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IT業界新卒就職ランキングに見る!本当のオススメ企業とは(21位➨25位)

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人気ランキングだけに騙されてはいけません

 

 

 

1.りくひろが選ぶ、各企業のオススメ度第5弾!

これまで4回にわたって、りくひろが仕事をした企業、入社した企業、友人が入社した企業等々、実際に見聞きした情報をもとに、2020年卒の新卒就職人気企業ランキングのIT業界版の上位から、各企業の本当のオススメ度を上位から5社ずつに分けてご紹介しました。

 

今回はその続き。21位➨25位の企業について見てみたいと思います。

名古屋地区のIT企業の大本命、トヨタシステムズがここで登場します。20位以下は知名度も下がってきますが、中には良い企業も多くありますので要チェックですよ!話のネタとして、就職・転職活動の参考として少しでもお役に立てば幸いです。

 

前回までの記事はこちらからご覧ください。

 

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ランキングの元となる2020年卒のIT業界新卒就職人気企業ランキングはこちら

www.nikki.ne.jp

本記事では、おすすめ度を次のように定義します。

S:神の領域。入れるもんなら入ってみろ。

A:超難関、厳しいが入りたい、超優良企業。

B:入りたいし、採用枠もそれなりに開かれている、優良企業。

C:ダメとは言わないけど、自分が働けるか考えるべき企業

D:ナッパよけろ!!!

 

2.21位➨25位の企業

21位:都築電気

オススメ度:C

  • 現在は新橋に本社があるが、元々は名古屋で創業した。富士通のディーラーとしての側面を持つ。というか商社のイメージの方が強い。
  • 部署にもよるがWLBは割と取りやすい印象。
  • 給与は比較的高い。NTTデータあたりと同等と聞く。
  • 一応SIerという位置づけらしいが、業界での存在感はまるでない。既存顧客との手堅い商売だけやっている。スキルレベルもお世辞にも高いとは言えない。
  • 年功序列、縦割りで、未だに飲みニケーションとかやってるような古臭い体質。キャリアアップしたい人が行くような会社ではない。
  • IoTやAI分野に力を入れようとしているが、恐らくTOP企業の後追いをしているだけで自社の明確ビジョンがあるわけではなく、また人材確保もできていないようなので大成するのは厳しいだろう。
  • 今後どの分野で稼いでいくのか、企業としての意思が見えない。社員も不安に思っている様子。

 

22位:日本ユニシス

オススメ度:C

  • 老舗SIer。かつてはアメリカのUnisys Corporationと三井物産の合弁会社だった。現在は大日本印刷などが株主となっているが、どこかの子会社という位置づけではない。
  • 金融系に強みを持つ。それ意外も色々手を出しているが芽は出ていない。かつてメインフレームで相当な殿様商売をやっていた時代の名残が残っており、方向転換は一筋縄ではいかなさそうだ。
  • 年収は特別高くも低くも、という感じ。年功序列の風習が強く残る。
  • 旧態依然とした昭和的な企業文化。三井物産の子会社だった時代は経営陣も天下りの能無しが多く、企業としての方針もはっきり定まっていなかったため、売上も落ち込んでいた。
  • 主要株主が変わった2012年あたりから、大きく改革しようと方向転換を図ろうとしているようだ。しかし、まだ変革の中途段階なのか、中途半端な状態らしい。
  • 今入るのは微妙かもしれないが、企業変革が終わった後にどういう企業になるのか興味があるところではある。
  • 金融系は今後大冷えが予想されるので、今のままでは稼げる分野なくてかなり厳しい。

 

23位:トヨタシステムズ

オススメ度:C

  • 名古屋のIT企業就職する際には、ここがかなり勝ち組と言われる。名古屋近辺の中では給与水準が高いからだろう。
  • 昨年、トヨタコミュニケーションシステム、トヨタデジタルクルーズ、トヨタケーラムの3社が合併し、現在の形になった。合併により、3,000人近い規模になり、ランキングも昨年から46ランクジャンプアップしている、。
  • トヨタ系というと聞こえはいいかも知れないが、その実トヨタ自動車の奴隷と言って良い。横柄なトヨタ自動車からの仕事を粛々とこなしていく。この会社では要件定義力と安定運用が強く求められ、技術力は全く付かないと言って良い。
  • 協力会社の人間には異様に厳しい、という派遣ITあるあるが横行している。親会社の根性が染み付いている故だろう。
  • 年功序列で保守的な組織のため、新しい技術に触れる機会はほぼない。新技術を使った基盤構築は自社グループではできないと言って、試験研究が他の企業に発注されている。
  • 給与は名古屋地区では高いほうだが、上層部はトヨタ自動車からの天下りがほとんどなので、大した出世は望めないと思ったほうが良い。
  • 安定した会社が良い人には良いかも知れないが、キャリアアップしたい人が入る会社ではない。

 

24位:NTTコムウェア

オススメ度:D

  • NTTグループ向けのSIer。ユーザー系子会社と言って良い。一応グループ外に向けてのビジネスもあるようだが、営業力がまるでないのでほぼ機能していない。
  • SIerとは言いつつも、メインはNTTグループの通信インフラの構築と運用保守。
  • 意思決定はナメクジよりも遅く、外販ではとても使い物にならないビジネス形態。そのくせ単価も高いので価格競争でも勝てない。
  • 非常に旧態依然とした企業体質で、大規模システムや基盤構築運用意外の強みはほぼなく、トレンドを追うとかいうのとは無縁の企業。まだNTTデータの方がその辺りをカバーしている。
  • 給与水準は高め、WLBはPJによるが法令は遵守されているといった程度。
  • NTTグループ向けのビジネスが年々縮小傾向にあり、それ以外の軸も作れていないため、今の所沈みゆく船状態。この先戦える武器も持っていないし、開拓しようともしていない。

 

25位:NECソリューションイノベータ

オススメ度:D

  • 見りゃわかるが、NECグループのSIer。ユーザー系子会社の位置づけ。新木場に本社がある。2017年にNEC情報システムズという会社を吸収合併し、12,000人を超える大所帯となった。その割に売上は2,800億程度としょっぱい。
  • 親会社同様、旧態依然とした日本的な企業体質。スピード感はまったくない。
  • 親会社がダメなんだからそりゃダメに決まってるよね、という話。
  • 今後何を売っていくのか、外から見てもわからないし、恐らく経営陣自身もわかっていない。認証技術とかもっと上手いこと売れば良いのにね。
  • 官公庁向けのレガシーシステムが一応強いことになっているが、それも縮小傾向。他に売りもないので、このままでは親会社とともに沈んでいくだろう。しかし、「NECの看板があるから大丈夫」と、親会社ともども本人たちは未だに思っているので救いようがない。

 

いかがでしたか?

う~む、今回はイマイチな評価の会社が多かったですね。日本ユニシスの今後の変化に期待したいところです。次回は高評価な企業が登場します(多分)。良かったら是非ご覧ください。

 

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