IT業界新卒就職ランキングに見る!本当のオススメ企業とは(36位➨40位)
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1.りくひろが選ぶ、各企業のオススメ度第8弾!
お馴染みになってきましたこの企画!
りくひろが仕事をした企業、入社した企業、友人が入社した企業等々、実際に見聞きした情報をもとに、2020年卒の新卒就職人気企業ランキングのIT業界版の上位から、各企業の本当のオススメ度を上位から5社ずつに分けてご紹介します!
そこはかとなく人気っぽいこの企画の第8弾を、今回はお届けします。今回は36位➨40位の企業です。気になる企業の情報があったらチェックしてみてくださいね!
前回までの記事はこちらからご覧ください。
本記事では、おすすめ度を次のように定義します。
S:神の領域。入れるもんなら入ってみろ。
A:超難関、厳しいが入りたい、超優良企業。
B:入りたいし、採用枠もそれなりに開かれている、優良企業。
C:ダメとは言わないけど、自分が働けるか考えるべき企業
D:よけろピカチュウ!!!
2.36位➨40位の企業
36位:PwC Japan
オススメ度:B
- 本拠地をロンドンに構える外資系総合コンサルティングファーム。Big4の一角を担い、世界で18万に及ぶスタッフを擁する。日本での中心拠点は東京駅近く。
- 総合計と謳ってはいるが、大体はストラテジー、監査系、IT系に大別される。Big4の中でも最もIT系の案件を捌いており、特にパッケージ導入等になるとアクセンチュアやNTTデータと競合することもしばしば。
- オープン且つフラットな雰囲気だが、Big4+アクセンチュアの中ではまったりとした社風。他の4社に比べれば優しく面倒見の良い人が多い。
- 外資系コンサルというと馬車馬のように働くイメージがあるが、ここ数年の働き方改革で相当改善されてきている。深夜や休日の労働はパブリックイメージよりも相当少ない。
- アクセンチュアと同様、IT系案件を大量に捌いているために頭数が必要となり、中途採用を積極的に行っている。そのため、採用のハードルが下がり、人材クオリティの低下が否めない状況。
- 他のコンサルティングファームも同様だが、完全に外資系的な雰囲気かというとそうでもない。日系的な要素も強く、結果へのコミット力と社内政治力の両方を兼ね備えていないと上に行くのは難しい。
- ここ数年で急成長しているが、日本に限って言えば、「PwCはココが強い!」というところは特にないように思う。「グローバルネットワークが強い」とか言っているが顧客にとっては知ったこっちゃない話。
- 給与水準は、アビームコンサルティングと同等くらいか。アクセンチュアよりは良い。マネージャーになれば1,000万を超えてくる。
- コンサル初挑戦の人にはオススメしたいファームの1つ。
37位:大和総研ホールディングス
オススメ度:C
- 大和証券グループの中間持株会社。参加にグループ内向けの株式会社大和総研と、グループ外向けの株式会社大和総研ビジネス・イノベーションを持つ。何故ホールディングスの単位でランクインしているのかは謎。
- 上記のように役割は分けられているが、結局は大和証券にすべてが左右される企業。外販部隊の業界でのプレゼンスは無いに等しい。
- 基本的に上層部は大和証券からの天下りなので、出世には限界がある。
- 縦割り、年功序列の日本的企業そのもので、ITの企業として尖った技術を持っているなんてことは全く無い。
- この手の企業は激務なイメージがあるが、最近はWLBが改善されているようだ(管理職はお察しろ状態)
- 待遇は多少親会社の業績に左右されるが、悪くはないようだ。
- SEとして大成したい人ではなく、長く緩く働きたい人向けの企業
38位:日立ソリューションズ
オススメ度:C
- 日立製作所の子会社で、品川に本社を置く。10年ほど前にグループ内の2社が合併して設立された。連結従業員数11,000人を超えるなかなかの大所帯。
- グループ内では、日立システムと並んで親会社から流れてきた仕事をこなす。こちらは設計・開発部隊で、運用・保守は日立システムズが担う。
- 一応外販もあるが、営業力がまるで無いので既存の顧客との取引がほとんど。
- 日立グループらしく、激務をこなす風習は残っているようだ。WLBはあまり期待できない。
- 下請け会社気質である上に、技術力がないのに単価が高い日立グループの一員であるため、売りが見当たらない。親会社とともに沈んでいきそうな企業の一つ。
- 親会社同様、保守的な日本企業。わざわざ中途で入るようなところではない。
- グループ内での組織再編を頻繁に行っており、入社すると巻き込まれること請け合い。
39位:インテック
オススメ度:C
- TISの子会社で、富山県に本社を構える独立系SIer。インフォメーションテクノロジーから取ってこの社名らしい。ネーミングセンスなんとかしろ。
- まったりとした社風であるため、社員も穏やかな人が多い。人間関係でのストレスは少ないようだ。
- 保守的、年功序列の日本企業的社風。
- WLBは特別悪くはないようだが、独立系ということもあり、案件の状況にかなり左右されるようだ。
- TIS同様、レガシーな人月商売のSI事業から脱却できる展望は見えてこない。新技術に触れるような機会は皆無であり、中途でわざわざ入るような会社ではない。
40位:富士ゼロックス
オススメ度:C
- IT企業…?確かにソフトウェアやネットワークサービスもやっていないことはないが、ここは機械メーカーでしょ。
- 2018年に富士フィルムと経営統合、翌年富士フィルムの完全子会社とすることが発表された。
- まったりとした社風で、温厚な人が多いことで有名だが、富士フィルムの血が入ってきたことで今後変容していくことが予想される。
- メーカーらしく、働き方改革がかなり進んでおり、WLBはかなり良いようだ。
- IT企業というか、これまでは基本複合機等のデバイス販売を抱き合わせでのソリューションサービス提供を軸としてきたため、純粋なSI事業などのケイパビリティはさっぱり持っていない。
- 数年以内の米ゼロックスとの販売提携を解消することを発表しており、ブランドが使えなくなった後のビジネス展開をどうしていくのかさっぱり見えない状況。
- SEとして経験を重ねたい人の選択肢にはまず入ってこないだろう。新卒バイアスで間違ってランキングに入ってきてしまった感が強い。
いかがでしたか?
PwCは意外とランクが低いです。知名度の問題でしょうか…?超有名どころのシスコシステムズも79位だったりと、やはり就活生の情報収集には偏りがあるようです、ランキングには惑わされず、自分に合った企業選びを心がけてくださいね。
それにしても、何故富士ゼロックス…笑
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