りくひろブログーIT転職の歩き方ー

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転職したいと思ったら 転職理由ランキング項目別対処法をご紹介!

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転職する時に何から始めたらよいかわからない方へ

このページにアクセスしてくださったあなたは、

  • キャリアアップしたい。
  • 今の会社ではできない仕事をしたい。
  • 年収を上げたい。
  • パワハラ上司や嫌いな同僚から逃れたい
  • 労働時間を短くしたい

などなど、様々な理由で転職を考えていらっしゃる方だと思います。

現在、特にIT業界の昨今の売り手市場化は凄まじいものがあり、各社とも人材の確保に苦労している状況です。この状況であるがゆえに『今なら行けるかも!』と思っている人も多いかと思います。

しかし、ちょっと待ってください。転職したいと思うからには、現職の環境に何かしら不満があるからなわけですが、あなたのその不満は本当に転職で解消されるものですか?そこがきちんと整理できていないと、転職後しばらくするとまた似たような不満を抱える結果になってしまいます。

そこで、今回は転職したいと思う理由別に、本当はどう対処するべきなのかということを考えていきたいと思います。あなたが現職に抱えている不満がどれに当てはまるのか、確認してみてください。

 

 

転職理由ランキング

まずは転職理由としてどんなものが多いのかを確認しましょう。エン・ジャパンが調査した、転職理由のホンネとタテマエを多い順に並べるとこうなっています。

ホンネ

1位:報酬を上げたい

2位:上司と合わない・職場の人間関係が合わない・評価に納得できない

3位:会社の将来に不安を感じる

タテマエ

1位:仕事の領域を広げたい

2位:専門スキルや知識を発揮したい

3位:会社の将来に不安を感じる

https://partners.en-japan.com/special/taisyokuriyuu/

ホンネとタテマエの両方に会社の将来性に対する不安が入ってくるあたり生々しいですね(笑)それでは、次の項でそれぞれの項目についてどう対処していくべきか、考えていきたいと思います。

 

ホンネ1位:報酬を上げたい

非常にわかりやすいですね(笑)『報酬を上げたい場合は転職しかないでしょ!』と思われるかもしれませんが、もう少し立ち止まって考えてみてください。そもそもあなたの報酬が上がらない理由ってなんでしょうか?例えばこんなものが考えられ、対処法は以下のとおりです。

 

ケース1:アピール下手で上司が良い評価をつける判断ができない

これ結構多いパターンです。「上司が全然自分のことを見てくれない!」という人がいますが、上司も自分の仕事こなしながら部下たちの仕事の全てを把握するのは実質不可能に近いです。どんなことをやっているのか、何を達成したのか、それ故自分にはどんな評価が相応しいのかを、苦手でも論理立ててアピールするようにしてみてください。もし、それで適正な評価が付いて報酬が上がるなら、わざわざ転職までする必要はありません。

 

ケース2:高い報酬を得られるだけの能力やスキルがない

自分で書いていても厳しい物言いだと思いますが、このパターンもあります。この場合は単純に経験を積み、資格などを取得してスキル習得を目指すしかありません。現段階では転職しても報酬アップは厳しいでしょう。

 

ケース3:人事制度に難アリ

あなたがどれだけ結果を出しても、人事制度的に年功序列で飛び級制度等がない場合です。これはもうどうしようもないので、転職を検討するより他ないでしょう。ただし、最近は企業も人材の流出を防ぐため、社員全体の給与の底上げを図るところも少なく有りません。近々そういう改定を行う計画がないかどうかは確認しておいたほうが良いかもしれません。

 

ケース4:そもそも会社が報酬を満足に出す気がない

このように書くと酷い気がしますが、実際こういう会社も多いです。結果を出していようがいまいが、やる気があろうがなかろうが同じような報酬で、「やりがい」とか「褒め言葉」とかで誤魔化しているようなケースです。このケースも転職するより他ないでしょう。

ただし、このパターンは意外に本人には自覚がないケースも多いです。自分の仕事が市場的にはどれくらいの価値があるのか、というのを日頃から確認する癖を付けてください。また、会社の売上を社員数で割った時の「1人あたり売上高」も確認しておいてください。これが低い場合は、今後の昇給も望めないかもしれませんよ。

 

ホンネ2位:上司と合わない・職場の人間関係が合わない・評価に納得できない

2位には、同率で3つの理由が上がってきています。最後の【評価に納得できない】の部分は、1位の部分で語っていますので割愛しますね。

残りの2つはどちらも人間関係系です。

人間関係系の理由による転職には注意が必要

まずお伝えしておきたいのは、人間関係の問題はどの職場にも必ずある、ということです。この理由で転職をする人が、転職満足度も低く、その後も転職を繰り返す可能性が高い層です。他責的な人には特にその傾向があります。

きちんと原因と対処法を見極めてから行動に移さないと、後悔する羽目になるかもしれませんよ。

それでは、代表ケースとそれぞれの対処法を確認してみましょう。

 

ケース1:上司、同僚と合わない場合

まず、合わないなと感じる上司や同僚がいた時に、不必要に自分を曲げて無理に合わせるのを止めた方が良いです。それをしているだけで大きなストレスになってしまいます。自分の職場でのスタンスをきちんと表明した方が良いでしょう。それで相手が理解を示してくれれば良いですし、嫌がらせをされたり、や上司に不当に評価を下げられるようなことがあれば、もっと上層の人間や人事に異動を申し出てください。

 

ケース2:自分に問題がないかどうかも考える

何となく受け入れていないとか、上司や同僚と親しくなれないという時は、あなた自身にも問題があるかもしれません。自分を必要以上に責める必要はないのですが、もし周りがあなたに対して良くないと思っていることがあり、且つあなたがそれを譲っても良いと思えるならば、改善するのも対処法の一つです。ただし、譲れないところを無理に譲ってストレスを溜めるのはやめてください。

 

注意!ハラスメント系は別で考えて!

最近はだいぶうるさくなりましたが、度を越したハラスメントが横行している会社もまだまだ多いです。上司や同僚からのセクハラ、パワハラなどで精神・身体に異常を来しているような場合は、我慢せずに人事や社内のハラスメント・ホットライン的なところに連絡してください。

ただし、酷い話ですが、中にはそういうところに相談しても丸め込もうとする会社もあるようです。この場合は、転職を検討するべきでしょう。

 

※私としては許しがたいハラスメントを仕掛けてくる相手にはたっぷり仕返しすることをおすすめしたいのですが、友人たちに「世の中お前みたいなやつは少ないから無理」と言われるのでご紹介は割愛します(´・ω・`)ションボリ

 

ホンネ3位:会社の将来に不安を感じる

これは転職するより他ありませんね(笑)泥舟に乗っていてはあなたの精神の健康にもよくありません。確かにIT企業には自転車操業的にな経営をしているところや、陳腐化した業務や技術にいつまでもしがみついているところも多いです。その状態に不安を覚えるならば、早めに転職することをおすすめします。

 

 まとめ

 いかがでしたでしょうか。『もう辞めたい!』と思っていても、必ずしも転職が最適解ではなく、不満の理由を切り分けた上でどう対処するかを検討するのが重要、ということがご理解いただけたかと思います。

ただ、それでも最終的な決断をするのはあなた自身です。上記の話も一つの参考として、あなたの人生に後悔がないよう、選択してくださいね。

 

 

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