の年収に下駄を履かせる転職者がちらほらいますが、あなたの市場価値に対してあまりに高給だと、求人が見つからないリスクもありますし、面談、面接時に高給であることを不審に思われて突っ込まれるかもしれません。

また、入社後に大抵は前職での源泉徴収票提出を要求されるので、もしバレると気まずい思いをすることになります。まぁ1ミリも下駄を履かせてはいけないとは言いませんが、常識的な範囲にしてください。

【希望年収】

面談の時点で控えめに言う必要はありません。あなたが『この年収が適正だ』と思う金額をストレートに伝えましょう。気が引けるからと低めに言って、転職したは良いが給与が不満…なんてことになったら目も当てられません。

もし、あなたの希望年収が市場の適正相場と乖離しているようなら、キャリアアドバイザーがその旨を教えてくれます。面談の中であなたの方から「この希望年収は適正ですか?」と聞いてもOKです。

【勤務スタイル】

労働時間はどのくらいが良い、休日はどのくらい欲しい、出張の有無等など、勤務スタイルや形態の話って、企業側に『これでよろしく!』と言われると意外に飲んでしまう人が多いようなのですが、希望があるのなら、これも面談の時点でしっかり伝えておくべきです。

例えば、労働時間を短くする目的で転職したのに、転職先でも長時間労働…では転職した意味がありませんよね。譲歩すべき条件があれば、キャリアアドバイザーがその旨教えてくれます。

 

その他気をつけるべきポイント

無断で遅刻、ドタキャンしない

当然の話なんですが、たまにいるそうなんです。キャリアアドバイザーは、『面談に遅刻するということは、本番の面接にも遅刻するのでは?』と考え、重要な顧客企業には紹介しなくなります。当然ですよね。

あなたとキャリアアドバイザーは、あくまで社会人同士、の関係です。良識ある大人の対応を取ってください。

  

本命のエージェントでは短期決戦を狙う

転職エージェントが数多いる転職者へのサポートの優先順位を決める判断軸の一つとして、初回登録日というものがあります。転職エージェントへの初回登録日から遠くなるほど、転職への本気度が低いとみなされ、求人を紹介する優先度が下がっていきます。

ですから、本命のエージェントでは初回登録からあまり日間を置かずに、面談やその後のステップを進めましょう。キャリアアドバイザーとまめに連絡を取るというのも一つのテクニックです。

 

他のエージェントも利用していることを伝える

私個人としては複数のエージェントに同時登録することをおすすめしています。しかし、これはエージェント側から見れば、あなたを他社に取られるかもしれないというリスクがあるということです。ですから、面談の場であなたから、

良い求人が見つかればすぐに転職したいので、複数のエージェントに登録しています。しかし、使える時間が限られているため、面談は御社が初めてです」と言いましょう。

 

『こんなこと言わない方が良いんじゃ?』と思うかもしれませんが、これは【あなた(キャリアアドバイザー)の求人紹介、サポート対応が早ければ御社で決めますが、そうじゃなきゃ他のエージェントで決めますよ】という宣言でもあります。

キャリアアドバイザーからより迅速で良いサポートを引き出せるよう、テクニックとして使ってみてください。

まとめ

いかがでしたか。

転職エージェントでの面談は基本ざっくばらんに話すべきですが、気をつけるべきポイントは上記の通り色々あります。キャリアアドバイザーを味方にし、且つあなたが主導権を握ることができれば、あなたの転職活動は有利に運びます。

是非上記の内容を参考にして、有意義な面談となるよう臨んでください!

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

転職エージェントとの面談って?必要な持ち物や服装は?

 

転職エージェントに登録すると、何日か経ってから、面談を行いたい旨の連絡がエージェントから来ます。しかし、登録したのは良いものの、【面談】となると『知らない人に合わなければならない』ということで、心理的なハードルがグンと上がってしまい、断念してしまう人も多いようです。

せっかくの機会を、あらぬ不安や誤解で逃してしまうことのないよう、今回は実際に面談受ける際の流れ、持ち物や服装・場所といった、面談に向けて準備・確認しておくべき点をお話します。

 

 

転職エージェントのキャリアアドバイザーとの面談の流れ

まずは、面談での一般的な流れをご紹介します。転職エージェントの利用が初めての人はこれを見て心構えを、過去に転職エージェントを利用して転職活動をしたことがある人は復習として見てみてください。

 

《転職エージェント面談の流れ》
1.キャリアアドバイザーの自己紹介、個人情報取扱い説明(同意確認)
2.転職理由のヒアリング
3.経験業務・経歴の確認
4.希望条件のヒアリング
5.転職のスケジュール確認
6.転職先業界の選定
7.応募候補企業の選定
8.今後のサポートや進め方について確認

 

2~5はキャリアアドバイザーによって多少内容が変わったり、前後するかもしれませんが、概ねこの形で進んでいきます。下記で、もう少し詳細をご紹介します。

 

1.キャリアアドバイザーの自己紹介、個人情報取扱い説明(同意確認)
まずはキャリアアドバイザー自身が自己紹介を行います。経歴、過去の実績や専門分野について説明されます。この時、面談を担当するキャリアアドバイザーの専門分野が、あなたが転職を考えている業界とマッチしているかどうかを必ずチェックしてください。

そして、転職エージェントのサービスを受けるに際しての、個人情報取扱いについて説明を受けます。個人情報は適切に取り扱い、目的外の用途での使用はしませんというよくある話です。これに同意すれば、次のステップに進みます。

 

2.転職理由のヒアリング
今回、転職を検討されたのは何故ですか?」のように、ストレートに質問されます。事前に内容を考えておき、伝えてください。

この面談は面接とは違いますから、面接向けパーフェクトな答えや聞きの良い答えを用意する必要はありません。しかし、話が散らかっているとキャリアアドバイザーにあなたの志向が上手く伝わらなくなってしまいます。印刷した紙を見ながら答えるのでも良いので、論理立てて答えられるようにしておきましょう。

 

3.経験業務・経歴の確認
あなたがこれまでに経験してきた業務や経歴について確認します。WEBなどで職務経歴書を記入・登録していても、順序立てて説明できるようにしておいてください。キャリアアドバイザーは、ここで話を聞くあなたの経歴からどんな企業がどんなポジションであなたを欲しがりそうか、ということを考えながら聞くことになるのです。

 

4.希望条件のヒアリング
希望年収、勤務地や残業時間など、オーソドックスな希望条件について確認します。

また、この時非常に多いのが、【希望を年収を遠慮して少な目に言っておいて、後にもう少し高くすれば良かったと公開する人】。キャリアアドバイザーに対してそんな遠慮は無用です。転職活動を意味あるものにするためにも、きちんと自分の希望年収を言うようにしましょう。

この時、キャリアアドバイザーから見て、この希望年収では難しいとか、もう少し高い年収を狙える、というようなことがあれば、それも合わせて教えてくれます。

 

5.転職のスケジュール確認
本当に転職するならいつを目処にするかを確認されます。また、希望に合う求人があればすぐにでも転職したいのか、何となく転職したいと考えているだけなのかというようなことも確認されると思います。

これは、キャリアアドバイザーがあなたをどの程度エネルギーを掛けてサポートしなければならないのかを見定めるための確認です。
転職への真剣度が高い人であれば、真剣にサポートをして入社させればそれだけ転職エージェント側は売上を上げられますから当然です。ですから、しっかりとしたサポートを受けられるように、希望に合う求人があればすぐにでもと答えましょう。

 

6.転職先業界の選定
行きたい業界が、あなたの中で既に決まっているのなら、ストレートに伝えてください。もし、あなたの志向と合う業界が他にあれば、それも提案してくれます。
もし、あなたがまだ転職先の業界を決めていなければ、キャリアアドバイザーがあなた希望・志向に合いそうな業界を複数見繕ってくれ、それぞれ説明を受けながら業界を選ぶことになります。後者の場合は1度の面談では済まず何度か繰り返した上で決定、ということになるかもしれません。

 

7.応募候補企業の選定
転職先の業界の選定が済んだら、応募する候補企業を選びます。選ぶとは言っても、この時点では「このような企業群に応募するということでよろしいですか」というような方向性の確認レベルです。ここであなたがイメージしている企業群と、キャリアアドバイザーが提案する企業群に齟齬があったら、それを伝えておくようにしてください。

 

8.今後のサポートや進め方について確認
5.で確認したスケジュールを参考にして、いつまでに応募書類を準備して、いつ頃応募するようにしましょう、面接対策はいつ行いましょう、というような説明を受け、双方で合意します。求人の紹介方法や、選考結果の連絡の方法(メールか電話)などについても、合わせて確認されます。

 

以上が転職エージェントの初回キャリア面談の一般的な流れです。全体の所要時間は通常1時間、長くて2時間程度だと思われます。キャリアアドバイザーの担当案件が多いと、長時間取ってくれないかもしれませんが、納得いかないところや疑問がある場合は多少しつこくても聞いておきましょう。

 

転職エージェント面談の持ち物・服装

●持ち物は何を持っていくべき?
面談に持っていくべきものは以下のようなものです。
・筆記用具
・クリアファイル(多くの場合、業界や企業に関する書類をたくさんもらいます)
・A4サイズの書類が入る鞄
また、事前に何か指定されているものがあれば、必ず用意してください。例えば、

・職務経歴書
・印鑑

などを要求される場合があります。職務経歴書はWordファイルなどの電子データを事前に送っておけばOKというところがほとんどですから、エージェント側の要請に従ってください。

 

●服装はスーツにするべき?
面談で必ずしもスーツを着ていく必要はありません。ただ、キャリアアドバイザーも人間ですから、あなたがだらしない身だしなみをしていたら、悪い第一印象を持たれます。清潔感を大事にし、良識を持った社会人と見られる服装で行くのが良いです。

 

転職エージェント面談の日時や場所

●面談の場所は?
あなたの自宅から最も近い転職エージェントのオフィス・拠点で行われます。中小エージェントの場合、通りがかっただけでは見逃してしまうような雑居ビルにオフィスがある場合も多いので、事前に場所を確認しておきましょう。場合によっては、カフェ・シェアオフィスなどで面談を行うこともあります。

 

●面談の日時は指定できる?土日もOK?
あなたが現職を続けながら転職活動を行う場合、平日昼間に面談を指定されても厳しいですよね。転職エージェントの面談は、平日就業後も対応しているところがほとんどです。ただし、遅くても20時~21時くらいまでですから、あまり遅い時間は不可だと考えてください。また、面談がの予定を入れた日は残業せずに仕事を切り上げられるよう、段取りをしてください。

また、土日面談も可という転職エージェントが多いので、平日は全くもって無理、という方は土日の面談を設定してください。ただ、キャリアアドバイザーの予定に左右される面はあるので、上手く都合を付けられるように調整してください。

 

●電話面談もOK?
遠方に住んでいる転職者や、仕事が忙しくてどうしても対面の面談は厳しい、という転職者のために、電話での面談やWeb面談も可としているエージェントが多いです。ただし、基本的には対面で直接会って話をするほうが有効です。リモートでの面談は、特別事情がある場合だけにしておくほうが良いですよ。

 

面談が終わったら

●アンケートに回答する
面談終了後、感想をヒアリングするためのアンケートのようなものが送られてきます。これは素直に答えておけば良いです。面談を受けた結果、キャリアアドバイザーと相性が悪いと感じれば、ここで変更を依頼することもできます。

 

●面談後のお礼は必要か?
面談後、転職エージェントのキャリアアドバイザーに、お礼の電話などをわざわざ入れる必要はありません。もしやるとしても、キャリアアドバイザー側から「面談のお時間をいただき、ありがとうございました」のようなメールが届いた時、それに返信する形で「こちらこそありがとうございました」としておくくらいにしましょう。

面談時に伝え忘れたことがあれば、この返信で伝えてください。

 

まとめ

いかがでしたか??

本記事のテーマ、キャリア面談は、転職エージェントを利用した転職活動の最初の一歩となりますが、特別不安に思ったり怖がる必要は全くありません。

ただ、あなたもキャリアアドバイザーも割ける時間は限られていますので、面談の機会を有効に活用できるよう、事前の準備をしっかり行い、実りある面談となるようにしてくださいね。

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

転職エージェントの選び方 抑えるべきポイントはこれ!

 

IT業界へ転職するにあたり、転職エージェントを利用したいと考えているが 

  • 無難に大手を選ぶべき?
  • 評判が良い転職エージェントは?
  • たくさんあって正直どれを選んだら良いかわからない
  • 良い転職エージェントはどう選べばよいの?

など、悩んでいらっしゃる方も多いかと思います。

今回は【転職エージェントの選び方】と称し、あなたが転職活動で利用する転職エージェントを選ぶにあたって押さえるべきポイントをまとめました!これから転職活動をする方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

転職エージェントを選ぶ上での最重要ポイント

どこの転職エージェントが良いか、ということを考える前に、肝心要として押さえておくべきことがあります。それは

『自分に合うキャリアアドバイザーを探すこと』
です。どの転職エージェントにも、所属しているキャリアアドバイザーの質のばらつきがあります。質の良い、相性の良いキャリアアドバイザーに当たるかどうかが、転職活動をかなり大きく左右するのです。

ぶっちゃけ、悪いキャリアアドバイザーに当たると、どんなに評判の良い転職エージェントに登録したとしても、転職活動は良くない結果になると言っても過言ではありません。


とどのつまり、転職エージェントを利用する転職活動では、『良いキャリアアドバイザー』と『悪いキャリアアドバイザー』を見分ける必要あるということになります。これをきちんと押さえた上で、転職エージェント選びを行いましょう!

 

最初にご紹介するのは、良いキャリアアドバイザーの特徴です。こんな人と出会えたら、是非担当になってもらえるようお願いしましょう。


良いキャリアドバイザーの特徴

  • 初回面談時のヒアリングを丁寧に行い、会話を通じてあなたを知ろうとする
  • 求人紹介だけでなく、キャリア相談などを通じてあなたの不安が解消されるよう尽くしてくれる
  • あなたが応募する企業へのコネクションがあり、転職者を売る力がある
  • あなたが希望する業界についてよく知っている

 

次にご紹介するのは、悪いキャリアアドバイザーの特徴です。タイプは様々ですが、このようなキャリアアドバイザーと面談で当たってしまったら、担当を変えてもらうか、他社エージェントを利用することをおすすめします。


質の悪いキャリアドバイザーの特徴

  • 初回の面談時のヒアリングで意欲が低い
  • 電話でのやりとりに終始する(遠方の場合を除きます)
  • メールや電話に対して、レスが遅い(数日かかるなど)
  • よく選びもせず、的はずれな求人を大量に紹介してくる
  • 内定が出やすい(=転職エージェントの売上になりやすい)求人ばかり紹介する
  • あなたが志望する業界の知識が薄い

 

転職エージェントの選び方

それでは、上記を鑑みた上で転職エージェントの選択の仕方をご紹介します!

まず、転職エージェントは、大きく2種類の分かれることを知っておいてください。

 

  • 総合型転職エージェント

 業界問わず数多の求人案件を保有しており、あなたの知らないところに眠っている希望や適性に合う求人に数多出会うことができるなど、自分で転職活動をするのでは見えなかったところまで、幅の広い転職ができる

  • 特化型転職エージェント

 求人数は少なめだが、ある業界、特定の職種や年齢・属性に特化した求人を紹介してもらうことができ、キャリアアドバイザーはより業界に特化した知識を持つ

 

【総合転職エージェントのメリット・デメリット】

業界を問わず、大量の求人を持っている。数では圧倒している。
あなたが志望している業界外の求人も、あなたに合っていれば提案してくれる
× 浅く広くカバーするため、業界特有の知識には弱め

【特化型転職エージェントのメリット・デメリット】

その業界出身のキャリアアドバイザーが多く、知識が豊富
その業界・企業に特化した面接対策情報を多く提供してくれる
× 特化型エージェントは中小企業が多く、大手総合型に比べ求人は少ない
× 求人数が少ないため、捌け具合の悪い求人を押し付けられてしまう場合がある

 

…このように、それぞれメリット・デメリットがあるのですが、この2つを併用しながら転職活動を進めることで、転職の成功率をアップさせることができます。2タイプの転職エージェントを併用する際のステップを下記に示します。

 

1.総合型転職エージェントに2社登録

まずは、数多の実績と求人数を持ち、膨大な情報を使ってサポートしてくれる総合型転職エージェントに、最低2社以上登録しておきましょう。数多の転職者と企業を相手にしているため、あなたがこれまでの転職者と比べてどの程度の位置にいるか、どんな対策をして転職活動に臨むべきか、など、多くの有用な情報をもらいながら転職活動ができるはずです。代表格はリクルートエージェント、DODAなどが挙げられます。

2.特化型転職エージェントに1社登録

上記の通り、特化型転職エージェントはある特定の属性に特化したエージェントのことです。つまり、総合型転職エージェントの弱点である「業界特化の知識が薄い」というデメリットを補える存在ということになります。情報数や求人数など、数の面では大手の総合型に劣りますが、対象が絞られている分、企業とのコネクションが強いのも強みの一つです。上手く情報を引き出すことができれば大手エージェント以上に心強い味方となります。

代表格はレバテックキャリア、type転職エージェントなどが挙げられます。


良いキャリアアドバイザーがいる転職エージェントだけに絞り込む

転職エージェントへの登録をすると、最初に面談を行います。ここであなたが実際に転職活動で利用する転職エージェントを絞り込みます。踏むべきステップは以下のとおりです。

 

  • 転職エージェントに3社以上登録し、対面で面談を行う

 登録後に一度電話が来ますが、この時電話口で対応しているのは、ほとんどの場合キャリアアドバイザーのアシスタントです。ですから、ここでは判断せず、実際に出向いてキャリアアドバイザーと面談を行った上で判断してください。もしここで、面談を理由もなく電話で済ませるようなキャリアアドバイザーがいたら、それはNGなアドバイザーです。

 

  • 面談をした上で、キャリアアドバイザーの質や相性を見定める

上記でご紹介した【良いキャリアドバイザーの特徴】、【悪いキャリアドバイザーの特徴】をよく確認し、担当に付いたアドバイザーがサポートを受けたい良いキャリアアドバイザーかどうかを見極めてください。

 

  • 最終的に利用するエージェントを3社程度に絞り、転職活動を進める

転職活動は3ヶ月前後が目安です。最初の登録から2週間くらいを目処に、主に利用するエージェントを決め、転職活動をすすめましょう。4社も5社も併用しても、スケジュールの調整に追われてキツくなってしまうので避けたほうが良いです。多くても3社までにしておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか。

転職エージェントの選び方に迷っているなら、是非上記のことを参考にした上で活用してみてください。転職エージェントは完全無料なので損することはないはずです。あなたにぴったり合った転職エージェントを見つけ、是非転職を成功させてください!

 

ブログランキングに参加しています
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

転職・キャリアランキング

転職エージェント利用時の注意点

前回、前々回と転職エージェントの概要とメリット・デメリットをご紹介しました。

 

【転職エージェントの概要】についての記事はこちら

www.rikuhiro.com

 【転職エージェントのメリット・デメリット】についての記事はこちら

www.rikuhiro.com

 

今回は、これらとは別に、転職エージェント利用時の注意点、持っておくべき心構えのについてご紹介したいと思います。特に、これから初めて転職エージェントを利用しようと考えている方にご覧いただきたい内容です。

 

 

1.転職エージェントは絶対ではない

転職エージェントは、転職活動においてとても頼りになる存在ですが、同時に、絶対の存在ではない、ということを始めに認識していただきたいと思います

『相手は転職のプロだから』と言われたことを全て鵜呑みにしないこと、キャリアアドバイザーとあなたの考えの間に齟齬が生じた場合は、遠慮なく伝えて認識を合わせることが肝要です。

 

登録したエージェントで絶対に転職しなければならないわけではない

これは本当によくある誤解で、転職エージェント利用における心理的ハードルの1つなのですが、転職エージェントに登録したからと言って、そのエージェント経由で絶対に転職しなければならないなんてことはありません。

同時並行で複数のエージェント登録することも、転職サイトと併用するのもありですし、リファラル採用や直接応募を別でやるのも全く問題ありません。大切なのは、自分が納得できる、『ここにしよう!』と思える企業に入社することです。転職エージェントは、そのための手段の一つだと考えてください。

ありがちなパターンとして、

  • アドバイザーに強く勧められて断り切れずに応募した
  • せっかく紹介してくれたんだから断るの悪いな
  • アドバイザーが選んでくれたんだから良いところなんでしょ?

というような理由で応募企業を選定する人がいますが、これはNGです。自分の目で企業情報や求人票を確認し、あくまで興味が湧いた企業に応募するというスタンスを崩さないようにしてください。

 

転職エージェントからの情報を鵜呑みにしない

転職エージェントを利用すると、あなたが狙っている業界や企業の情報を提供してくれことがあるでしょう。表には出てこない情報もあるのでこれはありがたいことなのですが、その情報を鵜呑みにしてはいけないことを覚えておいてください。

転職エージェントが情報を得ているのは、あくまで企業の人事ラインの人ですから、現場の声と必ず一致しているとは限りませんし、実態が異なっていることは十分あります。また。キャリアアドバイザーが必ずしもネガティブの情報を全て公開してくれるとは限りません。

転職エージェントからの情報は、あくまで数ある情報の一つとして捉え、企業口コミサイトや企業HPなど、様々な情報源から情報を集めることを必ず行ってください。

 

2.転職エージェント利用時に必要なマインド

 

イニシアティブは自分で握る

転職エージェント利用を検討する人の中で少なからずいるのが、

『転職エージェントを使えば企業にお膳立てしてくれて、対策も求人紹介も条件交渉もやってくれて良い感じに転職させてくれるんでしょ?』と思っている人です。これは大きな勘違いなのでしっかり認識しておいてください。

 

どんなサービスを使うにしても、転職を決めるのも、応募企業を決めるのも、面接を受けるのも、入社企業を決めるのも全てあなた自身です。もし転職エージェントを利用するとしても、それはそのあなたの1つ1つの意思決定のサポートをする存在に過ぎず、転職活動のイニシアティブは自分で握らなければならない、ということを忘れないでください。

何か上手くいかないことがあったとき、親が、会社が、同僚が、夫や妻が、と他責的に考えてしまう傾向のある人は特に注意です。

 

キャリアアドバイザーにイニシアティブを握られると不都合な場合も

別記事でもお伝えしている通り、転職エージェントは転職者が実際に入社した際に当該企業からオファー年収の30%を成功報酬として受け取る、というビジネスモデルです。

つまり、あなたが実際にどこかの入社してくれない限りはお金にならないし。何ならなるべくオファー金額の高い企業に入社してほしいわけです。また、できればエージェントやアドバイザーと取引のある企業に、良い感じの分配と頻度で転職者を送り込みたいのが本音です。

 

もし、あなたが転職活動において、意志を持たないままエージェントに登録していることを察知されると、このようなエージェント側の都合に左右された恣意的な求人紹介に付き合わされる可能性が高いです。また、複数の内定を得た場合でも、あなたの適正よりもオファー年収の高さでどちらかを勧められる、なんてことも考えられます。

 

これらは全て、あなたが強い意志と軸を持って転職活動に臨めば問題ではありません。あくまで主体はあなた自身、エージェントはサポーターであるということを、よく覚えておいてください。

 

礼儀は重んじつつ、遠慮はしないこと

他人の反応を気にしすぎてしまう人にありがちな傾向ですが、自分の意見を述べるのを遠慮してしまう方もいると思います。そういう方は意見を全て言い切らなかったり、不必要にオブラートに包んでしまったりするものですが、転職エージェントの利用においては、それが原因で意思疎通や細かい部分のニュアンスの認識が食い違ってしまったりするものです。

転職エージェント利用時の鉄則は以下の4つです。これを守ることに自信のない人は、エージェント経由での転職活動を考え直した方が良いくらいにお考え下さい。

  • 言いたいことは言う
  • 疑問点は全て質問する
  • 断る時はきっぱり断る
  • アドバイザーの対応に疑問を感じる時は指摘する
  • 社会人としての礼儀は守る
また、アドバイザーとどうしても話がかみ合わないとか、紹介される求人が全く的外れだとか言う場合は、アドバイザーの変更や利用するエージェントの変更といったジャッジも必要です。これを行うのもあなた自身だということを覚えておいてください。
 

まとめ

いかがでしたか?今回は転職エージェント利用時の注意点、主に心構えの部分についてご紹介しました。上記の点を守って利用すれば、転職エージェントはあなたにとって非常に頼もしい存在となってくれるはずです。

是非、エージェントを有効に活用し、あなたの転職活動を成功に導いてくださいね。

 

ブログランキングに参加しています。
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

 

転職・キャリアランキング

転職エージェント利用のメリット・デメリット

f:id:rikuhiro1:20191105002104j:plain

転職エージェントを上手く使うには??

転職エージェントの概要、ということで前回ご紹介の記事をアップしました。今回は、あなたが実際の転職エージェント利用した場合を想定し、メリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

 

転職エージェントの概要記事はこちら

www.rikuhiro.com

 

転職エージェント利用のメリット

それではまずメリットから見ていきます。一部概要記事と重複するところもありますが、再度確認してください。

 

1.無料で利用可能

 やはりここは大きいですよね。上記記事でもご紹介した通り、転職エージェントは転職者の入社時に企業から成功報酬を受け取るスタイルのビジネスです。転職者からお金をもらうことはありませんのでご安心ください。

転職活動は、交通費や証明写真、身に付けるものを新調する費用など、何かとお金がかかるものですから、無料でサービスが受けられるのは嬉しい話ですよね。

 

2.非公開求人の紹介

企業が公式HPや転職サイトにはないエージェント向けだけに求人を出している場合も多いです。なぜなら、ある程度エージェント側で応募者のフィルタリングをしてくれるので、企業側としては無駄な書類選考や面接の手間を省くことができるわけですね。

ただし、売り手市場の場合は企業側もあらゆる媒体に求人を出しまくる場合もありますので、敢えてエージェント経由でなくても良い場合もあります。これはその時の転職市場の活況具合を見て、判断するべきところです。

 

3.企業の内情をある程度知ることができる

転職エージェントは、求人を出す企業ともお付き合いしているわけなので、その企業がどういうことを目論んで求人を出しているのか、とか過去の実績からその企業はどういう傾向がある、という情報を握っています。これは表からは見えない情報ですので、得られることに大きな意味があると言えるでしょう。何だったらあなたの方からアドバイザーに聞いてみてください。

 

4.書類の添削をしてくれる

転職活動をするとなると、必ず履歴書や職務経歴書を書きますが、どう書いたら良いか迷われる方はとても多いと思います。転職エージェント経由での応募ならば、書類を添削してくれ、ヒアリングの内容からどんな内容を盛り込み、どこを中心にアピールしていくかについて、アドバイスをくれます。

 

5.面接対策に付き合ってくれる

面接は、企業毎の【重視しているポイント】や【聞かれやすい質問】【刺さりやすいアピール方法】というのが必ずあります。しかし、この情報をわざわざ公開してくれる企業はなかなかありません。転職エージェントからの応募であれば、この情報も得ることができるでしょう。

面接で話すのが苦手、とか咄嗟の時に言葉が上手く出てこない、という人には非常に助かるインプットになるはずです。これもあなたからアドバイザーに対して聞いてみてください。

 

6.日程調整や交渉を代行してくれる

応募手続き、面接日程調整、待遇交渉、入社日調整等、各種調整や交渉は全て転職エージェントが代行してくれます。自分でやるとなるとかなり手間なので、嬉しいところです。場合によっては、転職エージェントを事務代行的に使うという手もありだと思います。

 

転職エージェント利用のデメリット

 

1.応募企業の幅が限定される

転職エージェントはあくまで成果報酬スタイルなので、あなたの社歴や学歴、経験から内定獲得が難しい、と判断した企業の求人を紹介してくれることはほとんどありません。ジャンプアップを狙っている人には向かないかもしれません。

 

2.エージェント都合で会社を紹介されることも

企業から報酬を貰う立場、ということもあり、転職エージェントはどちらかいうと企業側の味方です。また、アドバイザー毎にノルマを抱えているため、そのノルマ達成だとか、企業との付き合いの関係でミスマッチな求人を紹介されることもないとは言えません。これはエージェントというビジネスの特性上仕方のないことなので、転職者側であるあなたがきっぱり断る必要があります。

 

3.人材市場価値が低いと求人を紹介してもらえない

あなたの経歴・スキル的に企業に売り込むには弱いとか、プライベートや健康上の理由でペナルティを抱えているとか、様々なパターンがありますが、転職エージェントに「この人は難しい」と判断されると求人をろくに紹介してもらえないこともあります。エージェントからしてみれば、お金になる見込みのない人は相手にしている暇はない、ということです。

この場合は、他のエージェントを使うとか、そもそもエージェント以外の方法での転職を検討するということになるでしょう。

 

4.サポートスキルの低いアドバイザーの存在

人材紹介会社というのは、とても流動性の高い業界で、3年いれば結構長いね、という世界です。ですから、あなたにつくアドバイザーが、【アドバイザーになりたて!】という可能性も十分あります。(そんなこと表向きは言いませんけどね)そういう場合、期待するサポートが十分受けられないことも考えられます。

多少のことは目を瞑るにしても、目に余る場合はアドバイザーを変えてもらうよう、要請してみてください。

5.強引に転職を勧めてくるアドバイザーの存在

本来アドバイザーは、あなたが転職するかどうかも含めて面談時にヒアリングを行うものですが、転職エージェントが成功報酬型のビジネスであることもあり、ノルマ達成に目が眩んで転職を強引に勧めてくるアドバイザーも存在します。

ろくに話も聞かず、転職を進めようとしてくるようなアドバイザーに当たったら要注意です。アドバイザーを変えてもらうか、エージェントそのものを変更することを検討してください。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は転職エージェント利用時のメリット・デメリットをご紹介しました。転職エージェント利用時のイメージが少しずつ湧いてきたでしょうか?

転職エージェント利用時には以上のような点を踏まえつつ、デメリットには注意し、メリットは最大限に活用して、あなたの転職を成功に導いてください。

 

ブログランキングに参加しています。
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

 

転職・キャリアランキング

転職エージェントって何?サービス内容をご紹介します。

 

f:id:rikuhiro1:20200201145527j:plain

実はよく知らないあなたのために!

本ブログでも何度か名前が出ている「転職エージェント」。転職経験がある人には馴染み深いものですが、未経験の人の中には転職エージェントと縁がなく、実はどんなサービスなのかよく知らない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな転職エージェントの概要と受けられるサービスについて、ご紹介したいと思います!

 

 

1.転職エージェントとは何なのか?

転職エージェントとは、転職市場において採用を希望する企業と、転職を希望する転職者の双方にサービスを提供している企業です。

企業に対しては、中途採用実施にあたり、採用人材に求める経験や人間性、提供できる待遇などを確認して、求人情報として自社エージェントで求人情報として保持します。

また、転職希望者に対しては、キャリアの棚卸しや転職先でやりたい仕事、得たい労働環境、待遇などを確認して、持っている求人情報の中から希望や条件に合った企業を紹介してくれます。転職活動のスタートから入社までバックアップしてくれる存在です。

 

2.転職エージェントで受けられるサービス

転職エージェントへの登録を行うと、担当のキャリアアドバイザーが1人付きます。事前のヒアリングシートなどの記入を経て初回面談を行い、求人の紹介や面接の調整等を行い、入社までをサポートするのが転職エージェントの主な役割です。

「転職エージェントって名前は聞いたことあるけど、実際何してくれるのか詳細には知らない…」というあなたのために、転職エージェントに登録すると受けられるサービスをご紹介したいと思います。

 

キャリアの棚卸し、強みや弱みの分析

転職活動の第1ステップとして、自己分析があります。ここでは、あなたのこれまでのキャリアや経験・スキルを棚卸ししたり、強みや弱みを分析していきます。とは言え、これってやったことない人にはなかなか難しいものだったりします。そこで、転職エージェントでは、登録時や初回面談前に作成するヒアリングシートや、初回面談の席で、前述の自己分析をサポートしてくれます。

 

応募書類の添削

転職活動においては、履歴書と職務経歴書・志望動機書などの書類を作成する機会が多分にあります。特に多いのが職務経歴書ですが、この書き方も、抑えておくべきコツがあったり、企業によって少し見ているポイントが違ったりするものです。

転職エージェントサービスを利用すると、これらの書類について添削してくれたり、盛り込んだ方が良いコンテンツを事前に教えてくれたりします。書類作成で何を書いたら良いか迷ってしまう方には、嬉しいサービスです。

 

求人情報の紹介

転職エージェントが自社で保有している求人情報を紹介してくれます。ここで大事なのは、あなたとの面談の結果を踏まえ、あなたの希望やキャリアプランに合った求人を紹介してくれるということ。応募したけど何か違った、という自体を自己応募の時よりも減らすことが出来ます。

また、転職エージェントで紹介される求人は、企業HPや転職サイトでは公開されていない非公開求人であることも多く、エージェント経由でしか応募できないものも多く存在しています。

 

面接の日程調整

仕事を続けながらの転職活動だと意外に大変なのが、応募企業との日程調整です。転職エージェント経由での応募であれば、面倒な日程調整や事務手続きを代行してくれます。また、オファー年収の交渉を代行してくれる場合もあります。

 

要所要所で不安があれば相談に乗ってくれる

ある程度転職経験があれば勝手がわかっているので心配はないかもしれませんが、初転職の時は色々と不安がつきものです。そんな時、キャリアアドバイザーに相談すれば、膨大なデータやアドバイザーの経験に基づいたアドバイスをくれることでしょう。

 

3.転職エージェントの利用は無料!そのカラクリは?

 よくある誤解として、「転職エージェントってお金かかるんじゃないの?」というものがあります。これは大きな誤解です。転職者が転職エージェントを利用することでお金がかかることはありません。

 

転職エージェントは成果報酬型のビジネス

「え?転職者に無料でサービス提供して、どうやって儲けてるの?」と疑問に思われたと思います。実は私もそこが気になって、初回の転職時にキャリアアドバイザーに根堀り葉掘り聞きました(笑)

転職エージェントのビジネスは、転職者が企業に入社を決め、実際に入社したら当該企業から転職者のオファー金額の30%前後を成果報酬として受け取ることで成り立っています。つまり、お金は企業➨転職エージェントに流れるものなので、転職者側には一切の請求がないというわけです。

 

入社して半年以内の退職するとペナルティ

 前述の成果報酬は、30%前後と大体相場が決まっているのですが、もし転職者が入社して半年以内(多少前後あります)に退職してしまうと、ペナルティとして転職エージェント➨企業に何%か返金しなくてはならなくなります。このため、入社してから半年間の間は、転職エージェントからあなたのところに何らかのフォローが入ることになります。

 

4.無料だからこそ気をつけたい!転職エージェント利用時のミソ

別記事で詳しくご紹介しますが、上記のことだけ見ると「最高のサービスじゃん!」と思うかも知れません。しかし、転職エージェント利用時には気をつけるべきポイントも存在します。本記事では概要だけご紹介します。

 

転職エージェントは誰の味方か

察しの良い方はお気づきのことと思いますが、転職エージェントは企業からの報酬で売上を立たせるビジネスなので、どちらかというと企業寄りの立場であって、必ずしも転職者を無料で甲斐甲斐しく世話してくれるサービスではないということです。ここを勘違いしていると痛い目に逢うかも知れませんよ。

 

質の低いキャリアアドバイザーも存在する

「転職エージェントで受けられるサービス」の項で説明したような役割を十分に果たしてくれない、果たせないキャリアアドバイザーも中には存在します。それは、ノルマを達成するためだったり、そもそも能力に問題があったりと理由は様々なのですが、質の悪いアドバイザーに当たってしまったら、アドバイザーを変更してもらったり、利用するエージェントを変更するなどの決断も必要です。

 

5.まとめ

いかがでしたか?転職エージェントの概要とサービス内容について、理解の助けになれば幸いです。転職エージェントについて、もう少し掘り下げた記事も今後更新していきますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

 

ブログランキングに参加しています。
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

 

転職・キャリアランキング

転職活動は退職前と後どちらにするべきか?それぞれのメリット・デメリットとは

f:id:rikuhiro1:20200215161950j:plain

安心を求めるか、退路を断つべきか

 転職活動を始める時、考えることの1つとして、

【辞めてからやる?仕事を続けながらやる?】というものがあります。どちらを選ぶべきか悩ましい…という方も多いと思います。今回は、それぞれのメリット・デメリットを確認していきたいと思います。

あなたの状況に合わせ、より適切な選択をするための参考にしてみてください。

 

 

基本は仕事を続けながらの方が良い

私の体感的に、転職活動を会社を辞めてからする人、仕事を続けながらする人の割合は50:50くらいかと思います。理由はいくつかあるのですが、私は仕事を続けながら転職活動をすることをオススメします。

理由は後述しますが、例外もありますので、合わせてチェックしてみてください。

 

会社を辞めてから転職活動をする場合のメリット・デメリット

メリット

時間が取れる

 転職活動はやはり手間暇かかるものです。情報収集や思ったよりも時間を食われる書類作成等、仕事を続けながらだとかなり忙しくなることは間違い有りません。

じっくり考え、万全の対策をするには、会社を辞めている方が時間をとりやすいです。

スケジュール調整がしやすい

 在職中の転職活動で大きなネックになるのがスケジュール調整です。中には始業前や就業後に面接を設定してくれる企業もありますが、日中に指定してくる企業も多く、働きながらだとどうやって抜け出そうか気を揉むのがセオリーです。

その点、仕事を辞めていれば調整は自由にできるので大きなメリットと言えるでしょう。

 「すぐ入社できる人」が強みになるケースも

長年勤めてきた人が急に辞めて欠員が出てしまったので募集、とか、引き合い案件が多く、1人でも多く人員を確保したい、というような場合、すぐ入社できる人のほうが重宝がられて採用に繋がりやすいケースもあります。この場合は会社を辞めていることが強みになるでしょう。

リフレッシュしたり、勉強したりする時間が取りやすい

一番大きいのはこれかもしれません。転職活動で多少予定は入ってくるものの、会社を辞めていれば予定のない日はリフレッシュしたり、資格や何かしらの技術の勉強をすることもできます。仕事を持ちながらの転職活動だと、その2つでほぼ予定が埋まりきってしまうので、なかなか辛いところです。

 

デメリット

収入がなくなる

一番大きいのは収入がなくなってしまうことです。退職金等はもちろんありますが、やはり月々の固定収入がなくなってしまうのは痛いものです。もし辞めてから転職活動をするなら、向こう3ヶ月くらいは生活に困らないだけの蓄えが必要でしょう。

焦ってしまう

収入がなくなってしまうが故に『早く決めなくちゃ!』と気持ちが焦ってしまい、結果転職に失敗してしまう人は意外に多いです。また、退路を断ってしまうことになるので選考に落ちた時の気分の落ち込み具合や感じるストレスの度合いが大きくなることでしょう。

職歴に穴が空いてしまうかも

2ヶ月や3ヶ月で次の転職先が見つかれば良いのですが、それ以上長引いてしまうと、【職歴にブランクがある】と見なされてしまうことがあります。企業側の印象を落としてしまう可能性があるので注意したいポイントです。気にしない企業は全然気にしませんけどね。

考え直して戻ることが難しい

転職活動をしていて、『色々見てみたけど、やっぱり現職のほうが良いな』という結論に至るケースもあります。この時、会社を辞めてしまっていては取り返しがつきません。

 

仕事を続けながら転職活動をする場合のメリット・デメリット

メリット

ブランクや収入の断絶が発生しない

『もし良いところが見つからなければ最悪今の会社にとどまっても良い』と余裕を持てるので、精神的に安定します。

過剰に妥協する必要がない

会社を辞めてしまっていると、『とりあえずどこか転職先を見つけなきゃ!』という気持ちが先行して、希望条件をいくつも妥協してしまうケースも多いようです。現状の不満を変えたくて転職活動をするのに、これではもったいないですね。

仕事を続けながらの活動であれば、条件に納得行くまで企業を探すことができますから、その心配はありません。(どこかで妥協は必要ですけどね)

面倒な手続きが要らない

会社に所属していない期間があると、その期間中の年金や税金、保険などの手続きを自分でしなくてはなりません。これ超絶めんどくさいです。

 

デメリット

情報収集や書類作成の時間が制限される

情報収集もそうですが、意外と応募書類の作成って時間を取られます。手書きでももちろんですが、PCで作成する職務経歴書も真面目に作り出すとかなり手間です。これを仕事を持ちながら平日終業後や土日にやるのって結構辛い…という側面があります。

選考スケジュールの調整が大変

平日の12:00~とか10:00~とかで平気で面接設定してくる企業が多いので、仕事を持ちながらだとなかなか調整が大変な場合も多いです。何とか企業側にお願いして終業後にしてもらったりするのですが、相手にも残業を強いることになるので心苦しい所。何とか言い訳を付けて有給半休を取っても、何度も同じ手は通用しません。ここは大きなデメリットと言えるでしょう。

 

注意!こんな人は辞めてからの方が良い

 心身に異常を来している

職場でのハラスメントや酷い過重労働が原因で、既に心身に異常を来している場合には、仕事を続けながらなんて悠長なことを言っている場合ではありません。すぐにでも退職し、できることなら療養してから転職活動をすることをオススメします。ただ、特にメンタルに異常を来している場合は、ストレッサーから離れると劇的に改善される場合もありますので、状況を見て判断してください。

仕事が忙しくて全く時間が取れない

健康を害する程ではないけど、長時間労働でとても仕事を続けながら転職活動するのは無理!という人は、先に辞めてしまうのも1つの手です。しかし。上記のデメリットをしっかり理解した上で転職活動を行う必要があるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?転職活動を退職前・後のどちらにするか、特に初めての方は迷うところかと思います。私は基本的に退職前の活動をオススメしていますが、上記のように個人の状況によって取るべき行動は様々です。

もしあなたが、転職エージェントを利用しての転職活動を検討しているならば、キャリアアドバイザーにあなたの現状を伝え、相談してみるのも良いかも知れません。

 

どちらのスタイルを選択するかで、あなたの転職活動の成否を決めかねない重要事項です。情報収集や比較検討の上、どちらにするかを選択してくださいね。 

 

 

ブログランキングに参加しています。
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

 

転職・キャリアランキング

IT業界新卒就職ランキングに見る!本当のオススメ企業とは(46位➨50位)

 

 

1.りくひろが選ぶ、各企業のオススメ度第10弾!

記念すべき第10回を迎えました、こちらの企画!

りくひろが仕事をした企業、入社した企業、友人が入社した企業等々、実際に見聞きした情報をもとに、2020年卒の新卒就職人気企業ランキングのIT業界版の上位から、各企業の本当のオススメ度を上位から5社ずつに分けてご紹介します!

 

今回は46➨50位の企業です。転職を目指す企業、気になる企業の情報があったら、是非チェックしてみてくださいね!

 

前回までの記事はこちらからご覧ください。

 

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

 

本記事では、おすすめ度を次のように定義します。

S:神の領域。入れるもんなら入ってみろ。

A:超難関、厳しいが入りたい、超優良企業。

B:入りたいし、採用枠もそれなりに開かれている、優良企業。

C:ダメとは言わないけど、自分が働けるか考えるべき企業

D:ナッパよけろ!!!

 

2.46位➨50位の企業

46位:キヤノンITソリューションズ

オススメ度:B

  • その名の通り、キャノングループのSIer。港区に本社を構える。キヤノンマーケティングジャパンの子会社にあたり、キャノンから見ると孫会社となる。
  • 昭和の日本企業的体質を引きずっている。過去複数の会社を統合してきたため、社風という社風がなく、カオス状態。固定化していないという意味では悪いことばかりではないかも。
  • IT企業の中ではかなりWLBが良い方と言える。家庭優先で働きたい人には良い。
  • 報酬水準は30歳で600万いくかどうか。悪くはないだろう。
  • そこそこ単価は高いがマネジメント力も技術力も特に無い。仕事も下請け仕事がメインだ。
  • キャノン本体が傾き始めているため、外販に力を入れているようだが、営業力もなく、特別売りもないため苦戦している模様。これからが勝負所だ。
  • 一流SIerの仲間入りを果たしたいようだが、プロセスが見えない。

 

46位:パーソルプロセス&テクノロジー(同率)

オススメ度:C

  • 渋谷区に本社を置く、パーソルホールディングスのグループ会社。
  • これまでランキングに登場した多くの企業と異なり、人材サービス業のグループ会社だからなのか、仲間意識の強い社風のよう。コミュニケーションスキルやビジネススキルが求められる環境なので、それが苦手な人は止めておこう。
  • 顧客先の企業に常駐する形式の仕事が多い様子。案件が多岐にわたるため、経験できる領域は広いようだ。
  • 報酬は30歳で500万いくかどうかというところ。決して高くはなく、人材流出が多い一因でもあるようだ。
  • WLBが取れる方向に向いてきているようだが、アサインされるプロジェクトによるようだ。
  • 会社としての方向性や戦略というものはなく、儲かれば何でも良いから頑張って!という雰囲気。それを良しとできるならば、悪くないかも知れない。

 

48位:三菱総合研究所

オススメ度:B

  • 千代田区に本社を構えるシンクタンク・ユーザー系SIer。三菱グループ各社の共同出資によって設立された。金融系と思いがちだが、出資会社には三菱重工や三菱電気も含まれているため、三菱UFJフィナンシャル・グループには入っていない。
  • 近年ITソリューション事業への注力を明言しているが、元々はシンクタンク・コンサルティングがメインだった。いわゆるSIerを想像して入社すると、ちょっとイメージと違うかも知れない。
  • 堅実で伝統的、縦割りで年功序列だが、人間関係は割とドライなようだ。
  • 報酬水準は高め、30歳で700~800万程度は狙えそう。
  • WLBはかなり良いが、中には「研究機関的位置づけの企業なのにWLBを求めるなんて」という人もまだいるようだ。
  • 官公庁から依頼を受けての調査研究に強みを持っている。
  • 元々研究機関の位置付けだったので、マネタイズの意識が低い傾向にあるようだ。ここが改善され、よりITソリューション領域が広がってくれば、将来はNRI的立ち位置にいけるのではないか。

 

49位:ニッセイ情報テクノロジー

オススメ度:C

  • 大田区に本社を構えるユーザー系SIer。その名の通り、主要株主に日本生命が名を連ねている。
  • 縦割り且つ日本的な社風。特に日本生命向けの部署はその傾向が強いようだ。
  • 上層部はほとんど日本生命からの出向者が占めており、出世には限界がある。
  • WLBはあまり取れていないようだ。特に平日の残業時間は多い。
  • 報酬水準は、30歳で500~600万というところか。良くも悪くもといった感じ。
  • 保険業界が今後冷えていくことを見据えて外販事業に力を入れているようだが、強い領域もなく、単価も高く、技術力もマネジメント力も特に無いので、現状厳しい。営業力も無いようだ。
  • このままいくと再編は避けられない状況だろう。

 

49位:リコー(同率)

オススメ度:D

  • IT企業…?いや、ここは機器メーカーのはず。大田区に本社を構える。
  • 一応ソリューション事業も持っているようだが、「その他の事業」にまとめられてしまう程度でお飾りである。
  • 入社しないほうが良い。もう経営がもたない。
  • 売上高は海外比率を高めたりして伸びてはいるが、営業利益が全く伸びない。儲ける力がないということだ。2018年度には営業利益-1150億円という記録的数字を叩き出した。
  • こんな状況でも未だに保守的な企業文化を維持している。上記のような状況なので、皆「改革せねば」と言っているが口だけである。
  • WLBは比較的良いようだ。リモートワークの制度も充実している。
  • 報酬は30歳で600万狙えるかというところ。しかし、これも業績がどんどん傾けば保証はされないだろう。
  • メイン事業のOA機器の販売がどんどんジリ貧になっていく中、現状は事態を打開するアイデアも能力もないようだ。このままいくとリストラ・再編を繰り返すことになるだろう。

 

いかがでしたか?

ここまでランキング上位50社を1社ずつコメントしながら確認してきました。興味があった会社、知らなかった会社等色々あると思いますが、このシリーズでご提供した情報が、少しでもあなたの転職活動・キャリアに役立てば幸いです。

本シリーズは一旦ここで打ち止めとします。またの機会に、51位以下の企業の中から抜粋でご紹介する記事を掲載したいと思います。引き続きよろしくおねがいします!

 

ブログランキングに参加しています。
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

 

転職・キャリアランキング

IT業界新卒就職ランキングに見る!本当のオススメ企業とは(41位➨45位)

 

 

1.りくひろが選ぶ、各企業のオススメ度第9弾!

すっかりお馴染みになってきました。こちらの企画!

りくひろが仕事をした企業、入社した企業、友人が入社した企業等々、実際に見聞きした情報をもとに、2020年卒の新卒就職人気企業ランキングのIT業界版の上位から、各企業の本当のオススメ度を上位から5社ずつに分けてご紹介します!

 

そこはかとなく人気っぽいこの企画の第9弾を、今回はお届けします。今回は41➨45位の企業です。気になる企業の情報があったらチェックしてみてくださいね!

 

前回までの記事はこちらからご覧ください。

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

本記事では、おすすめ度を次のように定義します。

S:神の領域。入れるもんなら入ってみろ。

A:超難関、厳しいが入りたい、超優良企業。

B:入りたいし、採用枠もそれなりに開かれている、優良企業。

C:ダメとは言わないけど、自分が働けるか考えるべき企業

D:ナッパよけろ!!!

 

2.41位➨45位の企業

41位:三菱UFJインフォメーションテクノロジー

オススメ度:C

  • 中央区に本社を置く三菱UFJフィナンシャル・グループのユーザー系SIer。三菱UFJ銀行を中心に、グループ各社のシステム開発・運用を担う。
  • 何度も社名変更や再編を行っており、設立してから40年弱で7~8回は社名変更を行っている。社員たちも「あぁ、またか」くらいに思っていることだろう。
  • 文化的には親会社と同様に銀行の根性が染み付いており、とてもIT企業企業とは思えないほど旧態依然としている。未だに設計書類に判子を付いているらしい。
  • 営業しなくても親会社から仕事が降ってくるいわゆるユーザー系子会社なので、意欲とか向上心とかとは無縁の会社。銀行系なので品質には厳しい模様。
  • 上層部は親会社からの出向がほとんど。出世には限界がある。
  • WLBはかなり良くなっているようだ。のんびり長く働く人向け。
  • 報酬はやってる仕事内容の割には高めという印象。30歳前後で600万は狙えるか。
  • 開発はほとんど外部に委託しているため、技術力ではなく、マネジメント力が求められる。それもグループに特化しているため割と特殊スキルになる要素も大きいようだ。
  • 外販部隊は存在しないため、今後縮小必須の銀行ビジネスに引きずられて縮小・再編が避けられない。今の所回避策もなさそうだ。

 

42位:JSOL

オススメ度:B

  •  大阪府大阪市に本社を構えるSIer。NTTデータの子会社だが、三井住友フィナンシャルグループの日本総合研究所も主要株主となっている。担当領域は一般企業や公共向けのシステム。
  • 以前はそうでもなかったようだが、最近はボトムアップ文化が醸成されてきているようだ。意外。ただし、縦割り年功序列的な文化は存在する。
  • 真面目で温和な人が多い。教育制度も充実している。
  • WLBはかなり取りやすい。家庭を第一に働くひとの方が多い印象。そういう人には良いかも。
  • 30歳で650万程度は狙える。業界内でも水準は高いほうだろう。
  • SAPに強みを持つ。今は更改需要でそれなりに潤っているようだ。
  • NTTデータの社名が入っていないことの弊害か、認知度が低く営業活動では困ることも多いようだ。
  • DX時代に合わせた事業展開はまったくできておらず、SAP需要が一段落したらどうするつもりなんだ?という状況。

 

43位:日本総合研究所

オススメ度:C

  • 品川区に本社を持つ、ユーザー系SIer。三井住友フィナンシャルグループで、コンサルティング部門も一応ある。
  • こちらも三菱UFJインフォメーションテクノロジーと同様、銀行の根性が染み付いており、旧態依然とした文化。縦割りで年功序列的。
  • 上層部は親会社からの出向がほとんど。プロパー出の役員はほぼいない。
  • 業務量は多いがWLB向上へ意欲は見せていると聞く。昔より改善されているようだ。
  • 報酬水準も三菱UFJインフォメーションテクノロジーと似たりよったり。30歳600万くらいか。
  • こちらも外販部隊が存在しないため、縮小していく銀行ビジネスにおんぶにだっこ状態の現状を脱却できない限り未来が見えない。

 

44位:日本ヒューレット・パッカード

オススメ度:D

  • エンタープライズ製品の製造販売とソリューションサービスを提供するIT企業。江東区に本社を構える。
  • 一応外資系企業に位置づけられるのだが、文化的には日系っぽい雰囲気。評価も所属年数などが加味されるようだ。
  • WLBは強く意識されており、リモートワークも実施可能。
  • 報酬水準は高く、結果を残せていれば30歳700万~800万も可能だ。しかし、最近は業績が芳しく無く、低下傾向にある模様。
  • 事業の方向性として、エンタープライズ製品にかなり集中しているように見えるが、クラウド移行時代に完全に逆行している。突破口があるわけではなく、業績は順調に下がってきているようだ。
  • 最近は事業の縮小や取りやめを繰り返し、人員整理も頻繁にある印象。同じく外資系のIBMや富士通・NECよりもこっちの方がヤバい。

 

45位:電通国際情報サービス(ISID)

オススメ度:B

  • 港区に本社を構えるSIer。電通グループの一員だが、実は米ゼネラル・エレクトリック社との合弁会社という位置づけ。
  • 外資の血が入っているからなのか、自由闊達で自分で道を切り開いていくことを良しとする社風。ボトムアップ的で自分でアピールしてやりたいことをさせてもらうような環境だ。消極的だったり大人しい人には向かない印象。
  • WLBはプロジェクトや上司によるようだ。他の日系企業に比べると、長時間労働が未だに残っていたり、ワーカホリックな人が多くいる模様。ただし、テレワークやサテライトオフィスの活用は進んでいるようだ。
  • 電通の仕事の割合は実はかなり低く、担当している業界や顧客は多岐にわたる。
  • 報酬水準は高く、30歳で750万程度は狙える。ただし、退職金が前払いされているので注意。
  • これは電通の影響なのか、営業能力、折衝能力、プレゼンテーション能力は非常に高い。しかし、実際に設計開発という段になると、特段強みがない企業に変貌してしまう。また、無駄に単価が高いので価格競争になると負ける。
  • かつては海外からパッケージを持ってきて売りつけるような商社的商売を行っていたが、それも限界に近く、ジリ貧。今後の事業の舵の切り方によって、上りも下りもしそうというところ。

 

いかがでしたか?

この辺になると聞いたことのない企業も結構出てくるかも知れませんが、知名度に関わらず、自分に合った企業選びのために、情報収集を欠かさないようにしてください。転職エージェント等を上手く活用し、表には出てこない情報も集めてみてくださいね。

 

ブログランキングに参加しています。
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

 

転職・キャリアランキング

IT業界新卒就職ランキングに見る!本当のオススメ企業とは(36位➨40位)

 

 

1.りくひろが選ぶ、各企業のオススメ度第8弾!

お馴染みになってきましたこの企画!

りくひろが仕事をした企業、入社した企業、友人が入社した企業等々、実際に見聞きした情報をもとに、2020年卒の新卒就職人気企業ランキングのIT業界版の上位から、各企業の本当のオススメ度を上位から5社ずつに分けてご紹介します!

 

そこはかとなく人気っぽいこの企画の第8弾を、今回はお届けします。今回は3640位の企業です。気になる企業の情報があったらチェックしてみてくださいね!

 

前回までの記事はこちらからご覧ください。

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

www.rikuhiro.com

本記事では、おすすめ度を次のように定義します。

S:神の領域。入れるもんなら入ってみろ。

A:超難関、厳しいが入りたい、超優良企業。

B:入りたいし、採用枠もそれなりに開かれている、優良企業。

C:ダメとは言わないけど、自分が働けるか考えるべき企業

D:よけろピカチュウ!!!

 

2.36位➨40位の企業

36位:PwC Japan

オススメ度:B

  • 本拠地をロンドンに構える外資系総合コンサルティングファーム。Big4の一角を担い、世界で18万に及ぶスタッフを擁する。日本での中心拠点は東京駅近く。
  • 総合計と謳ってはいるが、大体はストラテジー、監査系、IT系に大別される。Big4の中でも最もIT系の案件を捌いており、特にパッケージ導入等になるとアクセンチュアやNTTデータと競合することもしばしば。
  • オープン且つフラットな雰囲気だが、Big4+アクセンチュアの中ではまったりとした社風。他の4社に比べれば優しく面倒見の良い人が多い。
  • 外資系コンサルというと馬車馬のように働くイメージがあるが、ここ数年の働き方改革で相当改善されてきている。深夜や休日の労働はパブリックイメージよりも相当少ない。
  • アクセンチュアと同様、IT系案件を大量に捌いているために頭数が必要となり、中途採用を積極的に行っている。そのため、採用のハードルが下がり、人材クオリティの低下が否めない状況。
  • 他のコンサルティングファームも同様だが、完全に外資系的な雰囲気かというとそうでもない。日系的な要素も強く、結果へのコミット力と社内政治力の両方を兼ね備えていないと上に行くのは難しい。
  • ここ数年で急成長しているが、日本に限って言えば、「PwCはココが強い!」というところは特にないように思う。「グローバルネットワークが強い」とか言っているが顧客にとっては知ったこっちゃない話。
  • 給与水準は、アビームコンサルティングと同等くらいか。アクセンチュアよりは良い。マネージャーになれば1,000万を超えてくる。
  • コンサル初挑戦の人にはオススメしたいファームの1つ。

 

37位:大和総研ホールディングス

オススメ度:C

  • 大和証券グループの中間持株会社。参加にグループ内向けの株式会社大和総研と、グループ外向けの株式会社大和総研ビジネス・イノベーションを持つ。何故ホールディングスの単位でランクインしているのかは謎。
  • 上記のように役割は分けられているが、結局は大和証券にすべてが左右される企業。外販部隊の業界でのプレゼンスは無いに等しい。
  • 基本的に上層部は大和証券からの天下りなので、出世には限界がある。
  • 縦割り、年功序列の日本的企業そのもので、ITの企業として尖った技術を持っているなんてことは全く無い。
  • この手の企業は激務なイメージがあるが、最近はWLBが改善されているようだ(管理職はお察しろ状態)
  • 待遇は多少親会社の業績に左右されるが、悪くはないようだ。
  • SEとして大成したい人ではなく、長く緩く働きたい人向けの企業

 

38位:日立ソリューションズ

オススメ度:C

  • 日立製作所の子会社で、品川に本社を置く。10年ほど前にグループ内の2社が合併して設立された。連結従業員数11,000人を超えるなかなかの大所帯。
  • グループ内では、日立システムと並んで親会社から流れてきた仕事をこなす。こちらは設計・開発部隊で、運用・保守は日立システムズが担う。
  • 一応外販もあるが、営業力がまるで無いので既存の顧客との取引がほとんど。
  • 日立グループらしく、激務をこなす風習は残っているようだ。WLBはあまり期待できない。
  • 下請け会社気質である上に、技術力がないのに単価が高い日立グループの一員であるため、売りが見当たらない。親会社とともに沈んでいきそうな企業の一つ。
  • 親会社同様、保守的な日本企業。わざわざ中途で入るようなところではない。
  • グループ内での組織再編を頻繁に行っており、入社すると巻き込まれること請け合い。

 

39位:インテック

オススメ度:C

  • TISの子会社で、富山県に本社を構える独立系SIer。インフォメーションテクノロジーから取ってこの社名らしい。ネーミングセンスなんとかしろ。
  • まったりとした社風であるため、社員も穏やかな人が多い。人間関係でのストレスは少ないようだ。
  • 保守的、年功序列の日本企業的社風。
  • WLBは特別悪くはないようだが、独立系ということもあり、案件の状況にかなり左右されるようだ。
  • TIS同様、レガシーな人月商売のSI事業から脱却できる展望は見えてこない。新技術に触れるような機会は皆無であり、中途でわざわざ入るような会社ではない。

 

40位:富士ゼロックス

オススメ度:C

  • IT企業…?確かにソフトウェアやネットワークサービスもやっていないことはないが、ここは機械メーカーでしょ。
  • 2018年に富士フィルムと経営統合、翌年富士フィルムの完全子会社とすることが発表された。
  • まったりとした社風で、温厚な人が多いことで有名だが、富士フィルムの血が入ってきたことで今後変容していくことが予想される。
  • メーカーらしく、働き方改革がかなり進んでおり、WLBはかなり良いようだ。
  • IT企業というか、これまでは基本複合機等のデバイス販売を抱き合わせでのソリューションサービス提供を軸としてきたため、純粋なSI事業などのケイパビリティはさっぱり持っていない。
  • 数年以内の米ゼロックスとの販売提携を解消することを発表しており、ブランドが使えなくなった後のビジネス展開をどうしていくのかさっぱり見えない状況。
  • SEとして経験を重ねたい人の選択肢にはまず入ってこないだろう。新卒バイアスで間違ってランキングに入ってきてしまった感が強い。

 

いかがでしたか?

PwCは意外とランクが低いです。知名度の問題でしょうか…?超有名どころのシスコシステムズも79位だったりと、やはり就活生の情報収集には偏りがあるようです、ランキングには惑わされず、自分に合った企業選びを心がけてくださいね。

それにしても、何故富士ゼロックス…笑

 

ブログランキングに参加しています。
記事を見て「参考になった!」という方は応援クリックをよろしくお願いします!

にほんブログ村 転職キャリアブログへにほんブログ村

 

転職・キャリアランキング