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文系SEりくひろの転職体験記#2-1「2度目の転職活動に至るまで」

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今回から、 「文系SEりくひろの転職体験記#2」と題し、私の2度目の転職活動について綴っていきたいと思います。また宜しくおねがいします!

今回はプロローグで、2社目でのキャリアと、転職に至るまでのエピソードをお話します。

 

1.2社目でのキャリアプラン

私は2016年6月、 転職体験記#1で入社を決めたAMS社に入社し、働いていました。

※AMS社入社までの経緯は以下の記事をご覧ください。

www.rikuhiro.com

この時点で、私が達成したい目標は、以下の3つでした。

  1. 顧客折衝や上流工程を担うプライムで行う仕事がしたい
  2. いつか億の仕事ができるSEになりたい
  3. もっと稼ぎたい

このうち、2番はAMS社の規模から難しいことは分かっていたので、3社目の企業に譲ることにし、1番3番を達成できるようにしたい、というのが私のAMS社での大きな目標でした。また、これを更にブレイクダウンした結果、AMS社では次の2つのスキルを身につける必要があると考え、これを基にキャリアプランを検討しました。

 

 ① 顧客折衝、上流工程を自分で完結させ、顧客の期待に応える力

 ② 小規模でも良いのでチーム、案件のマネジメントをする力

 

2.次の転職に向けたプラン

AMS社でのキャリアプランを立てると同時に、AMS社では上記1~3のすべての目標達成は難しいことが分かっている以上、あまり長居するわけにもいきません。よって、2度目の転職を視野に入れた向こう数年間のプランも練っておく必要がありました。

実際の企業選びは転職活動時に詳しくするとして、ここでは、3社目を選ぶポイントの設定をしました。それは以下の3つです。

  • 億単位の大規模案件を扱うことが出来る
  • 将来的に大規模案件のマネジメントを担うことができる
  • AMS社退職時よりもオファー金額が高い

 

3.転職時期の設定

働くうちに居心地が良くなってダラダラ働き続ける…なんてことがないように、最初にAMS社で働く期限を切ろうと考えました。この時点での設定は2020年上半期でした。

 

何故この時期に設定したか?

2016年当時は、2009年頃から続いていた新卒・転職市場の冷え込みから抜け出し、徐々に売り手市場に傾いてきている頃でした。私は、この先しばらくはこの傾向が続くと睨んでおり、売り手市場化の過熱に便乗して2度目の転職活動も終えてしまいたい、と考えていました。

当時の景気減退要素として考えられたものは2つで、【消費税増税(8%→10%)】【東京五輪終了】がありましたが、消費税増税の方は当時まだ時期が決定していなかったため、東京五輪終了でこの好景気が一段落し、売り手市場化もストップするのではと予測し、2020年上半期を目処に転職しようと考えたのです。

 

4.2社目でのキャリア

実際に2社目のAMS社で経験した業務は以下のようなものでした。

  • 金融系基幹システムリプレイスプロジェクト スクラッチ開発メンバー
  • 製造業基幹システム 追加開発チーム(途中からチームリーダー)
  • 製造業向けBIツールを用いた経営管理システム構築チーム(チームリーダー)

 1つ目のPJは実質半年程度で終わったため、大半は2~3つ目のPJに携わることとなりました。AMS社はどちらかというと上流工程のスキルを求められる企業だったため、顧客折衝と上流工程スキルをここでバッチリ積むことができました。

 

当時私が所属していたグループには2つのチームが存在していましたが、ある時奇しくも両方のチームリーダーがそれぞれ退職・産休育休で現場を去ることになりました。私は、これはチャンスと思い、2つのチームを束ねていた上司に掛け合ったのです。

 

りくひろ「上流工程はある程度1人でできるようになりました。どのみち新しいチームリーダーも必要ですし、◯◯さん(上司)がリーダーを兼務したり、他から新しいリーダーを呼ぶのではなく、私にやらせてほしい」

上司「僕もそう思ってたからよろしく」

 

ということで、後半2年間ほどは、1チームのリーダーとして、最大10名ほどのチームを束ねることになりました。

 

5.予定を1年繰り上げての転職活動開始

 AMS社での2つの目標を、思ったよりも早い段階で達成できたため、入社して2年ほど経った2018年4月頃から、私は2度目の転職について考え始めていました。予想通り転職市場の売り手市場化は加速しており、AMS社でも中途採用者を採るのが難しいような状況となっていました。

私はというと、この2年の間に、いくつか資格を取得しており、TOEICの受験なども検討して勉強していたため、2020年の転職に向けて準備は着々と進んでいました。最も転職市場の熱が高まったところで転職してやると、意気込んでいたのです(笑)

 

消費税増税時期が決定したことで時期を再考

しかし、2018年10月、時期が不明確となっていた消費税10%化が2019年10月に決定したことが大々的に報道されました。これを受けて、私は

『過去、消費税が増税された後は多かれ少なかれ景気が後退している。当初2020年上半期の予定だったが、消費税増税前に転職しちゃった方が良いのでは?』

と考えました。

この考えは結果的に功を奏し、新型コロナウイルスの大流行によって転職市場が大冷えする前、それこそ転職市場が最も過熱していたときに、転職活動をすることができたのでした。

 

こうして、私は2018年11月頃から、2度目に転職活動に取り組むことになりました。転職活動開始後のエピソードは、次回の記事でお話したいと思います。

 

6.今回の教訓

  • 転職の時期は、景況を見て決める。それ以外は自分がここと決めたときがベスト
  • 積みたいキャリア、やりたい仕事があるのなら、主張すること。それでチャンスを掴めることも多々ある。察してくれないとか言っていても状況は変わらない

 

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